ダブルフェイス潜入捜査編のネタバレとあらすじ!キャストもご紹介!
今夜21時00分からの月曜ゴールデンに「ダブルフェイス~潜入捜査編」が放送される。
ダブルフェイスはTBSとWOWOWの共同制作で、2012年10月に両局で放送されたスペシャルドラマ。
西島秀俊主演の“潜入捜査編”が前編、香川照之主演の“偽装警察編”が後編となっており、2002年公開の香港映画『インファナル・アフェア』を元に製作されている。
今回は、東京ドラマアウォード2013でグランプリを獲得した「ダブルフェイス~潜入捜査編」のネタバレとあらすじ、キャストをご紹介したい。
「ダブルフェイス~潜入捜査編」キャスト
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「ダブルフェイス~潜入捜査編」あらすじとネタバレ
神奈川県警の捜査官である森屋純は、暴力団・織田組に長年潜入捜査をしていた。
森屋が潜入捜査をしていることを知っているのは直属の上司である小野寺警視正のみ。森屋の情報は警察のデータベースからも完全に消去されていた。
捜査期間は3年という約束だったが徐々に期間は延長され、森屋は「ヤクザと警官」という二重生活に苦しんでいた。
森屋は任務を解かれる事を切望しており、小野寺警視正と“織田組の壊滅”を条件に任務が解かれることを約束する。
小野寺警視正は森屋からの情報をもとに、織田組の麻薬取引の現場を押さえて組織を一網打尽にしようと目論んでいた。
森屋がいつも身に着けている指輪は盗聴器。取引に備え、さらに最新型の盗聴器を小野寺警視正から渡された。
神奈川県警警部、高山亮介。高山は森屋と同じスパイで、裏の顔は織田組の潜入員だった。
取引当日。
森屋は最新型の盗聴器をギブスの中に仕込み、「モールス信号」で小野寺警視正にリアルタイムの情報を伝えていた。
しかし織田組組長・織田は取引の現場を組員にも告げず、警察の状況に応じて取引現場の変更を指示していた。
織田は警察内部に潜り込ませている高山からの情報で取引を中段。麻薬を海に捨てるように指示した。
指示を出していた織田の身柄を警察は押さえるが、証拠は海に捨てられたため、織田を初めとした織田組の面々はほどなく釈放となってしまう。
この一件で、小野寺警視正と織田は自らの組織にスパイがいることを確信し、お互いの“犬”を見つけることを決意する。
優秀な警察犬を飼ってらっしゃるんですねぇ。
犬飼ってんのはお互いさまじゃねぇか。
長い間潜入捜査官としての任務に耐えていた森屋だが、徐々に精神のバランスを崩し始めていた。
信頼している弟分のヒロシと同居し、ヤクザという「表」の顔での生活を続けている。
森屋は精神科医の西田奈緒子からカウンセリングを受けており、次第に奈緒子に安らぎを見出すようになる。
そんな中、高山は内部調査課に異動になり、織田組のスパイを探すよう菅原警備部長に命じられる。
自分がスパイだが、警察の誰もがその事実に気づいていなかった。
スパイ探しの命令を受け“身内を疑う”高山は、同僚たちから次第に嫌われていった。
高山は麻薬取引に関わった織田組の組員の履歴書を集めるよう織田に頼む。
映画館で織田が高山に履歴書を渡した際、2人の後ろの席に隠れていた森屋は高山の後を追うが、尾行に気づかれて逃げられてしまう。
高山は、受け取った履歴書からスパイを調べるが見つからなかった。
一方、森屋は奈緒子からカウンセリングを受けるうちに「友達のはなし」として、自身の身分を明かすようになっていた。
二重生活を続け、「本当の自分」が分からなくなっていた森屋。
焦った森屋は早期決着を望むようになり、無理をしてでも証拠を押さえようと動く。
森屋は弟分のヒロシを連れて“ピアス”を口実に織田の別荘に潜入する。
森屋は厳重に鍵がかけられていた地下室で、薬物と銃器を発見。
証拠写真を撮影し、ヒロシには“ハンカチ”を探しに来たと説明してその場を離れた。
その後、ヒロシは別荘にきた理由を織田に疑われて拷問されるが、森屋との約束を守ってなにも話さなかった。
森屋はヒロシに“堅気”になることを進め、奈緒子にも刑事に戻れることを報告した。
森屋と奈緒子は、刑事に戻れたらお祝いをすることを約束した。
「ダブルフェイス~潜入捜査編」結末
翌日、森屋はヒロシに織田の別荘には近づかないように注意して出かける。
森屋が証拠を押さえたことを知らされていた小野寺警視正は、一斉検挙することを信頼していた高山だけに報告した。
すると高山は、部下の堺に小野寺警視正を監視するよう命じ、情報源を突き止めようとする。
高山から連絡を受けた織田は、森屋と小野寺警視正が会うビルに組員を向かわせる。
森屋は小野寺警視正に証拠を渡すが、織田の組員たちが2人に迫ってくる。
森屋は屋上の清掃用のゴンドラで逃げるが、小野寺警視正は織田の組員に捕まってしまう。
屋上から逃げた森屋はタクシーでビルの玄関に向かうが、タクシーを降りた瞬間に小野寺警視正が転落してくる。
目の前で小野寺警視正の転落死体を目撃した森屋。
大きな衝撃を受けてその場に立ちすくむ中、織田の部下と警官との銃撃戦が行われる。
ヒロシは森屋を連れて逃走するが、走っていた車が突然路肩に突っ込んでしまう。
ヒロシは銃撃戦で流れ弾が当たっており、森屋の腕の中で死亡する。
なぁ兄貴、なんで教えてくれなかったんだ?どうして、秘密にしてたんだ?
逃げろ、兄貴。気をつけろ。何気なく、こっちを見てる奴がいたら、そいつは刑事だ。
森屋は、織田とスパイの逮捕を改めて決意する。