オールユーニードイズキル(映画)ネタバレとあらすじ！結末と声優も

今夜21時00分からの「金曜ロードSHOW!」に、映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』が地上波初放送される。

先週の「オブリビオン」に続く2週連続トム・クルーズの第2弾は、桜坂洋さんのライトノベルをハリウッドが映画化したSFアクション。

予想外の戦いに繰り出されたある兵士が、“戦闘と死の1日”を繰り返すことになってしまう。

今回は、近未来の過酷な戦場が舞台のSFアクション『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のネタバレとあらすじ、声優キャストをご紹介したい。

「オール・ユー・ニード・イズ・キル」声優キャスト

ウィリアム・ケイジ

リタ・ヴラタスキ

ファレウ曹長

ブリガム将軍

スキナー

フォード

「オール・ユー・ニード・イズ・キル」あらすじとネタバレ

地球は「ギタイ」と呼ばれる宇宙からの侵略者により、滅亡の危機に瀕していた。

しかし、統合防衛軍は「機動スーツ」を開発し、『ヴェルダンの女神リタ』の活躍によって戦況が変わろうとしていた。

米軍の広報担当であるウィリアム・ケイジ少佐は、作戦を指揮するブリガム将軍から戦場の取材を命じられるがそれを拒否。

実戦が苦手なウィリアムは、どうしても戦地へは行きたくなかったのだ。

するとブリガム将軍はウィリアムを「逮捕」。

ウィリアムは少佐の地位を剥奪され、目を覚ますと戦場の最前線・ヒースロー基地（初年兵の訓練基地）にいた。

そこでウィリアムは“脱走兵”として扱われ、二等兵としてそのまま「J分隊」に配属される。

翌日、ウィリアムは武器の安全装置を解除する手順も分からないまま殲滅作戦に参加させられた。

さらに、戦況は統合防衛軍の予想に反して圧倒的に“劣勢”だった。

待ちぶせていたギタイたちの攻撃により、J分隊の兵士たちや『ヴェルダンの女神リタ』も次々と戦死していった。

実戦が苦手なウィリアムは逃げ惑うばかりだったが、勇気を振り絞って“対人地雷”で青白く光るギタイを倒し、ギタイの体液を浴びながら相打ちとなって死亡する。

ところが次の瞬間、ウィリアムだけが時間を遡り、出撃前日のヒースロー基地にタイムループしていた。

ウィリアムは混乱しながらも同じ2日間を戦場で過ごすが、死の直前にリタから『目覚めたら私を捜して』と言われた。

死の直後にタイムループすることを理解したウィリアムは、戦場での爆発で共に死んだリタに会いに行った。

その後、ウィリアムはリタの協力者でループ現象を信じているカーター博士と会う。

そこでウィリアムは、リタと博士から「敵が何者であるか」の説明を受けた。

その後、実戦訓練ゼロのウィリアムは、「オメガ」を倒すために“何度死んでも生き返る”特性を生かして過酷な訓練をスタートする。

それから7、8回死んだウィリアムは、山のダムに「オメガ」がいるという幻覚を見る。

やがてカーター博士がオメガの居場所を特定（ドイツのクルネラ・ダム）すると、ウィリアムは戦場での敵の出現位置や攻撃パターンをリタに教え込み、2人は戦場を突破してその場所を目指すことになる。

リタは何度も戦死したが、やがて2人は戦場であるビーチを突破し、車を奪ってダムへ向かった。

しかし、2人が乗った車が途中でガス欠となり、2人は仕方なく農村地区の民家で休憩を取る。

その民家にはヘリコプターが放置されていたが、先を急ぐリタと未来を知るウィリアムは口論となる。

リタはウィリアムの助言を無視してヘリで飛び立つが、直後にギタイに襲われて死んでしまう。

「オール・ユー・ニード・イズ・キル」結末

やがてリタと共に進むことを諦めたウィリアムは、1人でヘリに乗り込んで山奥のダムに向かった。

しかし、そこにオメガの姿はなく、幻覚はウィリアムたちを“おびき寄せる罠”だった。

カーター博士は「アルファに接続するとオメガとの交信が入る装置」を開発していたが、その装置はウィリアムを戦場送りにしたブリガム将軍に奪われていた。

博士からその話を聞いたウィリアムとリタは、すぐにロンドンにいるブリガム将軍を訪ねる。

統合防衛軍の本部に到着した2人は、ウィリアムのタイムループ能力を使って警備網をかわし、ブリガム将軍から装置を取り返した。

2人はすぐに警備隊に追われるが、ウィリアムは逃走する車の中で自らの脚に装置を突き刺し、ルーヴル美術館にある「ガラスのピラミッドの地下」にオメガがいることを突き止めた。

しかし、ウィリアムが目を覚ましたのは病院のベッドだった。

逃走中に怪我を負ったウィリアムは、輸血を受けたことでタイムループの能力を失ってしまう。

二度と『復活』できなくなったウィリアムは、戦場の英雄であるリタの協力で「J部隊」の兵士たちを味方につけた。

訓練基地の航空機でパリへと乗り込んだウィリアムたちだったが、待ち構えていた“ギタイの群れ”から激しい攻撃を受けてしまう。

J部隊の兵士たちが次々と戦死する中、ウィリアムは「乗ってきた航空機でギタイの群れを突破する」という作戦に出る。

作戦の途中でJ分隊は全滅してしまうが、ウィリアムとリタは「ガラスのピラミッド」の地下になんとかたどり着いた。

地下にもギタイが待ち構えていたが、2人は敵を倒しつつ突破し、最深部にはアルファとオメガががいた。

リタは自分の気持ちをウィリアムに伝えると、アルファの囮となるためにその場から走り去り、ウィリアムはその隙にオメガがいる水中へと飛び込んだ。

ウィリアムは手榴弾を持ってオメガに接近するが、リタを殺したアルファに触手で背中を貫かれてしまう。

しかし、ウィリアムは攻撃を受ける寸前で手榴弾のピンを抜いており、オメガを破壊することに成功する。

目を覚ましたウィリアムは、統合防衛軍の本部に向かうヘリの中だった。（ブリガム将軍と会う前）

タイムループしたウィリアムは、ニュースで『敵の戦闘能力は完全に失われた』と話しているブリガム将軍を目撃。

その後、ウィリアムはヒースロー基地（初年兵の訓練基地）を訪れてリタと再会した。

『何か用？』と尋ねるリタを見てウィリアムは微笑んだ。