チャーリーとチョコレート工場ネタバレとあらすじ!声優キャストも!
今夜21時00分からの「金曜ロードSHOW!」に、映画『チャーリーとチョコレート工場』が放送される。
主演のジョニー・デップとティム・バートン監督の最強タッグが贈るファンタジー・コメディが日本で公開されたのは、2005年9月10日。
工場内の独特の世界観や、色々なジャンルの音楽で踊る小人のウンパ・ルンパのダンスシーンは見逃せない。
今回は、遊び心溢れるファンタジー・コメディ『チャーリーとチョコレート工場』のネタバレとあらすじ、声優キャストをご紹介したい。
目次
「チャーリーとチョコレート工場」声優キャスト
ウィリー・ウォンカ
チャーリー・バケット
ジョーおじいちゃん
バケット夫人
バケット氏
ボーレガード夫人
ソルト氏
ウンパ・ルンパ
ドクター・ウォンカ
ティービー氏
グループ夫人
バイオレット・ボーレガード
ベルーカ・ソルト
マイク・ティービー
オーガスタス・グループ
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「チャーリーとチョコレート工場」あらすじとネタバレ
物語の主人公はチャーリー・バケット。
チャーリーは貧しい生活を送っていたが、家族に愛されて育った心優しい男の子。
家の近くには美味しくて不思議なお菓子を生み出す天才、ウィリー・ウォンカの世界最大のチョコレート工場があり、チャーリーはそこで働いていたジョーおじいちゃんの思い出話を聞くのが大好きだった。
ウォンカは溶けないアイスを開発したり、インドの王子に頼まれて巨大なチョコの宮殿を造っていた。
しかしウォンカは同業者からの妬みを買い、工場に送り込まれたスパイによって不思議なお菓子の“レシピ”を盗まれていた。
同業者たちは盗んだレシピでヒットを飛ばし、さらにレシピの盗みはひどくなっていった。
するとウォンカは突然従業員全員に帰宅を命じ、工場は閉鎖されることになった。
その後、工場は操業を再会したが戻った従業員は1人もおらず、工場で誰が働いているのか“謎”だった。
工場から出てくるのは各地に出荷されるチョコだけで、ウォンカも姿を見せなかった。
そんなある日、突然ウォンカから世界に向けてメッセージが発信される。
それは5人の子供たちを謎の工場に招待し、その中の1人には“あっと驚く特別賞”を用意しているということだった。
工場に招待されるのは、ウォンカチョコレートの中に入った「金のチケット」を引き当てた子どものみ。
5枚のチケットを巡る争奪戦は、世界中で繰り広げられた。
1番に金のチケットを引き当てたのは、食いしん坊の肥満少年・オーガスタスだった。
オーガスタスはドイツ・デュッセルドルフの肉屋の息子。金のチケットごとチョコレートをかじるほどのチョコレート好きだった。
ジョージおじいちゃんの「最初の当選者はきっとブタみたいな奴」との予想は見事に的中した。
2番目に引き当てたのは、お金持ちでわがままな少女・ベルーカだった。
ベルーカはイギリス・バッキンガムシャーの社長令嬢。両親は過保護でベルーカの頼みならなんでも言うことを聞いた。
ベルーカの父親が大量にウォンカバーを買い占め、ナッツ工場の従業員に探させた事でチケットを得た。
ベルーカがチケットを引き当てた直後に、チャーリーにもチャンスが訪れる。
チャーリーは両親が誕生日プレゼントで買ってきてくれたチョコレートを開けるが、残念ながらチケットは入っていなかった。
心優しいチャーリーは、そのチョコレートを家族全員で分けて食べた。
アメリカ・ジョージア州アトランタ。
3番目に引き当てたのは、いつもガムを噛んでいる野心家の少女・バイオレットだった。
バイオレットは母親の影響で「勝つ」ことに異常にこだわり、もちろん特別賞を狙っていた。
噛んでいるガムは3ヶ月間噛みっぱなしで記録を更新中だった。
アメリカ・コロラド州デンバー。
4番目に引き当てたのは、ゲーム好きで反抗的な少年・マイクだった。
マイクは高校教師の息子で、自分の知識が絶対に正しいと思っているハイテクおたく。
天候と株価の動きを参考に、製造日からチケットを引き当てた。
そんな中、歯磨き粉工場で働いていたチャーリーの父親が失業してしまい、生活はさらに苦しくなった。
夫婦が励まし合う様子を見ていたチャーリーは、ジョーおじいちゃんに呼ばれる。
ジョーおじいちゃんはヘソクリのお金をチャーリーに渡し「2人でもう一度チャンスを試そう」と言った。
しかし、残念ながらなけなしのヘソクリで買ったチョコレートにも、金のチケットは入っていなかった。
諦めかけたチャーリーがしょんぼり道を歩いていると、チャーリーは道に落ちていたお金を見つける。
そのお金でチョコレートを買ったチャーリーは、見事に最後の金のチケットを手に入れる。
チャーリーが急いで家に帰って報告すると、寝たきりだったジョーおじいちゃんは突然「よっしゃ!」と叫んで、起き上がって踊りだした。
家にお金がないことを知っているチャーリーは金のチケットを売ろうとするが、ジョージおじいちゃんの説得で考えを変えた。
お金は毎日印刷されて世間に出回っとる。
だが金のチケットは世界にたった5枚しかない。二度と手に入らん。
それをあっさり金に換えるのはトンマだ。
最後の金のチケットを手に入れたチャーリーは、ジョーおじいちゃんと共に工場へ向かった。
2月1日AM10時。
5人の子供と同伴者が工場の前に集まり、10時になると工場の門が開いてウォンカの声が聞こえてくる。
人形が燃えるウォンカの自己紹介のショーが終わるとウォンカが登場。
ウォンカが直々に出迎えて工場の中へと案内すると、そこは工場とは思えないおとぎの国の様な空間が広がっていた。
チョコレートの滝から川が広がっており、そこにある全ての物は食べることができた。
工場ではルンパランドの住人「ウンパ・ルンパ」と呼ばれる小人たちが働いていた。
ウンパ・ルンパはマズい緑色のイモ虫を主食とし、カカオ豆を崇めていた。
そこでウォンカは、チョコの原料であるカカオ豆を与えることを条件に、ウンパ・ルンパたちに工場に住み込みで働いてもらうことを交渉した。
するとカカオ豆が食べ放題なウンパ・ルンパは即OK。
ウンパ・ルンパはよく働き、ちゃめっ気もたっぷりだった。
そんな中、食いしん坊の肥満少年・オーガスタスがチョコレートの川に落ちてしまう。
そこへチョコレートを吸い込むポンプがやってきて、途中で詰まりながらも、オーガスタスとチョコレートを一緒に吸い上げてしまう。
するとウンパ・ルンパたちがやって来て、まるで“やらせ”の様にオーガスタスへ向けた歌とダンスを披露し始める。
オーガスタスが吸い込まれて行った先は、イチゴ味のチョコ・ファッジ室。
母はオーガスタスを探すため、ウンパ・ルンパに案内される。
その後はウンパ・ルンパたちが漕いできた船で一行は移動。
移動中にチャーリーから「子供のころ覚えてる?」と質問されたウォンカは、幼き日のハロウィンの出来事を思い出した。
ウォンカの父親は歯科医で、虫歯の素となるチョコレートや甘いものを嫌っていた。
船がトンネルに入るとスピードは増し、やがて発明室にたどり着く。
工場の中で一番重要な発明室では、永久に溶けないアメや、試作段階の毛生えアメがあった。
さらに試作段階のガムは1枚でフルコース・ディナーが楽しめるものだったが、問題を抱えていた。
しかし、いつもガムを噛んでいるバイオレットはそのガムに興味をそそられて口に入れてしまう。
するとバイオレットの体は紫色に染まり、巨大なブルーベリーの様に真ん丸に膨らんでしまった。
ここでもウンパ・ルンパたちがやって来て、バイオレットへ向けた歌とダンスを披露し始める。
バイオレットは体からジュースを搾り出すため、母親と共にジュース室へ向かった。
次の場所へ移動中、チャーリーから「初めてのチョコ覚えてる?」と質問されたウォンカは、また子供の頃を思い出した。
ウォンカは父親に燃やされたチョコレートの残りを暖炉から拾って食べ、それからというもの、チョコレートを研究してどっぷりとはまっていった。
次に一行が向かった先は、ナッツの選別室だった。
しかしそこに機械は無く、殻剥きを“訓練されたリス”たちがクルミの身を取り出していた。
リスたちは「音」でクルミの中身が悪くなっていないかを判断し、悪い実はダストシュートへと捨てていた。
それを見たお金持ちでわがままな少女・ベルーカが父親に「リスが欲しい」と言い出した。
過保護な父親はリスを売ってもらうようにウォンカに頼むが、「売り物じゃないんだ」と断られる。
するとべルーカは勝手に中に入ってリスを捕まえようとするが、逆にリスたちに捕まってしまう。
リスたちはベルーカの頭を叩いて、音でべルーカの頭を“悪い実”だと判断する。
ベルーカはダストシュートに落とされて父親が様子を見に行くと、ここでもウンパ・ルンパたちがやって来て、ベルーカへ向けた歌とダンスを披露し始める。
その後父親が穴を覗くと、後ろからのリスの一撃で父親も転落。2人は焼却炉へ向かった。
ここから一行は、上下左右に動く透明のエレベーターで移動。
移動中、ゲーム好きで反抗的な少年・マイクの「チョコなんて時間のムダ」の一言で、ウォンカはまた子供の頃を思い出す。
ウォンカはチョコレート屋になりたいことを父親に相談するが、大反対されて家出したことを思い出した。
次に着いたのはテレビ室。
その部屋には転送装置があり、テレビから本物のチョコが飛び出した。
興奮したマイクは勝手に転送装置を起動し、自分の体をテレポートさせる。
するとテレビの画面の中に見事に移動するが、副作用でマイクの体はとても小さくなっていた。
テレビの中にいるマイクへ向けて、ここでもウンパ・ルンパたちが歌とダンスを披露し始める。
父親にテレビから取り出されたマイクは、体を伸ばすため“アメ伸ばし機”にかけられることになった。
ついに残った子供はチャーリーのみ。
チャーリーたちはエレベーターで工場の煙突から外へ飛び出し、家族の待つ自宅へと向かった。
チャーリーの自宅に屋根から突っ込み、優勝者のチャーリーへの商品をウォンカが発表すると、家族一同驚愕する。
その商品は、「工場をチャーリーに譲る」というものだった。
ウォンカは家族を置いて工場で暮らすようにチャーリーに伝えるが、家族が1番大切なチャーリーはその話を断った。
まさか断られると思っていなかったウォンカは、驚きながらもチャーリーたちと別れた。
「チャーリーとチョコレート工場」結末
その後チャーリー家族には、いいことがたくさん起きた。
父親が歯磨き粉工場に復帰し、家族は豪華な食卓を囲んで笑顔が増えていった。
しかしウォンカは違った。
自信を失い、チョコレート作りにも迷い始めていた。
元気が出ないウォンカはチャーリーを訪ね、特効薬を聞くとチャーリーは「家族」だと答えた。
家族が苦手なウォンカは、チャーリーのアドバイスで父親の元へ向かう。
何か始めようとするといつもジャマする。
愛してるから心配なのさ。
ウォンカの父親は、ウォンカの活躍が書かれた新聞の切り抜きを大事に保管していた。
ウォンカが口を開いて診察を受けると、珍しい小臼歯から息子だと気づいた。
2人は緊張しながらも抱きしめ合い、久しぶりの再会を喜んだ。
この日チャーリーは、1つ条件付きで工場を譲り受けた。
その条件は、工場で家族と共に暮らしていくことだった。
工場の中にチャーリーの自宅は移動し、ウォンカたちはとびきり“甘い人生”を送った。