ルパン三世 ルパンVS複製人間ネタバレとあらすじ!結末と声優も
2019/04/19
今夜21時00分からの「金曜ロードSHOW!」に、映画『ルパン三世 ルパンVS複製人間』が放送される。
「ルパン三世」の劇場版作品第1弾が公開されたのは、1978年12月16日。
ルパンが様々な超常現象を引き起こす謎の人物マモーと、永遠の命を与える“賢者の石”を巡って死闘を繰り広げる。
今回は、ルパンとマモーの秘宝を巡る争奪戦・『ルパン三世 ルパンVS複製人間』のネタバレとあらすじ、声優キャストをご紹介したい。
「ルパン三世 ルパンVS複製人間」声優キャスト
「ルパン三世 ルパンVS複製人間」あらすじとネタバレ
ルパン三世が処刑された。
検死の結果、遺体はルパンに間違いないと証明されたが、銭形警部は信じなかった。
銭形はルパンが埋葬されている古城へ向かい、ルパンの遺体に自らの手でとどめを刺そうとしたが、突然遺体が爆発する。
すると銭形の前にルパンが現れ、逮捕しようと追いかけるも逃げられてしまう。
その後、銭形はルパンが入国したというエジプトへ向かった。
ルパンと次元はピラミッドから小さな「石」を盗み出しており、その石は“永遠の命”を与えるという『賢者の石』だった。
ルパンたちは銭形と地元警察に包囲されるが、待機していた五ェ門が加勢して逃走に成功する。
ルパンが石を盗み出した理由は不二子の依頼だったが、不二子は石を奪い取るとあっさりとルパンの前から姿を消した。
石を持ち去った不二子もある人物に依頼されおり、不二子は依頼人と合流する。
しかし、不二子が持ってきた石は『偽者』で、ルパンは石の中に盗聴器も仕掛けていた。
不二子に仕事を依頼したのは、マモーと名乗る謎の人物。
マモーは不老不死に関する品物を集めており、偽物を渡したルパンはマモーに狙われることになる。
翌日、カフェでルパンたちが「石」について調べていると、突然ヘリコプターから襲撃される。
やがて車で地下に逃走すると、待ち伏せていた五ェ門が斬鉄剣でヘリを破壊した。
そこに不二子も現れるが、ルパンは不二子が運転していた車を奪って逃走する。
しかし、その後ろから銭形の乗るパトカーと巨大なトレーラーが現れ、トレーラーは銭形を崖に落としてルパンたちを追い詰めた。
ルパンは急な進路変更でトレーラーを転落させるが、直後に飛行機が爆弾を投下しながら迫ってくる。
3人はどうにかアジトに逃げ帰ったが、アジトは粉々に破壊されており、そこで「仲間割れ」をしそうになる。
次元と五ェ門は不二子に不満を抱いていたが、ルパンが仲を取り持ってどうにか2人を落ち着かせた。
その後、ルパンたちは国境まで歩くことになるが、途中にはマモーが仕掛けた罠があり、ルパンたちの動きは読まれていた。
歩き続けたルパンたちはやがて小屋を発見。
水と食料を見つけて喜んでいると、そこへ疲れ果てた様子の不二子が現れた。
ルパンは敵から逃げてきた不二子を介抱したが、ルパンに愛想をつかした次元と五ェ門はその場から立ち去った。
やがてルパンと不二子は小屋で一夜を過ごすが、不二子はルパンの食事に「薬」を入れており、ルパンを眠らせてマモーの部下・フリンチに引き渡した。
連れ去られるルパンに気づいた次元はヘリを攻撃したが、弾は車輪に命中するもヘリは去っていった。
翌日、街に戻った次元は何者かに「尾行」されていることに気づく。
次元はすぐに相手を捕まえるが、先に捕らえられていた五ェ門と共に米国海軍の施設に連行されてしまう。
すると、そこに米国大統領補佐官が現れ、マモーが細胞学、遺伝子工学等の全ての技術成果を提供しなければ、「核で攻撃する」と各国を脅迫していることを知る。
大統領補佐官は、自らを『神』と名乗るマモーの本拠地を2人に訪ねたが、次元は「俺たちには何の関係もない」と言った。
しかし、マモーが要求した品々は全てルパンによって盗まれており、マモーは不二子を利用しながらルパンに盗ませていた。
その話を聞いた次元は、ルパンが連れ去られた際にヘリから落ちてきた「メモ」を取り出した。
すると、メモには「WATER」と書かれており、メモが水に濡れると「カリブ海」という文字が浮かび上がった。
一方、謎の城に捕らえられていたルパンは脱出を図り、そこでナポレオンやヒトラーなどの歴史に影響を与えた人物(クローン)に出会う。
ルパンが驚きながら城内を調べていると、やがてハープを弾いているマモーを発見する。
マモーはルパンのことを「史上最高の泥棒」と評価しており、報酬として『永遠の命』を与えると言った。
興味のないルパンがその話を断ると、マモーは「常識的な発想が残念だ」と言ってその場から消えた。
そんな中、ルパンのことを心配する次元と五ェ門は、世界一の億万長者ハワード・ロックウッドが所有するカリブ海の島に向かっていた。
船にはこっそりと銭形が忍び込んでおり、謎の大富豪ハワード・ロックウッドの正体はマモーだった。
さらに、2人は大統領補佐官たちに監視されており、補佐官たちもマモーの本拠地を掴みかけていた。
その後、マモーと不二子が「賢者の石」の解析報告を科学者たちから聞いていると、そこに忍び込んだルパンが再び石を盗み出した。
ルパンは不二子と合流して追っ手から逃げるが、辿り着いた先にはマモーがいた。
ルパンがマモーの企みに迫ると、マモーは一万年もの間「神の実験(永遠の命の研究)」を続けてきたことや、自分が選別した人間だけに「永遠の命」を与えようとしていることを知る。
その話を聞いたルパンが突然笑いだすと、マモーはルパンを縛りつけ、潜在意識を暴く装置にルパンを接続する。
ルパンは不二子や銭形のことをいつも考えており、マモーは意識の最深部を見ようと装置のボリュームを上げた。
すると装置が「エラー」を起こし、マモーは驚きながら『ルパンは夢を見ない』と言った。
なんということだ。ルパンは夢を見ない。
空間、虚無。
それは白痴の、あるいは神の意識にほかならない。
マモーはそのままルパン殺そうとしたが、突然米国空軍による攻撃が始まり、ルパンはなんとか助かった。
ルパンが次元と五ェ門に救出されると、直後にマモーが不二子を狙って銃を構えた。
しかし、不二子をかばった次元がマモーの額を打ち抜き、次元たちは銭形を無視して走り去った。
やがて脱出を図るルパンたちの前にフリンチが現れたが、五ェ門が斬鉄剣で真っ二つにする。
しかし、フリンチは「合金チョッキ」を着ていたため、斬鉄剣の先端が折れてしまった。
銭形はルパンたちを追いかけたが、ボートで逃げられたうえに爆撃に巻き込まれてしまう。
「ルパン三世 ルパンVS複製人間」結末
ボロボロになった銭形が陸に上がると、警視総監が銭形を待っていた。
総監は銭形に「ルパン逮捕」を諦めさせるために来ており、総理大臣からの特別報奨金を差し出した。
総監は「一緒に日本へ帰ろう」と説得したが、銭形は「ルパン逮捕まで帰らない」と言って走り去った。
一方、宿に身を隠していたルパンたちは、マモーの研究分野が『クローン技術』であることを話し合っていた。
一万年もの間生きてきたマモーは複製人間。処刑されたルパンもマモーが作り出したクローンだった。
すると、突然ルパンたちの部屋が異空間に包まれ、マモーが現れて「歴史を操ってきた」と語り始めた。
私は気の向くままに、
新たなる知恵と、発明を、欲望を、憎しみを、飢餓を…
戦争を与えてやった。
歴史は私のたえなる干渉によって作られたのだ。
やがてマモーは光を放って消え、ルパンたちは宿の部屋に意識が戻ったが、ルパンは窓の外に浮かぶマモーを発見する。
すると、マモーは不二子を催眠術でさらい、直後に「巨大地震」を起こして町を崩壊させた。
マモーのことを「本物」だと語る次元は戦意喪失し、ルパンは1人でマモーを追いかけることになった。
俺は夢、盗まれたからな。取り返しに行かにゃあ。
夢ってのは、女の事か?
実際クラシックだよ。お前ってヤツは。
町の端にある閉鎖された原子力発電所は、ルパンの予想通りマモーが持ち主だった。
マモーはここから地震を起こしており、大量のミサイルがセットされた施設内にはマモーのクローンが大勢いた。
一方、不二子とマモーは「永遠の命」について語り合い、マモーは涙を流しながら『伝説の石にまですがったが全ては無駄だった』と言った。
やがてマモーは「最後の方法」として、世界に向けてミサイルを発射しようとする。
マモーは不二子にミサイルの発射ボタンを押させるが、そこにルパンが現れてミサイルを破壊した。
マモーは不二子を連れて逃げると、追いかけてくるルパンにレーザーで攻撃した。
しかし、ルパンは次元から渡されていた「斬鉄剣の破片」を持っており、それにレーザーを反射させてマモーに直撃させた。
やがてマモーは燃え尽きたが、ルパンはそこで『オリジナルのマモー(脳)』を発見する。
ルパンはその脳を破壊しようとするが近づけず、脳は「死を超越した文明」を見つけるため宇宙空間に旅立った。
しかし、ルパンは『腕時計型の爆弾』をマモーに仕掛けており、宇宙で爆発したマモーはそのまま太陽に吸い寄せられていった。
マモー、感謝しな。
やっと死ねたんだ。
その後、ルパンは倒れていた不二子を助けようとしたが、不二子の裏切りで銭形に逮捕される。
しかし、銭形とルパンは米国空軍による爆撃に巻き込まれ、不二子だけが次元に救出された。
その後も米国空軍の爆撃は続き、ひとまずルパンと銭形は仲良く走り出した。