オブリビオンのネタバレとあらすじ!結末と声優も
2016/09/02
今夜21時00分からの「金曜ロードSHOW!」に、映画『オブリビオン』が地上波初放送される。
トム・クルーズ主演のSF大作が日本で公開されたのは、2013年5月31日。
異星人の襲撃によって“壊滅した地球”を監視していた男が、地球の運命を左右する戦いに巻き込まれていく。
今回は、映像美にも注目の予測不可能なSF大作『オブリビオン』のネタバレとあらすじ、声優キャストをご紹介したい。
目次
「オブリビオン」声優キャスト
ジャック・ハーパー
マルコム・ビーチ
ジュリア・ルサコーヴァ
ヴィクトリア“ヴィカ”・オルセン
サイクス軍曹
サリー
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「オブリビオン」あらすじとネタバレ
侵略戦争前の地球。
僕が生まれる前のニューヨーク。写真だけで見た都会。
知ってるけど、会ったことのない君。
君は僕のもの。でも名前を知らない。
これは夢なのか。だが、夢以上の感覚だ。
記憶に近いが…あり得ない。
2077年3月14日。
地球は異星人「スカヴ」に侵略され、混沌とした地球は放射能汚染で荒廃していた。
生き残った人類は、宇宙管制センター“テット”を建設。
それは土星の月「タイタン」への移住に先立つ人類の仮住まいだった。
高度1000mの上空から地球を監視するジャックとヴィカの任務は、地球の海水を核エネルギー化する採水プラントの警備。
ジャックは地球の全てを監視するドローンのメンテ役、ヴィカはジャックをサポートする通信担当で、2人は最高のチームだった。
ジャックのコードネームは『TECH-49』。
その日もスカヴの残党を始末するため、ジャックは地上に降りてパトロールしていた。
すると2機のドローンの異状を発見。
現場に急行したジャックはドローンを修理するが、その様子をスカヴたちに見張られていた。
その後、ジャックは2機目のドローンを探すためバイクで移動。
ジャックは穴に落ちていたドローンを発見し、穴の中へ回収作業に向かう。
ジャックは銃を構えながらあたりを捜索するが、スカヴが仕掛けた罠にかかって襲われそうになる。
しかし、そこに修理した1機目のドローンが現れてスカヴたちを攻撃。難を逃れたジャックは無事に脱出した。
翌日、ジャックは採水プラントの大爆発とともに目を覚ます。
爆発の原因は不明だったが、ヴィカは「ドローンから盗まれた燃料電池をスカヴが仕掛けた」と予想した。
ジャックがメルトダウンしたプラントの様子を見に行くと、近くでスカヴからの未確認信号をキャッチ。
ジャックが地球外に発信されている電波を調べに行くと、そこには巨大なビルがあった。
ビルの内部では砂漠のある地点へと信号が送られていたが、ジャックは交信を遮断してあたりを捜索。
ヴィカとの交信を中断したジャックは、汚染されていない「隠れ家」に向かった。
ジャックはバスケットボールをして川の水を飲み、穏やかな土地でつかの間の休息を楽しんだ。
そんな時、寝転がるジャックの上空で“何か”がパラシュートを広げて落下していった。
ジャックが信号の目標地である現場に向かうと、そこには「型が古い宇宙船」が墜落していた。
そこでジャックはポッドに入った『生存者』たちを発見するが、突然ドローンが現れてポッドを破壊。
ジャックはドローンに襲われそうになりながらも謎の女性・ジュリアを助け出し、彼女とともにタワーに戻った。
やがて60年のデルタ睡眠から目覚めたジュリアは、会った事も無いジャックの名前を口にする。
ジュリアは宇宙船・オデッセイの“フライトレコーダー”の回収に焦りを見せたが、ジャックとヴィカが現在の地球の状況を説明して落ち着かせた。
ジャックとヴィカは「任務に記憶は不必要」として5年より前の記憶は消去されていたが、ジャックは断片的な記憶の中でジュリアを認識していた。
そんな中、ジャックとジュリアはフライトレコーダーを回収するため、任務外で墜落現場に戻った。
2人は無事にフライトレコーダーを回収したが、そこで待ち構えていたスカヴに捕らえられてしまう。
連行された2人はマルコム・ビーチと名乗る謎の男と出会い、スカヴがエイリアンではなく「人類」の生き残りであることや、
生き残った人類が建設したと教えられていた宇宙管制センター・『テット』こそが人類の敵だと説明された。
スカヴがジュリアたちの乗っていた宇宙船を撃墜した理由は、NASAが開発した「小型原子炉」を手に入れるため。
マルコムたちは燃料電池でプラントを爆破しており、10個の燃料電池とドローンを使って『テット』を破壊することを目的としていた。
マルコムはジャックにドローンの「再プログラム」を依頼するが、ジャックはその頼みを断る。
しかし、ジュリアを人質に取られているジャックは、ジュリアに銃口が向けられると仕方なく了承した。
するとスカヴのアジトをドローンが突然襲撃してくるが、ジャックたちはマルコムに送り出されて「汚染地区」へ向かった。
私は行ったよ。汚染地区にな。
真実があるのは、あそこだ。
ジュリアと2人きりになったジャックは、突然「君は誰?何を隠してる?」と質問した。
するとジュリアは、任務が「テットの調査」だったこと、オデッセイで「ジャックとヴィカだけ起こされた」こと、そして『ジャックの妻』であることを告白した。
ジャックは戸惑いながらもニューヨークでの記憶を思い出し、ジュリアにプロポーズしたことも思い出した。
世界一高い所で会おうと私を誘ったでしょ?
ここで会ったあなた…緊張してた。
そして言った。ここからのぞくと…未来が見える。
僕は指輪を見せた。
君は答えた。イエスと。
すると2人の目の前にドローンが接近し、話を聞いていたヴィカは涙を流した。
直後に2人はタワーに帰還するが、ヴィカは“ジャックが任務に不適当”だと本部に報告。
ジャックはヴィカに「タイタンはない」と説明するが、部屋に侵入してきたドローンから攻撃される。
ジュリアが間一髪でジャックを助けると、2人はドローンの追撃をかわしながら汚染地区に向かった。
2人は砂漠に墜落するが、そこで全く同じ容姿の「TECH-52」のジャックと遭遇。
ジュリアが2人に近づくと、52のジャックはジュリアを断片的な記憶の中で認識した。
ジャックは52と近くにいたドローンを倒すが、ジュリアが流れ弾を受けて重傷を負ってしまう。
ジャックがジュリアを残してタワー52に向かうと、そこにはドローンに殺されたはずのヴィカがいた。
ジャックは自分とヴィカが『クローン』であり、テットの命令で人類抹殺の任務をこなしていることを知る。
「オブリビオン」結末
ジュリアを手当てしたジャックは、「隠れ家」で自分がクローンであることを説明した。
僕はクローンだ。本物じゃない。
だがずっと…君を愛してた。信じてくれ。
前にこう言ったわ。
全て片付いたら湖畔に家を建てる。
一緒に年をとり…太って…ケンカして。
やがて死を迎えて…湖畔の野原に埋められる。
そして忘れられる。でも僕らの愛は永遠だ。
あなただけの思い出よ。私たちだけの。
忘れないで。
翌日、ジャックはマルコムたちを助けることを決意し、ジュリアに『いつか戻る』と約束して出発。
スカヴのアジトに戻った2人は、テットが月を奪い、何千人ものジャックのクローンが地球を攻撃したことを聞かされた。
ある日、君がここに現れた。ドローンの修理屋だ。
だが君は1冊の本を見つけ、それを手にして読み始めた。
あの時、私は一条の光を見た。
次に彼女を救った君を見て、私は確信した。
本当の君がまだ生きてる。それを表に引き戻そうと。
ジャックはドローン-172を再プログラミングし、テットを破壊するために「核爆弾」として送り込む準備をした。
しかし、直後に3機のドローンがアジトに侵入。
ジャックたちは仲間を失いながらも3機を破壊するが、ドローンの襲撃で再プログラミングした172も破壊されてしまう。
そこでジャックとジュリアは、宇宙船の生存者を連行するように求めていたテットの指示を利用し、直接テットへ乗り込む作戦に出る。
ジャックはジュリアを「デルタ睡眠」状態にし、テットに向かう途中でフライトレコーダーを再生した。
その記録は2017年5月3日。
ジャック、ヴィカ、サリーの会話が録音されており、ジュリアたちが眠る睡眠室を切り離したのはジャックの判断だった。
レコーダーの記録は、オデッセイがテットに入る直前で終わっていた。
サリーの音声と会話しながらテット内部へ進入したジャックは、音声分析で「嘘をついている」ことを見抜かれてしまう。
ジャックは攻撃態勢のドローン2機に挟まれるが、『ジュリアを生かし、人類を存続させたい』と言ってテットの警戒を解いた。
ジャックがさらに奥へ進むと、そこにはおびただしい数の自分とヴィカのクローンが眠っており、ついにテットと対面する。
ジャックはテットの前で睡眠装置を開くが、中にいたのはジュリアではなくマルコム。
ジュリアが目を覚ました場所は、2人の約束の地である『湖畔の家』だった。
ジャックの背後からドローンが迫るが、ジャックとマルコムは爆弾のスイッチを押した。
次の瞬間、テットは爆発して崩壊。
地上のドローンも活動を停止し、ジュリアは涙を流しながらでテットが爆発した光を目にする。
3年後、湖畔の家で娘と暮らすジュリアがいた。
すると2人のもとにスカヴの仲間たち、そして砂漠で出会った「TECH-52」のジャックが現れた。
3年かけて探した彼の家…やはりここだった。
僕は知ってた。
僕は彼だ。僕はジャック・ハーパー。
我が家に戻った。
2週連続トム・クルーズ第2弾