陽だまりの彼女ネタバレとあらすじ!結末とキャストもご紹介
今夜21時00分からの「金曜ロードSHOW!」に、映画『陽だまりの彼女』が地上波初放送される。
「僕等がいた」や「ホットロード」などの三木孝浩監督が、越谷オサムさんの同名人気小説を映画化したラブファンタジーが公開されたのは、2013年10月12日。
今回は、10年ぶりに再会した同級生と恋に落ちる映画『陽だまりの彼女』のネタバレとあらすじ、豪華キャストをご紹介したい。
映画「陽だまりの彼女」キャスト
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映画「陽だまりの彼女」あらすじとネタバレ
広告代理店で営業マンとして働く奥田浩介は、営業先の下着メーカーで働いていた中学時代の同級生・渡来真緒と再会する。
転入生の真緒はクラスメイトからいじめられていたが、浩介が真緒を助けたのをきっかけに2人の仲は急接近。
しかし、2人は浩介が名古屋に転校してからは音信不通になっていた。
10年ぶりに再会した真緒はとても魅力的な女性になっており、いじめられていた中学時代とはまるで別人だった。
浩介は真緒のことが気になっていたが、真緒の上司・新藤春樹との仲を気にしてなかなか近づくことができない。
さらに、浩介は真緒の会社から依頼されていたセットボードのデザインを、上司の杉原部長に却下されてしまう。
諦めきれない浩介は杉原部長を説得するため、街に出て同じようなデザインの企業看板を撮影していた。
疲れ果てた浩介は公園のベンチで居眠りをしてしまうが、目を覚ますと真緒が目の前に立っていた。
浩介が真緒に事情を説明すると、2人は協力して街中の看板を撮影。
無事に杉原部長の審査も通り、急接近した2人は付き合い始める。
また会えてよかった。偶然でも、本当に。
偶然なんてないよ。
浩介は転校前、真緒に「東京の大学に行く」ことを伝えていた。
真緒は浩介が転校してからも必死に勉強し、浩介に会うために東京の大学に進学して東京で就職していた。
その後、2人は江の島にデートに出かけるが、真緒のことが好きな新藤は2人を尾行する。
2人は水族館へ行った後、浩介が子供の頃に遊んでいた“猫”が集まる小屋に行った。
浩介は小3の頃、岩場に挟まった猫を助けたことがあり、手の甲にはその時の傷が残っていた。
小屋の奥から1人の老女(大下)が現れるが、真緒は浩介に気づかれないように飲み物を買いに行かせた。
隠れながら2人の様子を見ていた新藤は、真緒が老女と会話しているのを目撃する。
浩介が飲み物を買って戻ると、真緒は突然「実家」に浩介を連れて行った。
さらに、真緒は突然『結婚します!』と両親に報告。
突然の報告に驚いた浩介は、真緒の父親から、真緒が「全生活史健忘(記憶喪失)」であることを聞かされる。
“13歳までの記憶が無い”真緒は今は落ち着いているが、いつ発症するか分からなかった。
君の記憶も、いつかなくしてしまうかもしれない。
そのとき君に、真緒を背負うことができるのかな。
浩介はショックを受けるが、すべてを受け入れた浩介と真緒は駆け落ちして結婚。
浩介は「もうよそ様じゃありません」「真緒は真緒です」と父親に報告した。
2人は新居で幸せな日々を送っていたが、真緒は徐々に痩せ始め、髪の毛も大量に抜けたりと体調が悪化する。
心配した浩介は病院に連れていくが、何も異常は見つからなかった。
浩介が真緒の父親に相談に行くと、真緒は12年前、父親に「保護」されていたことが分かった。
真緒は夜中に全裸で歩いており、身寄りも、どこから来たのかも全く手がかりがなかった。
「真緒」という名前も父親が名付け、年齢も知能テストや医者の意見を参考にしていた。
その後、徐々に体調が悪化していた真緒は仕事場で倒れてしまう。
新藤が真緒を実家に送っていくが、実家だと言っていた藤沢ではなく、真緒は行き先を「江の島」と告げた。
真緒は大下を訪ねたが、新藤は真緒を追いかけて2人の会話を聞いていた。
自分で選んだんだ。
もうじき、その存在も、その記憶もなくなる。
その後、新藤は「俺見たんだ、江の島で」と真緒を問い詰めるが、真緒は『やめてください!』と叫んで何も話さなかった。
心配した新藤は浩介を訪ね、真緒が車の中に落としていった“おくだこうすけ”と書かれたお守りを返した。
浩介は真緒から話を聞こうとするが、直後に隣のベランダから悲鳴が聞こえる。
浩介がベランダに出ると、隣のしゅうくんが落ちそうになっており、母親が必死に手首をつかんでいた。
浩介の手は届かずにしゅうくんは落ちるが、下の階から飛び出した真緒が空中で受け止め、しゅうくんも真緒も無事だった。
映画「陽だまりの彼女」結末
翌朝、真緒は張り切って朝食を準備していたが、「朝刊を取りに行く」と言ってそのまま姿を消す。
浩介は真緒の両親に電話をかけ、会社を訪ねて新藤に会うが、誰も『浩介と真緒』のことを覚えていなかった。
浩介は新藤から返された“お守り”が、岩場から助けた猫にあげたものだったことを思い出した。
浩介が大下を訪ねると、真緒の「残り時間」が少ないこと、真緒だけが『人間になって好きな人に会いたい』と言っていたことを聞かされた。
浩介は急いで真緒と出会った場所に向かった。
2人は「残された時間」で自転車の2人乗りをしたり、思い出の中学校やジャングルジムの前で語り合った。
今度生まれ変わっても、私、浩介を見つける気がする。
あと8回チャンスあるんだもん。
それまで、どこかでお互い生きよう?
それでまた、いつか新しい輪っか作ろう?
ありがとう、浩介。
朝、目を覚ました浩介は真緒の記憶をなくしており、以前の生活に戻っていた。
浩介は職場の飲み会に参加し、店で流れていた音楽(素敵じゃないか)を聞いて涙が溢れてくるが、その理由がわからなかった。
ある日、浩介が公園を歩いていると、一匹の猫が寄ってくる。
その先には、結婚指輪を首にかけた飼い主の真緒がいた。
猫…好きなんですか?
はい。