THE LAST MESSAGE 海猿ネタバレとあらすじ!結末とキャストも
2016/08/05
今夜21時00分からの「土曜プレミアム」に、映画『THE LAST MESSAGE 海猿』が放送される。
大ヒットを記録した「海猿」シリーズの劇場版第3弾が公開されたのは、2010年9月18日。
父親になった仙崎大輔が、3回目の“結婚記念日”に不測の事態に巻き込まれてしまう。
今回は、国家プロジェクトの天然ガスプラントで事故が発生する『THE LAST MESSAGE 海猿』のネタバレとあらすじ、豪華キャストをご紹介したい。
「THE LAST MESSAGE 海猿」キャスト
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「THE LAST MESSAGE 海猿」あらすじとネタバレ
海上保安庁に勤務する仙崎大輔とバディの吉岡哲也は、仙崎の妻・環菜との3回目の結婚記念日のプレゼントして「感謝」の気持ちを録音していた。
一方、海上保安庁の巡視船とヘリコプターは、大型台風が接近中の福岡沖玄界灘にいた。
国家規模の巨大プロジェクトとして建設された天然ガスプラント、「レガリア」で異常が発生したのだ。
レガリアの近くに滞在していた海洋掘削装置・ドリルシップが高波にあおられ、レガリアに激突して火災が発生。
海上保安庁、韓国海洋警察庁が現場に急行し、仙崎たちはレガリアに取り残された300名以上の要救助者の救出に向かう。
仙崎と行動をともにしていたレガリアの設計主任・桜木浩一郎は、すぐにレガリアをスリープモードにするための対策を進めた。
しかし、海上石油プラントの事故は日本では過去に例がなく、海上保安庁にとっても初めてのケースだった。
レガリアは日韓共同で開発した巨大天然ガスプラント施設。
ロシアからも技術提供を受けており、国家規模の重要なプロジェクトだった。
内閣参事官の吉森は、人命よりも国益に重きを置き、レガリアを「死守」することを救難課長の下川に命じた。
一方、仙崎たちは要救助者の救出中にレガリアの常駐医と作業員・西沢と木嶋と出会う。
仙崎は2人をデッキに逃がそうとするが、突然の爆発で逃げ場を失い、仙崎たちはレガリア内に取り残されてしまう。
そんな中、仙崎の妻・環菜が息子の大洋を抱いて家に帰ってくる。
環菜が部屋に入って明かりをつけると、目の前に「1・2・3ダーッで引け!」と書かれたくす玉がぶら下がっていた。
指示どおりに環菜がくす玉の紐を引くと、『祝!結婚3周年!』のメッセージが現れた。
レガリアに取り残されたのは西沢、木嶋、桜木、仙崎。
そして、潜水士になってまだ2年目の七管機動救難隊・服部拓也がいた。
救難隊の北尾隊長は「つり上げ救助」を提案するが、大型台風が接近しているため、ヘリの飛行は不可能だった。
その後、5人はレガリアの食堂に集まり、仙崎と服部は自己紹介をした。
お前、彼女とかいんの?
俺達が顔引きつってたらさ、あの人達はもっと不安になるだろ?
いいか服部。ここにいる間は、俺達はバディだ。
初対面の服部とバディを組むことになった仙崎だったが、そこに更なる危機が襲ってくる。
設計主任の桜木は「レガリアが沈むわけない」と説明するが、突然レガリアが大きく揺れ、真っ黒なオイルが食堂まで流れ込んでくる。
ドリルシップから海底のオイルが噴き出す「ブローアウト」は、いったん始まれば止まることはなかった。
ドリルシップの構造が分からない桜木は混乱するが、仙崎が落ち着かせると「ここのバルブを直接閉めるしかない」と言った。
仙崎と服部がドリルシップに向かうが、2人は硬くて回らないバルブに苦戦する。
さらに服部が恐怖で動けなくなるが、仙崎は鉄の棒を拾って全身の体重をかけてバルブを閉めた。
2人がフラフラになりながら食堂に戻ると、怪我をした仙崎は西沢から治療を受けた。
一方、環菜は熱を出した大洋を心配して「阪本医院」の看護師で環菜の後輩・松原エリカに連絡する。
しかし、阪本医院で診察を受けた大洋に問題はなく、医師は「お母さんの不安がうつっちゃたのかな」と言った。
環菜を心配したエリカは声をかけ、憔悴した環菜を勇気づけた。
私のことは誰が守ってくれるの?
もし大輔君がいなくなっちゃたら、私どうしたらいい?
大輔君がいなきゃダメなの。
レガリアの火災は次第に大きくなり、巡視船は波が限界にきたために離れ、無線連絡も遮断された。
人命か国益か…。対策本部も極度の緊張感に包まれていた。
「THE LAST MESSAGE 海猿」結末
黒煙が上がるレガリアに取り残された仙崎たちは、救難課長の下川から連絡を受ける。
現場の状況が分からない下川は、仙崎に「指示」を出すよう求めた。
仙崎は「ガスタンクへの引火」を防ぐため、桜木の提案通り『レガリアを沈める』作戦に出る。
それしか手段はないだろ。
ここにいる全員が助かるには。
下川は内閣参事官の吉森に頼み、対策本部はレガリアを沈めることを決定した。
あそこに残ってる5人は、
1500億を沈めてまで助ける価値のある人間なんですか?
私には、その質問の意味がまったく分かりません。
その後、下川は仙崎にバルブを開放して海水を取り込み、バランスを崩して沈める方法を説明。
仙崎と服部はレガリアの最深部に向かい、2人は声をかけて同時にバルブを開いた。
2人は一気に流れ込んでくる海水から必死で逃げるが、途中で仙崎が足を骨折してしまう。
服部は仙崎を抱えようとするが振り払われ、3人をドリルシップに移すため、仕方なく仙崎を残して3人のもとに向かった。
やがてバランスを崩したレガリアは沈み、仙崎とともに海の中に消えた。
直後に無線連絡を受けた服部は仙崎の状況を説明し、吉岡たちは仙崎の救出に向かう。
行くぞ服部!
大輔さんは俺達を信じてるんだ。
俺達は、絶対にバディを死なせちゃいけないんだ!
その言葉を聞いた服部は落ち着き取り戻し、仙崎を助けるために「俺…怖いです」とつぶやきながらも海に飛び込んだ。
すると服部は、沈むレガリアの中で水中に浮かぶヘルメットを見つけた。
ヘルメットには「仙崎」と書かれており、近くに“酸素ボンベ”で持ちこたえていた仙崎を発見。
服部が仙崎と浮上していると、救難隊の仲間たちが取り囲んで迎えてくれた。
服部は仙崎に「俺、もう逃げません」と約束。
仙崎は、ずっと心配していた環菜と大洋と再会した。