INTERGATE

世の中の?や!に迫る情報メディア

八日目の蝉(映画)ネタバレとあらすじを結末まで!キャストもご紹介

   

今夜21時00分からの「金曜ロードSHOW!」に、映画『八日目の蝉(ようかめのせみ)』が放送される。

直木賞作家・角田光代氏の原作小説を映画化したヒューマンサスペンスが公開されたのは、2011年4月29日。

監督は「孤高のメス」や「ソロモンの偽証」の成島出氏。脚本を「サマーウォーズ」や「おおかみこどもの雨と雪」の奥寺佐渡子氏が手掛けている。

今回は、第35回日本アカデミー賞で10冠に輝いた衝撃の感動作『八日目の蝉』のネタバレとあらすじ、豪華キャストをご紹介したい。

八日目の蝉3

「八日目の蝉」キャスト

秋山恵理菜(薫):井上真央

八日目の蝉井上真央

 

野々宮希和子:永作博美

八日目の蝉永作博美

 

安藤千草:小池栄子

八日目の蝉小池栄子

 

秋山恵津子:森口瑤子

八日目の蝉森口瑤子

 

秋山丈博:田中哲司

八日目の蝉田中哲司

 

沢田久美(エステル):市川実和子

八日目の蝉市川実和子

 

岸田孝史:劇団ひとり

八日目の蝉劇団ひとり

 

エンゼル:余貴美子

八日目の蝉余貴美子

 

滝(タキ写真館):田中泯

京都大火編田中泯

 

沢田雄三:平田満

八日目の蝉平田満

 

沢田昌江:風吹ジュン

八日目の蝉風吹ジュン

スポンサーリンク

「八日目の蝉」あらすじとネタバレ

優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした。

DSC_1778

独身の野々村希和子は、既婚者の秋山丈博と不倫関係だった。

希和子は妊娠するが、丈博に言われるまま子供をあきらめ、子どもを産めない身体になってしまう。

DSC_1780

その直後に丈博の妻・恵津子も妊娠し、希和子は恵津子からひどく罵られてしまう。

数か月後、希和子は秋山夫妻の留守中に家に忍び込み、そこにいた赤ん坊を誘拐。

DSC_1781

希和子は赤ん坊を「薫」と名付け、自分の過去を捨てて、薫(恵理菜)と共に新たな人生を歩むことを決意する。

 

行くあてのない希和子は友人に助けを求めるが、ニュースで誘拐事件としてすぐに報道され、希和子は逃げるように「エンジェルホーム」という宗教施設に入所する。

DSC_1785

この子と生きていきたいんです。

私には、この子がすべてです。どうか、助けて下さい。

4歳まで希和子に育てられた秋山恵理菜(薫)は大学生になっていた。

事件後、恵理菜は両親との折り合いが悪く一人暮らしをしていた。

DSC_1783

恵理菜は仕事熱心な働き者だったが、希和子と同じく既婚者(岸田孝史)と付き合っていた。

そんな恵理菜のもとを1人のフリーライター・安藤千草が訪ねてくる。

DSC_1782

安藤は恵理菜の過去を聞き出そうと必死だった。バイト終わりの恵理菜を待ち伏せし、自分で調べた資料を恵理菜に渡した。

強引な安藤を恵理菜は避けていたが、「あんたは何も悪く無い」と話す安藤とすぐに仲良くなり、恵理菜は自分の過去と向き合い始める。

DSC_1786

エンジェルホームに入所した希和子は、施設長のエンゼルから新しい名前をつけられ、(希和子:ルツ、薫:リベカ)女性だけの施設の中で自給自足の生活をスタートさせる。

DSC_1776

安藤を訪ねた恵理菜は「妊娠」したことを相談し、はっきりとしない態度の岸田に“別れ”を切り出した。

DSC_1787

終わるなんて絶対できないと思ってた。

でももう会わない。今までありがとう。

何度も好きだって言ってくれて、ありがとう。

その後、子供を産むことを決意した恵理菜は、安藤から衝撃的な事実を聞かされる。

DSC_1788

あんた、リカちゃんて呼ばれてたんだよ。本当はリベカだけどリカちゃん。

希和子はルツさん。あたしはマロン。

あんたとあたしは兄弟のように育ったの。

覚えてないよね?

その後、恵理菜は共に「エンジェルホーム」で生活していた過去を告白した安藤からの提案で「取材旅行」に出かけることになる。

DSC_1789

エンジェルホームを訪れた2人だったが、エンジェルホームは10年前にエンゼルが他界しており、幹部の1人が大金を持ち逃げして廃墟となっていた。

希和子はエンジェルホームで穏やかな生活を送っていたが、徐々にエンジェルホームに対するマスコミの報道が加熱し、見つかることを恐れて施設から逃げ出した。

DSC_1791

その後、希和子と薫はエンジェルホームで仲良くしていた沢田久美(エステル)の実家(小豆島)を訪ねた。

そこで希和子は「そうめん工場」で働かせてもらえることになり、薫との落ち着いた生活を送ることになる。

DSC_1792

小豆島を訪れた恵理菜と安藤は、「八日目の蝉」について語り合った。

DSC_1793

あのさぁ、前に蝉の話したよね。七日で死ぬより、八日目の蝉のほうが悲しいって。

私もそう思ってたけど、違うかもね。

八日目の蝉はさぁ、他の蝉には見られなかった“何か”を見られるんだもん。

もしかしたらそれ、すごく綺麗なものかもしれないよね。

スポンサーリンク

「八日目の蝉」結末

地元のお祭りに参加した希和子と薫だったが、その様子を写真に撮られ、後に新聞に掲載されてしまう。

DSC_1796

恵理菜はその場所の記憶を思い出し、ついに希和子と生活していた家の前にたどり着く。

DSC_1795

見つかることを恐れた希和子は、薫を連れて島を出る前に「家族写真」を撮りに行った。

DSC_1797

あふれる涙を必死にこらえ、希和子と薫は2人きりの写真を撮った。

恵理菜は小豆島の港で、見覚えのある景色を思い出した。

DSC_1799

それは希和子が逮捕される直前に、「薫」が立っていた場所だった。

DSC_1798

恵理菜は全てを思い出し、タキ写真館へ向かった。

滝は2人のことを覚えており、当時の写真を出してくれた。

DSC_1800

そこには希和子と幼い頃の薫の姿があり、さらに希和子が5年前に写真館を訪れていたことを聞かされた。

写真館を飛び出した恵理菜は、涙を流しながら叫んだ。

DSC_1801

憎みたくなんかなかった。憎みたくなんかなかったんだよ。

お母さんのことも、お父さんのことも、あなたのことも。

この島に戻りたかった。本当は戻りたかった。

でもそんなこと考えちゃいけないと思ってた。

私、働くよ。働いて色んな物見せてあげるんだ。

かわいい服着させて、美味しいもの食べさせて、なんにも心配いらないよって教えてあげる。大丈夫だって。

世界で一番好きだって、何度も言うよ。

DSC_1802

私、なんでだろう。もうこの子が好きだ。まだ顔も見てないのに。なんでだろう。

スポンサーリンク

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


PAGE TOP