アダムスファミリー2のネタバレとあらすじ!結末と声優も
今夜21時00分からの「金曜ロードSHOW!」に、テーマ曲が印象深いコメディ映画『アダムス・ファミリー2』が放送される。
不気味な屋敷に住む“オバケ一家”を描いてヒットした「アダムス・ファミリー」の続編が公開されたのは、1993年12月25日。
アダムス一家の母・モーティシアが次男となるピューバートを出産し、そこに若くて美しいベビーシッターがやって来る。
今回は、オバケ一家の騒動を描くホラーコメディ第2弾・『アダムス・ファミリー2』のネタバレとあらすじをご紹介したい。
「アダムスファミリー2」声優キャスト
「アダムスファミリー2」あらすじとネタバレ
大きな屋敷で暮らすアダムス・ファミリーは、不気味な物やおぞましい物をこよなく愛するオバケ一家。
家長であるゴメズは驚異的な身体能力を誇る資産家で、陽気で適当な性格だが家族をとても愛していた。
そんなゴメズは魔女の末裔の妻・モーティシア、三つ編みおさげの長女・ウェンズデー、悪ガキ長男・パグズリー、兄・フェスター、モーティシアの母・グラニー、フランケンシュタインの執事・ラーチ、そして意思をもって動き回る謎の右手・ハンドたちと幸せに暮らしていた。
そんなある日、モーティシアは平然とした顔で「あなたのベビーが産まれそう」とゴメズに語りかけ、アダムス家は急いで病院に向かった。
そしてモーティシアは麻酔なしであっさりとニュー・アダムスを出産し、ちょび髭を生やした男の赤ちゃんは『ピューバート』と名づけられた。
その後、ピューバートは家族からとても可愛がられたが、迷信を信じているウェンズデーとパグズリーはピューバートの命を狙っていた。
1人生まれたら前にいた子はいらなくなる。
そういう決まりなの。
男の子は2人要らないわ。
やがてピューバートと忙しいモーティシアを心配したゴメズは「ベビーシッター」を雇うことにしたが、面接に来た普通の女性たちはアダムス家に対応することができなかった。
しかし、紹介所からやって来たデビーという女性だけはアダムス家に物怖じせず、若くて美しいデビーは即採用された。
また、ゴメズの兄・フェスターはデビーの美しさにすぐに心を奪われるが、デビーの正体は資産家で孤独な独身男性ばかりを狙う『連続殺人犯』だった。
これまで結婚の「初夜」に夫を殺害して遺産を手に入れてきたデビーは、初めから独身の資産家・フェスターをターゲットにしていた。
その夜、フェスターの部屋に忍び込んだデビーは、フェスターが株券、債券、証書、金塊などの資産を保有していることを確認していた。
しかし、その様子をウェンズデーがこっそりと監視しており、すぐに危険を察知したデビーはウェンズデーとパグズリーをサマーキャンプ・キャンプチペワ送りにした。
お子さんたちに“秘密にして”と言われたんですけど…
あなた方が悲しむからとても言い出せないと。
分からないわ。なぜあんな所へ?
お子さんたちの夢よ。何も言わず“行け”とおっしゃって。
やがてキャンプに強制参加することになったウェンズデーとパグズリーは、新鮮な空気や木の香り、そしてキラキラと輝く子供たちの笑顔にうんざりした。
さらに、テンション高めのキャンプのオーナー兼監督、ゲイリーとベッキーの2人の笑顔にはさらにうんざりさせられた。
一方、計画の邪魔者がいなくなったデビーは、お色気作戦で一気にフェスターとの距離を詰めて「婚約」にこぎつけた。
やがてウェンズデーとパグズリーも手紙でそのニュースを知ったが、ウェンズデーはキャンプ仲間たちの前で「人類の歴史で最悪の事件」と説明し、みんなと仲良くできない2人は反省小屋に閉じ込められた。
すると、そこに乗馬と鳥小屋作りをサボったジョエルも連れてこられ、ジョエルは壁に貼ってあったマイケルジャクソンのポスター(世界を救おう)を見て悲鳴を上げた。
その夜、色々と耐えられなくなった3人は反省小屋からの脱走を試みたが、すぐにゲイリーたちに捕まって『クンバヤ』の合唱を聞かされた。
また、ジョエルは乳製品、ウール、口臭止め、柔軟剤等々のたくさんのアレルギーを持っており、常に『死と隣り合わせの人生』だとウェンズデーに告白した。
その話を聞いたウェンズデーはジョエルに惹かれ始め、外出許可をもらったウェンズデーはジョエルを結婚式に誘った。
その後、2人は墓地で執り行われた結婚式に参加し、デビーが次の花嫁に向かって投げた花束を受け取ったのはウェンズデーだった。
やがてハワイにハネムーンへ向かったデビーは、早速フェスターの命を狙って入浴中のバスタブに電気を流した。
しかし、オバケ一家のフェスターに電流など効果がなく、頭を悩ませたデビーはアダムス家と『縁を切る』ようにフェスターに指示した。
すると骨抜き状態のフェスターはその条件を受け入れ、フェスターは豪邸を購入させられて絶縁状をゴメズに送った。
訳が分からないファミリーはすぐにフェスターを訪ねたが、デビーはフェスターとファミリーを会わせずに追い返した。
許せないわ。
彼と結婚して魂を抜き取り我々から奪った。それは許せる。
許せないのは、色のセンス…。
そんな中、ジョエルは趣味の「連続殺人鬼シリーズ」のカードをウェンズデーたちに自慢していると、ウェンズデーはそのカードの中からデビーそっくりの『黒クモ女』カードを発見した…。
「アダムスファミリー2」結末
フェスターを心配したウェンズデーは「FBIに電話して」とゲイリーに訴えたが、打ち上げパーティーで披露する演劇の練習で忙しいゲイリーは相手にしなかった。
すると激高したウェンズデーは演劇の構成やドラマ性を避難し、またしても3人は反省小屋に閉じ込められた。
その夜、小屋から出てきたウェンズデーは「真面目に劇の役をやる」とゲイリーに言ったが、もちろんそれは反省したフリ。
本番で3人はセリフを無視して舞台や観客席をめちゃくちゃにし、セットに火を放ってボートで脱走した。
一方、ちょび髭ピューバートが「家族との別れ」からくるストレスで病気になり、ちょび髭がなくなり金髪の巻き毛、バラ色ほっぺ、キラキラ笑顔という症状が現れた。
ファミリーが悲しみにくれる中、爆弾をセットしたデビーはフェスターを家に残して1人で外出した。
そして帰宅したデビーは豪邸ごと爆発させたが、それでもフェスターは無傷で笑顔だった。
すると困惑したデビーはフェスターに銃を向けたが、そこにハンドが運転する車が突っ込んでデビーを跳ね飛ばし、フェスターを乗せてそのまま走り去った。
そんな中、キャンプを脱走したウェンズデーはジョエルに「一緒に来て」と伝えたが、ジョエルは「全焼を見とどける」と答えた。
そしてゲイリー、デビー、偏差値と運命に引き裂かれた2人はキスをし、ウェンズデーは迎えに来たパグズリーの車に乗った。
君を忘れないよ。
本当に?
不気味だもの…。
一方のゴメズはピューバートが金髪の巻き毛になってから寝込んでおり、夫と子供の世話をするモーティシアもかなり追い詰められていた。
するとそこにフェスター、ウェンズデー、パグズリーが家に戻ってきたが、後を追うようにショットガンを持ったデビーも到着した。
やがてデビーはファミリーを電気椅子に縛り付け、スライドを使って自分が幼少期から悪事を繰り返してきたことを説明した。
そんな中、1人で寝ていたピューバートが目を覚まし、いつの間にかちょび髭に戻っていたピューバートはファミリーの危険を察知したかのように救出へ向かった。
そしてハイハイでファミリーのところへたどり着いたピューバートは無邪気な顔でデビーを感電させ、デビーはそのまま灰となった。
その後、ようやくファミリーに平和が訪れ、
失恋したばかりのフェスターは新しいベビーシッター・ディメンシアにさっそく一目惚れした…。