天空の城ラピュタのネタバレとあらすじを結末まで!声優キャストも!
2019/08/30
今夜21時00分からの金曜ロードSHOW!に、「2週連続 冬もジブリ」第1弾『天空の城ラピュタ』が放送される。
勇敢な少年と心優しい少女が冒険の旅に出る名作ファンタジーが公開されたのは、1986年8月2日。
特設サイトでは「バルス(滅びの呪文)」が流れる時刻を予想する事前企画も実施され、早くも“何時何分何秒”に流れるのかと話題になっている。
今回は、今年で公開から30年を迎える宮崎駿監督の不朽の名作・『天空の城ラピュタ』のネタバレとあらすじをご紹介したい。
「天空の城ラピュタ」声優キャスト
「天空の城ラピュタ」あらすじとネタバレ
ある夜、海賊船の女船長・ドーラ率いる「ドーラ一家」は飛行中だった客船を襲撃する。
狙いは政府に囚われていたシータという少女が持つ『飛行石』。
シータは混乱に乗じて部屋の窓から逃げようとするが、足を滑らせて客船から落ちてしまう。
やがてシータは気を失うが、ペンダントの飛行石が青い光を発し、シータはゆっくりと降下していった…。
鉱山で働く少年・パズーはこの日残業だった。
パズーは夕食の買い出しから戻る途中、飛行石の光とシータを発見する。
パズーはシータを家に連れて帰り、やがて目が覚めたシータから飛行船から落ちたことを説明された。
パズーは両親の残した家で一人暮らしをしており、パズーの父親は空に浮かぶ伝説の島・「ラピュタ」を発見していた。
しかし、パズーの父親は発見に関して『詐欺師』の汚名を着せられたままこの世を去っていた。
パズーはそんな父親のためにも、ラピュタの存在を証明することを夢見ていた。
そんな中、飛行船を襲ったドーラ一家がパズーの家へやってくる。
するとパズーはシータに男の子の服を着させて家を飛び出し、街へ行って炭鉱の親方に助けを求めた。
親方はドーラの息子たちを止めに入り、おかみさんは2人を裏口から逃がしてくれた。
その後、2人は線路に出て知り合いの機関士に隣町まで乗せてもらうことになるが、車で追いかけてきたドーラに見つかってしまう。
2人は協力してドーラ一家を引き離したが、前方からは軍の列車がやってくる。
シータは列車から降りて来た「ムスカ」を見ると突然逃げ出し、追いかけてきたドーラ一家と軍が交戦を始める。
すると軍が放った大砲で線路が壊れ、シータとパズーは炭鉱へと落ちてしまう。
しかし、突然シータのペンダントが光り始め、2人はゆっくりと炭鉱深くの地下に落ちていった…。
その後、2人が食事をしながら話していると、パズーの知り合いのポムじいさんがやってくる。
ポムじいさんは飛行石に詳しく、「良い物を見せてやろう」と言ってランプの灯を消した。
すると洞窟一面が光り出し、小さな石を手に取って割って見せた。
石は光を一瞬放ち消え、ポムじいさんは空気に触れると元の石になってしまうことを2人に説明した。
さらにシータの飛行石が光り始め、それを見たポムじいさんは『ラピュタ人だけが飛行石を作る技術を持っていた』と説明した。
パズーはラピュタが存在する事を聞いて喜んだが、ポムじいさんは「力の強い石は人を幸せにもするが不幸にもさせる」と言った。
やがてポムじいさんと別れた2人が地上に出ると、シータはパズーに「まだ言ってない事がある」と言って『古い秘密の名前』を告白した。
シータの名前は「リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ」。
かつてラピュタに君臨した一族の末裔で正当な王位継承者・『リュシータ王女』だった。
その話を聞いたパズーが「ラピュタ」の名前に驚いていると、そこへ軍の飛行機がやってきて2人は捕らえられてしまう。
パズーは牢の中に閉じ込められ、シータはムスカに「ラピュタのロボット兵」を見せられた。
やがてムスカはパズーの安全と引き換えにシータの協力を仰ぎ、パズーは家に帰されてしまう。
その後、気を落としながらパズーが帰宅すると、家にはドーラ一家が待ちうけていた。
すると、シータを守れない弱さを自覚していたパズーは、ドーラたちに頼み込んでシータ奪還へと繰り出した。
一方、部屋に閉じ込められていたシータは祖母に教わった『呪文の言葉』を思い出していた。
そしてシータがその言葉を何気なく口にすると、突然飛行石が光り始めて部屋中に風が吹き荒れた。
石が光ったことに喜んだムスカが呪文の言葉をシータに聞き出そうとしていると、地下では「ラピュタのロボット兵」が突然動き始めた。
ロボット兵はシータを助けるため壊れた羽を広げて飛んでくるが、シータは怖がって塔の上に逃げてしまう。
すると突然飛行石がラピュタの方角を示し、ロボット兵もシータを追ってやってくる。
やがてロボット兵は姿を見せた瞬間に大砲で撃たれて倒れるが、すぐに立ち上がって気絶したシータを腕に抱きながら攻撃を開始した。
そこへパズーとドーラ一家が到着し、パズーたちは間一髪でシータを救出する。
シータは飛行石を落としていたが、2人はドーラに頼んで仲間に入れてもらった。
その後、石を手に入れたムスカたちは戦艦(ゴリアテ)でラピュタに向かい、ドーラ一家も空中母船(タイガーモス号)でラピュタを目指すことになる。
パズーはじっちゃんと呼ばれる老技師の元で機械の整備として働き、シータは食事の準備や洗濯をした。
夜の見張りの交代の際、見張り台へ登っていくパズーの後を追ってシータも見張り台へ登っていった。
シータは本当はラピュタに行きたくないこと、祖母から子供の頃に教わった呪文の言葉の中に「滅びの言葉」もあることを打ち明けた。
そんな中、ムスカたちが乗るゴリアテがタイガーモス号の真下に迫っていた。
姿を現したゴリアテからの攻撃を交わしたタイガーモス号は雲の中へ隠れ、パズーとシータは見張り台を凧へと組み立てて見張りを続けた。
やがて朝日が昇ってくると、2人は目の前で巨大な雲を目撃する。
その巨大な雲の正体は「竜の巣」。
パズーの父は竜の巣の中に侵入してラピュタを目撃していた。
パズーとシータは激しい逆風で吹き飛ばされそうになりながらも、なんとか竜の巣を通り抜ける事ができた。
ムスカたちもラピュタが嵐の中にあることに気づいており、雲の塊へと突き進んだ…。
「天空の城ラピュタ」結末
気を失っていた2人は、気が付くと芝生の上に倒れていた。
パズーがシータを起こして芝生の端まで行くと下は海。そこは天空の城「ラピュタ」だった。
2人が喜んでいると、ロボットが近づいてきてある場所へと案内する。
そこは巨大な気の下にある大きなお墓で、お墓には花が供えてあり、周りには無数のロボットたちが墓を守る様に倒れていた。
その後、爆発音を聞いた2人が急いで様子を見に行くと、ラピュタに侵入したムスカたちにドーラたちが捕まっていた。
このままでは飛行石を持つムスカが「ラピュタの王」になることを恐れた2人は飛行石の奪還を決意。
パズーは木の根を伝ってドーラの救出へ向かったが、途中でムスカの部下に見つかり、シータもムスカに捕まってしまう。
その後、パズーはどうにかドーラたちを助け出し、ドーラから隠し持っていた武器を渡された。
一方、シータとムスカはラピュタの奥深くに侵入し、ムスカはついにラピュタの力の根源である「巨大な飛行石」を発見する。
ラピュタは700年もの間『王の帰り』を待っていた。
ムスカのもう一つの名前は「ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ」。
ムスカの一族とシータの一族は、もともと一つの王家だったのだ。
その後、ムスカは将軍たちを誘導し、王国の復活としてラピュタの力を見せつけた。
さらにムスカは、反抗した将軍と兵士たちを海へ落とし、眠っていたロボット兵を復活させる。
ラピュタから離れていくゴリアテを攻撃し、ゴリアテはあっさりとロボット兵たちに撃ち落とされた。
一方、パズーはラピュタの深部に侵入し、ムスカから逃げ出したシータから「海に捨てて」と飛行石を受け取った。
玉座の間へと追い詰められたシータは、ムスカに結んでいた髪を打ち抜かれてしまう。
するとパズーがやって来て、「石は隠した、シータと2人っきりで話がしたい」とムスカに頼んだ。
3分の時間を与えられたパズーはシータを抱きしめ、耳元で『あの言葉を教えて』と囁いた。
やがてムスカに時間を告げられた2人は手を重ねて振り返り、滅びの呪文を言った。
2人が『バルス!』と叫んだ瞬間に飛行石が激しく光り、ラピュタは音を立てて崩れ始めた。
2人は衝撃で吹き飛ばされ、ムスカは崩壊するラピュタと運命を共にした。
脱出したドーラたちは2人のことを諦めかけていたが、城の崩れが止まると木の根に包まれた大きな飛行石を指差した。
パズーとシータは木の根に守られており、飛行石が空高く登っていく途中で2人は目を覚ました。
2人は乗ってきた凧でラピュタを後にし、ドーラたちと喜びの再会を果たした…。