ハウルの動く城のネタバレとあらすじ!声優キャストもご紹介!
2018/08/10
今夜21時00分からの「金曜ロードSHOW!」に、スタジオジブリ作品『ハウルの動く城』が放送される。
宮崎駿監督が贈る感動のファンタジー超大作が公開されたのは、2004年11月20日。
興行収入は196億円を記録し、ベネチア国際映画祭でオゼッラ賞を受賞するなど世界でも高い評価を得ている。
今回は、戦うことの愚かさや人を愛することの美しさを描き上げた『ハウルの動く城』のあらすじとネタバレ、豪華声優キャストをご紹介したい。
「ハウルの動く城」声優キャスト
「ハウルの動く城」あらすじとネタバレ
父が遺した帽子店で働く、地味な少女ソフィー。
恋にもオシャレにも消極的で、華やかな妹や義母からはいつも心配されていた。
ある日、ソフィーは町で兵士たちに絡まれてしまうが、1人の美しい青年に助けられる。
その美しい青年は不思議な力を持ち、「人の心臓を食べる」と噂されていた魔法使いのハウル。
そんなハウルに、ソフィーは初めてのトキメキを感じていた。
その夜、ソフィーの帽子店にハウルを狙っている魔女が訪ねてくる。
ソフィーは「お引き取りください」と伝えたが、突然荒れ地の魔女に魔法をかけられ、老婆の姿に変えられてしまう。
このままの姿では帽子店に居られなくなったソフィーは旅に出ることになり、荒地で不思議なカカシのカブを助けた。
すると目の前に、巨大な『ハウルの動く城』が現れ、カカシのカブに導かれるように城の中へ入っていった。
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城の中へ入ると小さな暖炉があり、城の動力源である火の悪魔・カルシファーがいた。
カルシファーは、ハウルと契約を交わしたせいで城の外に出られなくなっていた。
カルシファーは「ハウルとの契約の謎を解いて自由にしてほしい」とソフィーに頼むと、ソフィーもお願いを聞く代わりに「老婆の姿を元に戻してもらう」約束を取り付ける。
ソフィーはハウルの弟子であるマルクルも味方につけ、そのまま掃除婦として城で暮らすことになった。
どこでも無断で掃除するソフィーをハウルたちは迷惑がっていたが、次第にソフィーのペースに巻き込まれていく。
そんな中、隣国との戦争が激しさを増していき、ハウルは王に仕える魔法使いでハウルの師匠、サリマンから呼び出しを受ける。
しかし、ソフィーの掃除の影響で髪の色が変わったことに絶望していたハウルは、「美しくなかったら生きていたって仕方がない」と言って寝込んでしまい、ソフィーが臆病者のハウルの代わりに母親としてサリマンのもとに行くことになる。
サリマンは悪魔と取引していた荒地の魔女の魔力を奪い、「ハウルはこのままでは荒地の魔女のようになってしまう」とソフィーに話した。
さらに、サリマンは「ハウルが協力するなら悪魔と手を切る方法を教え、協力しないなら魔力を奪う」とソフィーに話し続けたが、ソフィーはハウルが魔王になることはないと主張した。
するとハウルが「国王」に姿を変えて現れるが、サリマンは国に協力しないハウルたちを襲い、その後もハウルたちを狙い続けた。
ハウルたちはサリマンから隠れるため、それまで住んでいた城から魔法で引越しをする。
サリマンの使いの犬だったヒンと、普通の老婆に戻った荒地の魔女も家族に加わった。
そんな中、サリマンから隠れながら生活していたソフィーのもとに母親が訪ねてくる。
ソフィーとの再会を涙を流して喜ぶが、これは“罠”だった。
母親はサリマンから「のぞき虫」を家に置いてくるように頼まれていたのだ。しかし、この罠には荒地の魔女が気づいており、のぞき虫をカルシファーに食べさせた。
「ハウルの動く城」結末
戦争はさらに激しさを増していき、大勢の住民は街から避難していた。
ハウルは空襲からソフィーたちを守るために戦いに行き、ソフィーたちは荒地に城を移動し、ハウルを助けに戻ろうとする。
荒地に城を移動し、ソフィーはカルシファーを城から移動させるが、ドアを出た瞬間に城が崩壊してしまう。
ハウルのもとへ行くために、ソフィーは自分の髪の毛をカルシファーに食べさせ、パワーアップしたカルシファーが城を動かす。
しかし荒地の魔女が、欲しがっていたハウルの心臓をカルシファーが持っていたことに気づいてしまう。
すると荒地の魔女がハウルの心臓を握って炎に包まれ、ソフィーは思わず水を掛ける。すると突然城は崩れ、ソフィーは谷底へと落ちてしまう。
気がついたソフィーは、カルシファーに水を掛けたせいでハウルも死んでしまったのではないかと涙を流す。
すると突然、ハウルから受け取っていた指輪が光り出し、城のドアを指し示す。
ドアの先が別な世界とつながっていることに気づいたソフィーは、先に進んで子供時代のハウルを見つける。
ハウルが流れ星を飲み込み、胸から火に包まれた心臓を取り出すのを見たソフィーは、指輪が砕け散り「あたしはソフィー!きっと行くから、未来で待ってて!」と、ハウルとカルシファーに叫びながら元の世界に戻る。
ソフィーは、いつの間にか老婆から少女に戻っていた。
元の世界に戻ると、ハウルが怪物のような姿になって待っていた。
ハウルは自分を「ずっと待ってくれていた」のだと気づいたソフィーは、荒地の魔女からハウルの心臓を受け取って「どうか、カルシファーが千年も生き、ハウルが心を取り戻しますように」と、ハウルの胸に戻す。
すると、カルシファーは魔法が解けて流れ星に戻り、ハウルも精気を取り戻す。城の残骸が崩れてソフィー達は谷底へ落ちそうになるが、カカシのカブが身を投げ出して防ぐ。
ソフィーがカブにキスをすると、カブの魔法が解けて人間の姿に変わる。
カカシのカブは隣国の王子で、国に戻って戦争を終らせるという。
その様子を魔法で見ていたサリマンは、「このバカげた戦争を終らせましょう」と話す。
カルシファーも帰ってきて、ソフィーとハウルはキスをする。
新しくなった「ハウルの動く城」は、みんなを乗せて飛んでいく。