ダブルフェイス偽装警察編ネタバレとあらすじ!キャストもご紹介!
今夜21時00分からの月曜ゴールデンに「ダブルフェイス~偽装警察編」が放送される。
偽装警察編は東京ドラマアウォード2013でグランプリを受賞し、さらには2013年日本民間放送連盟賞の番組部門、テレビドラマ番組優秀賞を受賞している。
今回は、先週の「潜入捜査編」に続く後編『ダブルフェイス~偽装警察編』のネタバレとあらすじ、豪華キャストをご紹介したい。
「ダブルフェイス~偽装警察編」キャスト
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「ダブルフェイス~偽装警察編」あらすじとネタバレ
偽装警察編は神奈川県警警部であり織田組の潜入員・高山亮介を軸にストーリーは進行していく。
高山亮介は少年の頃に織田大成に拾われた。
高山はヤクザの車を盗もうとして追い詰められるが、そこへ現れて助けたのが織田大成だった。
織田は高山の“目”を気に入っていた。
お前、親はいるのか?俺が親になってやろうか。
何もヤクザになれって言ってるわけじゃない。
自分の道は自分で決めろ。
高山は組員として教育を受け、「ファミリー」のためにヤクザの身でありながら刑事となった。
違法行為に手を染めるのはファミリーを守るため。
俺はファミリーを守るためだったら何だってする。
亮介、刑事になれ。うんと偉くなって、俺と俺のファミリーの力になれ。
小野寺警視正の殉職後、高山は葬儀の場で岡崎たちから“警視正を尾行していた”事を非難される。
ある日、高山は織田から新たな命令を受ける。
それは薬事法を仕切る厚生労働省にパイプを作るため、厚生労働省の末永代議士の娘・末永万里に接近して関係を持つことだった。
高山は万里の事を調べ、万里の好きな作家「ガルシア・マルケス」の小説を持ってアルバイト先のバーを訪れる。
高山が刑事であることに気づいていた万里は警戒心を抱くが、2人は急速に接近。
万里は末永代議士の秘書たちに連れ戻されそうになるが、逃げ切った万里は高山の家に転がり込んで来る。
万里は政治家の父親のことを“偽善者”だと言い、娘であるがゆえの苦しみを抱えていた。
万里は小説家のたまごで、執筆中の小説のテーマは「多重人格」。
私、戦ってるの。もう1人の自分と。
だって、自分の人生は自分で決めるものでしょう。
それを聞いた高山は、万里の言葉と自分を重ね合わせていた。
万里は精神科医の奈緒子のもとを訪れ、自分を「多重人格」だと言う人はどういう人なのかを尋ねた。
孤独を抱えている人
誰にも言えない秘密を抱えている人
だという奈緒子の言葉に、万里は同じ孤独を感じていた。
そんな中、高山は織田から残酷な命令を受ける。
万里と同居を開始した高山は“特別な感情”を抱き始めていたが、そんな万里を薬漬けにするよう命令されてしまう。
ヤクザと警官の二重生活に揺れていた高山はある決断をする。
高山には小野寺警視正の遺品のパソコンや携帯電話が預けられていた。
潜入捜査官である森屋の情報が入ったパソコンだったが、高山はパスワードがわからずにログインできない。
一方、小野寺警視正と弟分のヒロシを亡くした森屋は、奈緒子にも連絡を取らずに日々を過ごしていた。
高山は小野寺警視正の携帯の発信履歴から森屋に連絡をする。
森屋は電話を受け「警察に戻る」ことを条件に高山と手を組み、織田を罠にかけることになる。
その後、森屋は奈緒子のもとを訪れて自分の気持ちを伝えた。
最後のチャンスに賭けてみる。
上手く行けば、刑事に戻れるかもしれない。
上手く行かなかったら?
その時は、死ぬだけだ。
本当の自分に戻って、もう一度君に出会いたい。今度こそ乾杯しよう。
そして取引当日。
森屋からの情報を受けた高山は現場に突入。親である織田に、高山は銃を向けた。
なぜ?なぜなんだ?
俺の、ファミリーを守るためです。
自分の道は、自分で決めます。
銃声が鳴り響き織田は死亡。高山は「ありがとうございました」と頭を下げた。
高山の活躍によって織田組は壊滅。高山は菅原部長をはじめ、嫌われていた岡崎たちからも称賛された。
そして高山と森屋はついに初対面。2人は顔を合わせた瞬間、今までの記憶が蘇った。
高山と森屋は話し合うが「真っ先に織田組の犬を見つける」と話す森屋のことを高山は脅威に感じた。
高山は小野寺警視正のパソコンのパスワードを森屋から教えてもらって部屋を出る。
部屋で待たされていた森屋はそこであるものを見つける。
それは“用心棒”と書かれた封筒。弟分のヒロシに聞かれ、封筒の隅に書いた自分の文字だった。
高山が犬であることに気づいてしまった森屋は、黙って警察を後にする。
すると高山もそれを察し、森屋の警察官としてのデータを抹消。さらには森屋に織田殺しの罪を着せて指名手配をする。
森屋は奈緒子に電話をかけ、自分の置かれた状況と「最後まであきらめない」ことを伝えた。
自由を手にしたかのように見えた高山だったが、家に帰ると万里が暗い顔をして待っていた。
テーブルの上には写真がばらまかれており、それは織田組の組員が万里と一緒の高山を隠し撮りした写真だった。
万里に近づくように命令する織田との会話が録音されたCDも入っており、高山は万里からの信用を失ってしまう。
愕然と立ち尽くす高山に、森屋から連絡が入る。
「ダブルフェイス~偽装警察編」結末
翌日、2人はビルの屋上で会うが森屋はいきなり銃を突きつけてくる。
高山は森屋に許しを請うが聞き入れない。
チャンスをくれ。これから俺は生まれ変わって、善人の道を歩きたい。
裁判官に言え。
今のお前に、俺を逮捕することはできないぞ。
俺は刑事だ。
そんな事は誰も知らない。
そこへ銃を構えた高山の部下・堺が駆けつける。
高山を逮捕するため、森屋が警察に通報していたためだった。
森屋は高山に銃を突きつけ、堺は森屋を狙って銃を構えながら、お互いにじわじわとエレベーター前へと移動。
高山を盾にする形で森屋がエレベーターに乗り込んだ瞬間、銃声が響いた。
森屋は堺に打たれて即死。
さらに堺は思わぬことを話し始めた。
心配無用です。俺はあなたの兄弟分ですよ。
あなたと同じく、7年前にボスに警察に送り込まれました。
織田組は正式に黒新会の傘下に入る事が決まったそうです。
何もかも今までどおりです。
これから一緒に、新しいボスのところに挨拶に行きましょう。
降りていくエレベーターの中で銃声が響いた。高山は“真実”を知る堺を射殺した。
その後高山が森屋の焼香に行くと、そこには奈緒子が呆然と立っていた。
知ってます?
本当は彼、刑事だったんですよ。
私諦めませんから。
私は必ず、彼のデータを消去し、彼を殺人犯に仕立てあげた刑事を突き止め、彼の名誉を取り戻してみせます。
高山は黙ったまま頭を下げ、その場を離れた。
帰り道、エレベーターを待っていた高山は見知らぬ男たちに囲まれる。
話しかけてきたのは黒新会代表・武藤だった。
織田さんは残念なことをしました。後はすべてうちで引き継ぐことになったんで。
今後ともよろしくお願いします。
例の政治家の娘には、どこまで知られてます?
もし知りすぎているようなら、あの女をこちらで始末しますが。
何も言わずにエレベーターに乗り込む高山に、頭を下げながら見送る武藤。
何も変わらない。自由も善もなく、家族も守るものもいない。
降りていくエレベーターの中で、高山は泣きながら笑っていた。