ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIEネタバレとあらすじ

今夜21時00分からの「金曜ロードSHOW!」に、映画『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』が放送される。

2009年に共演を果たした「ルパン三世」と「名探偵コナン」によるクロスオーバー作品“第2弾”が公開されたのは、2013年12月7日。

ルパン一味と謎の組織の陰謀に、コナンが驚異的な推理力で立ち向かっていく。

今回は、国民的キャラクターのコラボレーション第2弾・『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』のネタバレとあらすじをご紹介したい。

「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」声優キャスト

「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」あらすじとネタバレ

東京・月島の宝石店へ「怪盗キッド」がダイヤを盗みに入るが、現場にはその様子をうかがう黒羽快斗（本物のキッド）がいた。

やがて偽者のキッドがビルの屋上から夜空に舞い上がると、警視庁の特殊車両が強風を噴出。

バランスを崩したキッドは捕まりそうになるが、銃を発砲しながら屋形船に乗り込んだ。

スケボーに乗ったコナンはキッドを追跡するが、突如現れた「石川五ェ門」の斬鉄剣でスケボーを真っ二つにされてしまう。

キッドを取り逃がしたコナンは、その手口から「ルパン三世」がキッドに変装していたことに気がついた…。

アランは「テスト」としてルパンを試しており、さらに銀行の貸金庫に保管されている『チェリーサファイア』を盗み出すよう要求した。

翌日、コナンは少年探偵団と阿笠博士の家でテレビを見ていた。

テレビにはイタリアのアイドル歌手・エミリオが来日したと言うニュースが流れていたが、コナンはエミリオを警護している「次元大介」を発見する。

そんな中、警視庁に「チェリーサファイアを頂く」との予告状が届き、銭形警部、佐藤刑事、高木刑事たちはルパンを逮捕するために銀行で待ち構えていた。

銭形たちは貸金庫内でチェリーサファイアの無事を確認したが、直後に「高木刑事」に変装していたルパンが催眠ガスを噴出させた。

ルパンは意気揚々と立ち去ろうとするが、催眠ガスをマスクで防いでいた銭形警部と佐藤刑事に逮捕される。

しかし、ルパンは銭形たちの時計に仕込んでいた「銀色のシール」を起動させ、電気ショックで銭形たちを動けなくした。

やがて銀行を出たルパンは商店街の人ごみに紛れ込み、自分の顔のマスクを使って警官隊を翻弄。

米花町を逃げ回って地下鉄から脱走しようとするが、そこに佐藤刑事が現れる。

しびれが取れていない佐藤刑事は線路に足を挟んでしまうが、戻ってきたルパンに間一髪で救出された。

一方、園子は鈴木財閥の「情報力」でエミリオの宿泊先を突き止め、コナン、蘭、小五郎と共にエミリオがいるホテルに向かった。

すると目暮警部と白鳥警部もエミリオを訪ねており、コナンたちはエミリオの日本公演が何者かに「脅迫」されている事を知る。

エミリオはライブの中止を訴えたが、プロモーターのルチアーノに「今さら中止は無理だ！」と一蹴されて部屋を出た。

そんな中、ルパンは「チェリーサファイア」をアランに渡したが、そこで不二子とアランが共謀していたことを知る。

さらに、不二子はアランも裏切ってチェリーサファイアを奪おうとしたが、首に巻かれていた爆弾が“本物”である事を知らされて断念した。

その後、コナンはエミリオの警護をしている次元の目的を調べ始めた。

蘭と園子はすぐにコナンがいない事に気がついたが、突然2人の目の前にエミリオが現れ、3人は一緒にホテルから飛び出した。

一方のコナンはホテルで唯一「お酒とタバコ」が楽しめるバーに向かい、そこにいた次元の隣に座って『何を企んでるの？』と質問した。

すると2人の携帯が同時に鳴り、2人はエミリオが蘭と園子と一緒に「ベルツリータワー」にいることを知る。

すぐにコナンたちがタワーに向かうと、エミリオがタワーの外に出て飛び降りようとしていた。

説得していた蘭が腕を掴んで引き上げようとするが、強風に煽られて蘭も落ちそうになる。

そこに駆けつけた園子も蘭の腕を必死に掴んでいると、到着したコナンと次元が蘭たちの危機的状況に気がついた。

すると次元が拳銃でガラスに穴を開け、そこからロープを握ったコナンが飛び出して蘭とエミリオを救出する。

その後、公園でエミリオから話を聞いたコナンと蘭は、今回の「脅迫」が自作自演であることを知る。

エミリオはルチアーノとアランが計画している「謎の取引」に気がついており、ライブが中止になれば“闇取引もなくなる”と考えていた。

一方の銭形たちもルチアーノが「イタリアンマフィア」の顔を持つ人物だと調べていたが、ルチアーノの目的もルパンの目的も不明だった。

そんな中、少年探偵団は自分たちで突き止めたルパンのアジトに乗り込んでいたが、五ェ門に薬を盛られて眠らされてしまう。

探偵団は不二子によって阿笠博士の家へ返されるが、代わりに灰原が連れて行かれる。

灰原は不二子から「アポトキシン（永遠の若さを叶える）」に関する情報を求められたが、灰原は「女が若さに囚われたら終わりなんじゃない？」と言った。

一方、ルパンは来日したばかりのキング（殺し屋）と再会する。

キングはルチアーノの取引に関係していたが、ルパンは『不二子ちゃんのお宝写真』を渡して帰国させた…。

「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」結末

ライブ当日、銭形たちはルチアーノの動きを警戒していたが、裏をかかれてライブ会場から抜け出されてしまう。

駐車場の防犯カメラにはスケボーで疾走するコナンが映っており、銭形たちはすぐにコナンを追いかけた。

その後、旧羽田整備地区の倉庫内で取引が行われ、アランは「チェリーサファイア」を、ルチアーノは『ヴェスパニア鉱石』を取り出した。

しかし、アランはルチアーノの条件が「チェリーサファイアではない」と知って動揺する。

すると、突然ルパン一味とFBIを引き連れたコナンが現れて銃撃戦となり、アランはこの取引が「仕組まれていた」ことに気がついた。

一方のコナンも今回の取引は「ルパン」が仕組んだ事だと推理しており、アランにチェリーサファイアを要求した男はケイン・ゲジダス（次元大介）だった。

コナンはFBIに銃を突き付けられたルパンに腕時計を向けたが、アランに一瞬の隙を突かれて人質となってしまう。

やがてルパン一味もFBIも手出しできない状況となり、アランとルチアーノはコナンを連れて用意していた飛行機に乗り込んだ。

するとハーレーに乗った不二子と灰原が現れ、ルパンをハーレーに乗せて離陸しようとする飛行機を追いかけた。

やがてルパンはハーレーから飛び移って飛行機に侵入し、コナンと合流してコックピットに向かった。

2人がコックピットの前で突入のタイミングを見計らっていると、2人に気がついたルチアーノが突然マシンガンを乱射した。

すると機体に無数の穴が開いた飛行機はバランスを崩して急降下し、ルチアーノは割れた窓から外に吹き飛ばされてしまった。

また、アランも急降下の衝撃を受けてコックピットで息を引き取り、2人は飛行機の操縦と修理をしながら『真実』を話し合った。

銀行にチェリーサファイアを預けた「ワカゴモエイシン」は石川五ェ門で、ケイン・ゲジダスは次元大介のアナグラム。

少年探偵団はワカゴモエイシンが誰かを見抜いてアジトを特定することができた。

息を引き取ったアランの正体は、ジランバ共和国の工作員。

アランは隣国から植民地扱いされている自国を救うため、軍事利用可能な「ヴェスパニア鉱石」を狙っていた。

アランはケイン・ゲジダスとの取引に必要な「チェリーサファイヤ」をルパンに盗ませたが、もちろんそれもルパンの策略。

ルパンの狙いはチェリーサファイアではなく、何者かに盗まれた「ヴェスパニア鉱石」を手に入れようとしているアランに近づき、アランが誰からその鉱石を買おうとしているのかを突き止め、それをまんまと奪い返す算段だった。

また、ルパンは最初からチェリーサファイアに“発信機”を仕掛けており、コナンはその電波を拾って取引現場を知ることができた。

ルパンはヴェスパニア王国からの国家要請を受けており、ルパンがどうしても鉱石を取り戻したかった理由は、『先代のサクラ女王が命と引き換えに守ったヴェスパニア鉱石』だから。

ルパンは王室に「自分たちがヴェスパニア鉱石を取り返せなかった場合は破壊してくれ」と依頼しており、2人の乗った飛行機はヴェスパニアとジランバ共和国の要請で戦闘機に撃墜される。

すると、最初の攻撃を回避したルパンはヴェスパニア鉱石から作ったチェリーサファイアをコナンに渡し、攻撃を無効化するよう言いつける。（鉱石はすべての電子機器を無効化する機能を持つ）

直後に2人の乗った飛行機は戦闘機にロックオンされるが、コナンが格納庫の高電圧パネルに鉱石をぶつけてロケット弾を無効化した。

やがて2人の乗った飛行機もすべての機能が停止し、飛行機は『世界の軍事バランスが崩れる』であろう真相と共に海の中へ沈んでいった…。

やがてルパンとコナンは潜水艦に乗った仲間たちに救出され、エミリオとクラウディアは笑顔で帰国した。

その後、日本に来て「手ぶら」で帰るわけにはいかないルパンは、大阪の美術館でお宝を狙っていた。

しかし、変装された仕返しで先に『キッド』に盗まれており、ルパンは銭形や服部たちから必死に逃げていた…。