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大籔崇の経歴は?カンブリア宮殿に登場のエイトワン社長は元ニート!

   

今夜放送の「カンブリア宮殿」21時54分~22時54分に、株式会社エイトワン社長・大籔崇(おおやぶたかし)氏が出演する。

愛媛県松山市に本社を置く、エイトワンの社長である大籔氏は、旅館やホテルの経営に始まり、愛媛にこだわった10以上の事業を生み出し成功しているが、なんと会社を立ち上げる前は「ニート」だった。

今回は、村上龍氏が「今までのゲストの中で1番不思議な人かもしれない」と語り、窮地に立たされている地方都市に革命を起こしている異色の経営者、大籔崇氏に迫る!

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出典:EHIME VENTURE NETWORKING

株式会社「エイトワン」とは?

大藪氏が経営する株式会社エイトワンは、愛媛県松山市に本社を置き、平成18年4月に設立された。

日本の遺伝子を、前へ。」をキーワードに、愛媛県の伝統的な工芸、農業、産業に、オリジナルブランドを立ち上げ、愛媛県に革命をもたらすべく、みかんやタオルなどの「特産品」に着目したビジネスを展開させている。

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観光スポットとしても有名な、愛媛県松山市にある道後温泉の旅館の経営に始まり、今治タオル専門店、さらに収穫量全国2位の愛媛みかんを使ったジュース、陶磁器などのブランドを立ち上げるなど、愛媛にこだわった10以上の事業を生み出し、成功させている。

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出典:株式会社エイトワン

愛媛県の抱える直近の大きな問題として、2017年から2024年までを予定している「道後温泉本館」の耐震改修工事があるが、工期が約7年と非常に長い。

そこで愛媛県は、観光、経済に与える打撃を乗り越えるためにも、「道後温泉本館」に負けない集客の柱が必要となる。

そのためにエイトワンは、今治タオル専門店「伊織」を全国、そして世界に展開し、「伊織」を世界一のタオルショップに成長させ、世界一のタオルショップがプロデュースする今治タオルを楽しめる温泉施設「伊織スパ&リゾート(仮称)」を松山に作り、世界中から愛媛に観光客を呼ぶことができるような事業に成長させることを、今後のビジョンとしている。

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出典:www.yume-kura.jp

現在、今治タオル専門店「伊織」は東京・銀座、大阪・梅田をはじめ、全国に約20店を展開。「伊織スパ&リゾート」は、愛媛県松山市梅津寺町に、2017年夏の開業を目指して、温泉掘削工事が進められている。

また、エイトワンの経営理念は「心からの感動をクリエイトする」。エイトワンのHPには、感動を提供し続けることしか、企業が生き残る道はないと記載されており、感動に焦点をあてた事業に取り組んでいる。

感動を提供し続けることしか、企業が生き残る道はない。
そして感動を生み出すために、特に「義」と「志」をもって事業に取り組み、
その活動を通じて現代社会の抱える諸問題を解決する。
出典:株式会社エイトワン

株式会社エイトワンの年商

2012年7月期 6億2千万円
2013年7月期 9億5千万円
2014年7月期 11億8千万円
2015年7月期(予想)16億円

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 エイトワン社長・大籔崇氏の経歴

プロフィール

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出典:株式会社エイトワン

名前:大藪崇(おおやぶたかし)
生年月日:1979年8月1日(35歳)
出身地:広島県福山市
出身大学:愛媛大学法文学部
役職:株式会社エイトワン代表取締役社長
趣味:読書
休日の過ごし方 :感性が刺激されそうなものを見る
過去に経験したスポーツ:バスケットボール
座右の銘:自己責任

 

大学時代はパチンコに明け暮れる

大藪氏が経営する株式会社エイトワンは、愛媛県松山市に本社を置いているが、大藪氏は広島県出身だ。

なぜ愛媛でビジネスをしているかというと、中学生のときに家族で旅行して好きになったことと、「国立大学の中で、愛媛大学なら何とか入れそうだった」という理由で決めた、松山の愛媛大学への進学がきっかけだった。

そんな大籔氏の学生時代は、エイトワンを立ち上げた社長とは思えないような、驚きの生活を送っている。

なんと愛媛大学在学中は、大学の授業にほとんど出ず、友人たちとパチンコ三昧と、ニートのような日々を送っていたそうだ。友人たちの中でも特に熱中していた大藪氏は、当時のことを以下のように語っている。

友人たちは週2、3日のペースだったが、私だけは週5、6日はパチンコホールに通っていた。それほどのめり込んでおり、とにかくパチンコ漬けだった。実家から離れて一人暮らしをしていたこともあり、家族は私の将来をいつも心配していた。「こんなことで大学を卒業したら、どうするつもりなのか」と在学中、実家に帰るたびに何度も言われた。
出典:日経ビジネス

普通パチンコ三昧な生活を送っていれば、お金に困った生活をしているようにも思える。しかし大藪氏は普通ではなかった。なんとパチンコで累計1000万円もの利益をあげたのだ。

なぜ負けなかったのか?大藪氏は仲間たちと集団でパチンコ店に行き、全員の損益を一括し、再分配するという方法でリスクを分散させ、利益を追求した。

利益が出そうな店をきちんと選べば、全員が負けることはほとんどなかったそうだ。

しかし、パチンコ三昧な生活を送っていた大藪氏は大学を留年。半年後にはなんとか単位を取り終えて卒業し、卒業後はファイナンシャルプランナー資格を取得するために専門学校に通い始める。

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株式投資で成功 しかし…

ファイナンシャルプランナー資格を取得するために、株式投資の知識を深めていた大藪氏は、パチンコでつくった貯金を元手に、投資の世界に足を踏み入れる。

「家をローンで買うと、約2倍のお金を払う事になるので現金で買いたい」と思っていた大藪氏の最初の目標は、家を現金で買うための3000万円だった。

株式投資を始めた最初のうちは、利益どころではなく、連戦連敗。手元にあった200万円の貯金は1年半後にはわずか35万円まで減少。しかし大藪氏はここでも普通ではなかった。

どういうミスがあったか、あのときはこうしておけばよかった」と、頭の中で常に考え、研究に研究を重ねてとにかくのめり込み、3年半で最高25億円もの大金を稼いでしまう。

その後はライブドアショックにあい、最終的に残高が15億円になったところで株取引をやめる。

欲しい物はひと通り手に入れ、悠々自適な生活を手にした大藪氏だったが、心のどこかで「物足りなさ」を感じていた。
大金を手にしてみると楽しく、それなりに幸せだったが、次第に「自分は、何かをやらなければならないのではないか」と思うようになっていた。少しだが寄付をしてみたこともある。確かに寄付した瞬間は「いいことをした!」と喜ぶことができた。しかし、それはあくまでもその時だけだった。自分の責任ですべきことは別にある気がした。
出典:日経ビジネス

 

原因は「他者貢献」

大藪氏が旅館の経営をするきっかけとなったのは、お世話になっていた司法書士の先生の紹介で会ったプランナーから「ホテルの経営に興味がないか」と、話を持ちかけられたのがきっかけだった。

その時は、「自分がやるべき事業はこれだ!」と、直感で感じたそうだ。

大藪氏は、投資で成功したのは大好きな愛媛が「ラッキーを与えてくれた」と考えていた。

自分を育てた愛媛に恩返しをすることが、自分を満たしてくれると考えた大藪氏は、迷わず旅館経営の参入を決めたそうだ。


その後は、今治タオル専門店、さらに収穫量全国2位の愛媛みかんを使ったジュース、陶磁器などのブランドを立ち上げるなど、愛媛にこだわった10以上の事業を生み出し、成功させている。

 

まとめ

元ニートであるという経歴からは想像もつかないような考え方で地方革命に名乗りを上げ、愛媛に埋もれていた力を引き出したビジネス展開は、愛媛への感謝の思いがあったからこそ実現できたのだろう。

大藪氏の座右の銘は自己責任。何事にも全力で勝負してきた大藪氏の生き方が現れている。

今回は、自分の今の生活や生き方をとても考えさせられた。

「10億円の事業を100個つくりたい」と語っていた大藪氏が、番組でどんな話をしてくれるのか本当に楽しみである。

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