江沢伸一の経歴は?バスツアー(旅行)のプロフェッショナル!
今夜22時00分から放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」にバス旅行プランナー、江沢伸一氏が出演する。江沢氏は株式会社はとバスの企画課長だ。
日本では長い歴史があるバスツアーは始まって90年、ほとんどの観光スポットは発掘し尽くされており、ヒットするバスツアーを企画するのはとても大変だと言われている。
今回は、そんな状況の中でもヒット企画を次々と打ち出しているバス旅行プランナー、江沢伸一氏をご紹介したい。
出典:tvjapan.net/
江沢伸一のプロフィールと経歴
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プロフィール
生年:1968年
出身地:東京都
所属:株式会社はとバス 定期観光部
役職:定期観光部副部長(企画課長・販売促進課長兼務)
経歴
就職氷河期と言われ、大卒の就職難問題が社会問題となった1992年、江沢氏は株式会社はとバスに入社。
入社後は関連会社で国内旅行全般の商品企画を担当。1998年に、はとバスエージェンシーに出向する。
出版広告部門で12年にわたり旅行パンフレットの制作や広告営業に携わり、2009年に本社定期観光部に配属される。
配属後は、京浜工業地帯などを数箇所巡る「川崎工場夜景スポット」、2階建てのオープンバスで東京内を回る「恋するラブバス」、ニューハーフが案内してくれる「六本木香和(かぐわ)と世界のバイキング」など、斬新な発想でヒット企画を連発している。
はとバスの2階建てオープンバス「’O Sola mio(オー・ソラ・ミオ)」には屋根がない。太陽の光、街の音や風を直接肌で感じることができる。
江沢伸一の発想力
江沢氏の流儀は「逆手にとる」。
江沢氏は、アイディアは日常に転がっていて、日常の中の非日常を探したり、常識を疑ってかかったりと、「ものの見方を変えてみる」ことが発想力の秘密だとインタビューで語っている。
出典:dimora.jp/
確かに自分の凝り固まった思考では、新しい発想は浮かばないとは思う。しかし、これがなかなか難しい。
常日頃から意識している江沢氏だからこそ、新しい発想で、客を飽きさせないツアーを企画することができるのだろう。
現場こそすべてだと語る江沢氏は、ツアーに含まれる場所を自ら歩き、飲食店やお土産屋の場所まで調べ上げている。
企画は、「企(くわだ)て」だと語る江沢氏は、常に「期待以上に楽しかったという感動」を客に与えることを考え、「あのバスに乗ると魔法にかかる」と言われる存在になることを目指している。
そんな江沢氏は、海外のはとバスもやってみたいそうだ。
夢がありますよ。海外とかって、観光に対するサービスが緩かったりするじゃないですか。そこに、はとバスの上質なサービスが出来て、商品化出来たら違うんじゃないかなとか、頭の片隅では考えていますね。
出典:www.tfm.co.jp/
まとめ
はとバスはバブル期に年間の利用者94万人を記録するが、99年には約60万人まで減少していた。
その後復活したはとバスだが、斬新な企画を次々と打ち出していった江沢氏の発想力は欠かせなかったと思う。
気づけばもう夏休み。
バスツアーのプロフェッショナル、江沢氏の発想が生んだツアーは、たくさんの人たちを笑顔にするだろう。