大脱出(映画)ネタバレとあらすじ!結末と声優も
今夜21時00分からの「土曜プレミアム」に、映画『大脱出』が地上波初放送される。
2大アクションスター、シルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーが共演したサスペンスアクションが公開されたのは、2014年1月10日。
凄腕のセキュリティーコンサルタントが、何者かが仕組んだ罠で“犯罪者の汚名”を着せられてしまう。
今回は、難攻不落の監獄からの脱獄を描いたサスペンスアクション・『大脱出』のネタバレとあらすじ、声優キャストをご紹介したい。
目次
映画「大脱出」声優キャスト
レイ・ブレスリン
エミル・ロットマイヤー
ホブス所長
ハッシュ(HUSH)
アビゲイル
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映画「大脱出」あらすじとネタバレ
レイ・ブレスリンは自らが刑務所に入り、脱獄することで刑務所の欠点を暴く『脱獄のプロ』。
その日もケンカ騒ぎを起こしてあえて懲罰房に入り、看守の数や休憩時間、施設の構造やセキュリティをくまなく観察していた。
やがて隣接する消防署の車庫が“無警戒”なことに目をつけたレイは、レイの仲間が正門前で騒ぎを起こした隙に脱走する。
そんな『脱獄のプロ』に新たな仕事を依頼してきたのは、CIAの弁護士・ジェシカだった。
凶悪犯専用の刑務所を極秘に建設していたCIAは、出資者に脱獄が“不可能”だと言うことを証明する必要があった。
そこでジェシカは、レイにとっても異例となる「非公式な極秘刑務所」からの脱獄を依頼。
仲間たちは乗り気ではなかったが、レイはいつもどおりの手順(偽名、偽の経歴、避難コード)で刑務所に乗り込むことになる。
レイは請負業者との待ち合わせ場所に向かったが、突然数人の男たちに車で連れ去られ、追跡用のGPSも腕から取り出されてしまう。
やがて薬で眠らされていたレイが目を覚ましたのは、ガラス張りの小部屋がいくつも並んでいる「監獄」だった。
ガラス張りの監獄にはベッドとトイレのみ。
顔を隠した看守たちが銃を持って監視し、無数のカメラがレイたち囚人の姿を常に捉えていた。
その後、入所時の説明で所長と対面したレイは、所長の名前が聞いていたのとは違う人物(ホブス所長)であることに気がついた。
レイはすぐに“避難コード”を所長に伝えたが、所長は「説明は以上だ」と言って部屋から去って行った。
レイの仲間たちは必死にレイを探すが、レイの行方は全くつかめず、手がかりさえ見つからなかった。
何者かが仕組んだ罠で囚人となったレイ(ポルトス)は、早速「新入り」として目をつけられていた。
レイは広場で囚人たちに絡まれるが、囚人たちの中でも一目置かれるエミル・ロットマイヤーに救われた。
すると、レイのことを気にするロットマイヤーは“ある男”の話や刑務所に来た理由を訪ね、ホブス所長の狙いをレイに説明した。
昔マンハイムという男の仕事をした。
ビクター・マンハイム、知ってるか?
奴らは彼を捕まえようとしてる。
ロットマイヤーはレイに対して質問攻めで「頼みごとはないか?」と言ったが、レイはそんなロットマイヤーを「お節介」だと感じていた。
そんな中、レイはロットマイヤーに頼みごととして「懲罰房に行きたい」と言った。
ロットマイヤーは驚きながらもOKを出し、突然レイの顔面を殴った。
すると乱闘騒ぎを起こした2人は懲罰房行きとなり、2人は熱を発するライトを浴びせられ、脱水症状になるまで追い込まれてしまう。
しかし、レイはライトを浴びながらも懲罰房の欠点を探り、床の留め具が鉄でできているのを見つけた。
その後、レイはロットマイヤーに「幅8センチくらいの金属が欲しい」と頼み、ロットマイヤーは所長から拷問を受けながらも、排水管の蓋になっていた円形の金属を手に入れた。
2人は「脱獄」のために協力しあい、金属を手に入れたロットマイヤーはレイの仲間になった。
やがて施設が「垂直構造」であることに気がついたレイは、懲罰房から外に脱出できると考えていた。
鉄は錆びる。
集中的に熱を与えれば、ビスが膨張して外れる。
歯磨き粉で磨いた金属をライトに…
その話を聞いたロットマイヤーは近くにいた囚人に喧嘩を売り、2人は再び騒ぎを起こして懲罰房へ向かう。
早速実行に移ったレイは金属でビスを外し、ロットマイヤーは時間を稼ぐために大声で叫び始めた。
すると、レイは口に隠していたパンで監視カメラを遮断し、ビスを外した床から外部へと向かった。
レイは垂直に伸びる通気口をひたすら上へと昇り、なんとか出口までたどり着いた。
しかし、そこは辺り一面海が広がる船の甲板。
「非公式な極秘刑務所」は、巨大な貨物船そのものだった。
レイはすぐに懲罰房に戻ろうとするが、配水管を壊して徐々に浸水し、他の囚人たちは避難させられていた。
レイは看守に見つかるギリギリのところで懲罰房へ戻るが、刑務所が貨物船だと知った2人は不安を感じていた。
一方、ホブス所長はある人物へ電話をかけた。
その人物はレイのパートナーであるレスター・クラークで、ホブス所長はポルトスが「矯正施設の管理体制の問題点」の著者、レイ・ブレスリンであることを知る。
ブレスリンが来てから、ロットマイヤーの反抗心が息を吹き返した。
ブレスリンのせいだ。
心を折れ。
その後、レイは看守から激しい暴行を受けるようになり、就寝中も看守に起こされて眠れず、肉体的、精神的に追いつめられていく。
そんな中、ロットマイヤーはレイを励ましながら、「なぜこの仕事を選んだ?」と訪ねた。
俺は昔、検察官だった。
刑務所送りにした男が俺に約束した。
男はその約束を3年間毎日考えていた。
刑務所を脱走し、俺を見返すことを。
命を奪うのは簡単だ。心を壊すこと。
それがこたえる。何よりも。
気力を取り戻したレイは、看守たちの行動パターンやクセを暗記。
『現在地』を知りたかったレイは自らの足を負傷させてドクターへ近づき、「先生は間違ってる」と説得しながら血液凝固剤を盗んだ。
しかし、説得は逆効果だと感じたレイは“プランB”を開始。
ボールペンと囚人のメガネで「緯度」を測れる六分儀を作り、北極星の高度で位置を測る作戦に出る。
レイは新たなる協力者にジャベドを選定し、わざとレイたちの「脱獄」の情報を所長に伝えさせ、見返りとして外で祈りをささげることを許された。
ジャベドは外で祈るふりをしながら位置を測り、測定したメモをレイに渡した。
映画「大脱出」結末
レイは緯度から現在地がモロッコ沖であると推測。
ロットマイヤーの仲間に現在地を伝えるため、レイはドクターに再度協力を持ちかける。
聞いてくれ。ホブスの部屋に1冊の本がある。
矯正施設の管理体制の問題点。
読んでくれ。医師の誓いをわすれるな。
すると、本を読んだドクターは所長の命令だと嘘をついてレイを呼び出し、レイの指示通りにロットマイヤーの仲間へメールを送った。
その夜、レイは作戦がばれないように“タップ信号”で偽の情報(C区で暴動を起こせ)を流し、看守たちをC区に向かわせるように仕向けた。
するとジャベドが近くにいた囚人に喧嘩を売り、手薄となった広場が大乱闘となった。
その隙を突いた3人は看守から武器を奪い、カメラを切断して出口へ向かった。
しかし、看守たちとの銃撃戦でジャベドは命を落とし、レイはロットマイヤーを出口に向かわせて待機させた。
レイは出口を開けるため制御室に向かい、電源を落としてロットマイヤーは外へと脱出。
外にはロットマイヤーの仲間たちがヘリで迎えに来ていたが、追いかけてくる看守たちと激しい銃撃戦となる。
一方、所長はレイを追い詰めるが、船の仕組みを理解していたレイは「排水タンク」へと身を隠していた。
すると、所長が電力を復旧させると同時にタンクも作動し、レイは脱出に成功する。
レイは直後にロットマイヤーのヘリに救出され、はしごにぶら下がりながらも所長を倒した。
その後、脱獄した2人を迎えに来たのは、レイに仕事を依頼したCIAのジェシカだった。
さらに、ジェシカはロットマイヤーの娘で、ロットマイヤーこそが『マンハイム』だったのだ。
マンハイムはCIAに娘を潜入させており、2人の偽名だった「ポルトス」と「ロットマイヤー」はマンハイムが事前に決めていた暗号。
捕まったマンハイムは「ポルトス」の暗号でレイの入所を知り、レイに近づいて「脱獄」することも初めから計画していた。
その後、レイのパートナーであるレスター・クラークが移送を手配したことを知ったレイは、レスターを車に閉じ込めたままタンカー船に乗せた。
うまいメシでも食おう。
私が作るわ。
また地獄か?