ジオストームのネタバレとあらすじ！結末と声優も

今夜21時00分からの土曜プレミアムに、災害映画・『ジオストーム』が地上波初放送される。

「300 （スリーハンドレッド）」「エンド・オブ・ホワイトハウス」などのジェラルド・バトラーが熱演する『ジオストーム』が公開されたのは、2018年1月19日。

気象を完璧にコントロールすることができる近未来で、人工衛星が暴走して世界中で異常気象が発生する。

今回は、人類が未曾有の危機に立ち向かう災害映画・『ジオストーム』のネタバレとあらすじをご紹介したい。

「ジオストーム」声優キャスト

「ジオストーム」あらすじとネタバレ

2019年、世界各地で異常気象が頻繁に発生し、熱波、寒波、竜巻、洪水、干ばつが次々と地球を破壊していった。

人類が滅亡の危機に直面する中、どの国も「独力」では問題を解決できなかった。

しかし米中をリーダーとした17か国の科学者たちが研究を続け、その後「竜巻」を制圧することに成功した。

やがて数千基の衛星ネットワーク・『ダッチボーイ』で天候の変動に対応できるようになり、すべてを「国際宇宙ステーション」が統括した。

そんな中、ワシントンD.C.ではステーションとダッチボーイを建造した総責任者・ジェイクが聴聞会に呼び出され、政府の調査官の顔面にパンチを見舞ったこと、そしてダッチボーイを「無許可」でオンライン操作したことを責められていた。

ジェイクは結果的に東南アジアと北大西洋の嵐から数万人を救ったが、上層部の許可を待たなかったジェイクは議長から「クビ」を宣告された。

さらに、ジェイクの後任として弟のマックス次官補がダッチボーイの責任者に選ばれ、これまでもジェイクの尻拭いをしてきたマックスは兄との絶交を決意した…。

3年後…

・アフガニスタン レギスタン砂漠

国連軍は気温が50度以上の砂漠で凍りついた村を発見し、そこでは300人の村人たち、動物、建物まで全てが凍りついていた。

やがてこの事件はアフガニスタン上空のダッチボーイの故障が原因と考えられ、パルマ大統領は再発を防ぐため「忠実な専門家をステーションに1人だけ送る」と言った。

そして会議に参加していたマックスが適任者探しを命じられ、デッコム国務長官に説得されたマックスは絶交していたジェイクに会いに行った。

・国際宇宙ステーションⅣ ダッチボーイ整備センター

ステーションで働くマクムードは回収した衛星からデータを抜き出し、慌ててそのデータをロッカーに保管した。

何かに気がついたマクムードは足早にロッカーから立ち去るが、その直後に通路のパネルが割れて宇宙へ放り出されてしまった…。

・フロリダ州 ココアビーチ

クビになって家族も家も失ったジェイクは、トレーラーハウスで昼から酒を飲む生活を送っていた。

ジェイクはマックスとの3年ぶりの再会に戸惑いを隠せなかったが、自分が造ったダッチボーイの「異常」を説明されたジェイクはステーション行きを決意した。

・ICC 太平洋気候評議会本部 香港

地面が高温化した香港では地下のガス管が突然爆発し、ビルも次々に倒れて真っ赤なマグマが噴き出すという異変が起きる。

マックスの友人でダッチボーイのデータ解析をしていたチェンもマグマに襲われたが、全速力で車を飛ばして逃げ出すことに成功した。

・ケープカナベラル ケネディ宇宙センター

シャトルに乗ったジェイクはステーションに移動し、ドイツの科学者ウーテ・ファスビンダー主任にチームを紹介された。

そしてメンバーの名前と担当を確認したジェイクは挨拶も早々にアフガニンスタン、マクムードの死、香港の3つの件について調査を開始した。

そんな中、家にいたマックスが交際しているサラ（シークレットサービス）とまったりしていると、香港の爆発現場にいたチェンから連絡を受ける。

チェンは慌てた様子で「ダッチボーイの欠陥」をマックスに指摘し、権限があるはずのマックスもデータにアクセスしようとしたが‟アクセス拒否”されてしまう。

さらに、チェンはマックスの職場に『スパイ』がいる可能性を伝え、「ダッチボーイの重大な欠陥なら恐ろしい事態になる」と言った。

するとその直後、停電と共にチェンが働いているオフィスに何者かが侵入し、チェンは急いでロッカーに身を潜めた。

その集団は迷うことなくチェンのPCを調べ始め、そのままPCを盗んで行った。

翌日、マックスはアクセス拒否された端末を調べてもらうため、友人の国務省職員・デイナを訪ねた。

すると何者かがアクセスを妨害していることが判明し、デイナは「明らかに意図的で手が込んでる」と言った。

その後、驚きを隠せないマックスはホワイトハウスに向かい、ジェイクと通信（バーチャル会議）してアクセス妨害のことを伝えた。

さらに、確執がある2人は過去の話から言い争い、上司のマックスは「勝手なことをしたら地球に帰らせる」とジェイクに警告した。

その後、ジェイクたちが香港の衛星を回収して調べようとすると、衛星を掴んでいたアームが暴走して全ての記録が消えてしまう。

ジェイクたちが困惑する中、チームメンバーのデュセットがマクムードの死の直前の映像を再確認し、「ドライブ内蔵」のパネルが通信塔に引っかかっていることに気がついた。

するとジェイクはパネル回収のため宇宙服に着替え、ウーテと共に通信塔を目指した。

しかし、パネルを回収するとジェイクの宇宙服が突然制御不能になり、ジェイクはパネルを掴んだまま吹き飛ばされてしまう。

ジェイクは無我夢中でコードを掴んで間一髪で助かるが、こっそりと抜き取っていたドライブをウーテだけに見せた。

やがてジェイクはウーテと2人だけでドライブを調べ、何者かのでプログラムでパネルが爆発するように仕組まれていたことが判明した。

そしてマクムードの死が意図的な殺人であると理解したジェイクは、香港の衛星も同じ者の仕業だと推測した。

しかし、ログインデータも消去されて証拠はなく、ジェイクはバーチャル会議へのアクセス権を持つ数十人にターゲットを絞ることにした。

一方、ワシントンに到着したチェンはマックスと待ち合わせをするが、マックスの目の前で何者かに道路へ突き飛ばされてしまう。

チェンは車にひかれてそのまま亡くなるが、マックスに最後に「ゼウス…」と言い残した。

その後、ジェイクはマックスと通信し、『兄弟の暗黙の掟（コード）』として子供の頃に家族で釣りに行った話をした。

しかし、実際には家族で釣りに行った記憶がないマックスはジェイクの「暗号（コード）」に気がつき、すぐにデイナに解読を依頼した。

するとジェイクの釣り話は『妨害は政府のスパイが犯人だ』となり、デイナは急な展開に驚きながらもマックスに協力することになった。

また、マックスはチェンが言い残した「ゼウス計画」のファイルを見つけるため、アクセス権のあるサラにも協力を要請した。

そんな中、マクムードがロッカーに何かを隠したことに気がついたジェイクは、ウーテを連れてマクムードのロッカーに向かった。

すると2人の様子を見ていたデュセットが現れ、ジェイクたちはマクムードが隠していた「衛星データのコピー」を手に入れた。

するとそのデータには‟ウイルス”が仕込まれており、マクムードはそれに気がついたせいで殺されたことが分かった。

一方、マックスたちが政府の保護ファイル・ゼウス計画にアクセスすると、それは『世界各地で発生するジオストームのシュミレーション』だった。

こうして「ダッチボーイが兵器になった」ことを理解したマックスは、ジェイクに通信してジオストームを止めるための計画を話し合った。

しかし、ダッチボーイを停止させるためにはコードが必要で、停止コードを知っているのは「大統領」だけだった。

そしてジェイクはこれまでに起きた殺人、隠蔽、ウイルス、そしてアメリカが2週間後にダッチボーイの管理権を失うことから、マックスに『彼以外に誰ができる？』と言った。

その後、200基以上の衛星から重大な不具合が発生し、東京の衛星が一番危険な状態で制御不能だった。

そして東京では巨大な雹が降り始め、ブラジル、メキシコ、東欧でも異常気象が発生して「ジオストーム警報（90分）」が発動した。

・フロリダ州　オーランド　民主党大会

大統領に同行していたマックスは、デッコム国務長官に「今すぐ停止コードが必要だ」と訴えた。

しかし停止コードは大統領の「両手の指紋と両目の網膜」に設定されており、マックスはデッコムと共に大統領を説得することになった。

一方、ステーションは地球への落下の備えだった「自爆機能」が発動して燃料タンクが爆発し、ジェイクは全員にシャトルで脱出するように命令した。

するとジェイクはその場にいなかったダンカンがスパイだと見抜き、問い詰めるとウイルスを仕込んだことを白状した。

ジェイクはダンカンに自爆機能を緊急停止するように命令したが、ダンカンは隠していた銃でジェイクを威嚇した。

すると次の瞬間、2人は爆発の振動で床に転がり、ダンカンが発砲した銃弾が窓ガラスに当たった。

すぐに危険を察知したジェイクはダンカンから離れたが、窓の近くにいたダンカンは吸い込まれるように宇宙に放り出された…。

一方、マックスはデッコムと共に大統領を待っていたが、話をしているとデッコムの口から「チェン」の名前が飛び出した。

驚いたマックスは警戒したが部屋に閉じ込められ、黒幕のデッコムは迷うことなくマックスに発砲した。

しかし間一髪で弾が外れたマックスはその場から逃走し、サラと合流して『大統領の誘拐』を決意する。

やがてマックスは車を回し、サラは無線で「2階に銃を持った男がいる」とウソをつき、大統領を緊急出口に誘導した。

そしてマックスが用意したタクシーに3人は乗り込み、追っ手を振り切りながら猛スピードで会場から逃走した。

その後、マックスは車内で大統領に事情を説明し、「ダッチボーイを兵器にした黒幕はデッコムで権力を握るつもりだ」と伝えた。

やがて3人は雷を避けながら嵐の圏外まで逃走したが、デッコムの手下のシークレットサービスに追い詰められてしまう。

するとサラは「つかまって！」と叫びながら華麗なハンドルさばきで追っ手を始末し、大統領は真剣な表情で『結婚しろ』とマックスに言った。

やがてモスクワは熱波、ムンバイは竜巻、ドバイでは津波が発生し、自爆していくステーションでは「最後のシャトル」が発射準備に入っていた。

しかし、‟手動での再起動”が必要なことを理解していたジェイクはステーションに残ることを決断し、ウーテに「停止コードでシステムを止める」と言った…。

「ジオストーム」結末

デッコムは大統領が身に着けているGPS情報で先回りしており、部下に命じて3人が乗る車にランチャーを撃ちこませた。

さらにデッコムは爆発した車に銃を向けながら近づいたが、背後から現れたサラに銃を突きつけられてそのまま拘束された。

抜かりのないサラは逃走前にデッコムの車にGPSを仕込んでおり、デッコムは大統領に向かって「あなたにチャンスを与えたんだ」と言った。

するとその言葉を聞いたマックスはデッコムの顔面を殴り、サラは大統領に「私の婚約者です」と言った。

・ケープカナベラル　ケネディ宇宙センター

ジオストームまで残り10分となり、ジェイクと通信を開始した大統領はすぐに停止コードを認証させた。

そして大統領はジェイクに感謝を伝えると席を外し、マックスはジェイクがステーションに残った理由を理解した。

やがてジェイクは「娘を頼む」とマックスに言い残し、覚悟を決めて再起動に向かった。

すると、そこにステーションに残っていたウーテが現れ、2人は協力しながら再起動させてジオストームを防ぐことに成功する。

しかしステーションの自爆は最終段階に入り、宇宙に飛び出した2人は爆発で崩れていくステーションを見つめていた。

すると諦めかけたジェイクは無傷の衛星を発見し、2人は無我夢中で衛星に乗り込んだ。

そして2人は最後の爆発の直前で衛星を‟切り離す”ことに成功し、救難信号を発見したNASAはすぐにシャトルを向かわせた。

こうしてジェイクとウーテが乗った衛星はシャトルに回収され、ステーションのクルーは無事に生還した。

6か月後…

ジェイク、マックス、ハンナは3人で釣りをしていた。

しかし、釣りに向いていない性格の3人はすぐに釣りをやめ、

ハンナは立ち去る2人を見つめながら嬉しそうに微笑んだ…。