名探偵コナン 業火の向日葵ネタバレとあらすじ!結末と声優も
2020/04/14
今夜21時00分からの「金曜ロードSHOW!」に、映画『名探偵コナン 業火の向日葵(ごうかのひまわり)』がテレビ初放送される。
シリーズ初の「アートミステリー」と位置づけられている『業火の向日葵』が公開されたのは、2015年4月18日。
歴史的名画・ゴッホの「ひまわり」にまつわる謎をめぐり、コナンと怪盗キッドが激しい攻防を繰り広げる。
今回は、歴史的名画をめぐって嘘と真実が入り乱れる劇場版第19弾・『名探偵コナン 業火の向日葵』のネタバレとあらすじをご紹介したい。
映画「名探偵コナン 業火の向日葵」声優キャスト
映画「名探偵コナン 業火の向日葵」あらすじとネタバレ
ニューヨークのオークションで、ゴッホの歴史的名画「ひまわり」が出品される。
ゴッホが描いた「ひまわり」は7枚あったが、今回出品されたのは第二次世界大戦時の『芦屋の空襲』で焼失したとされる2番目の作品だった。
その模写を“3億ドル”で落札したのは、鈴木園子の伯父で鈴木財閥の相談役・鈴木次郎吉だった。
落札後に記者会見を開いた鈴木次郎吉は、ゴッホの「ひまわり」7枚を世界中から全て集め、『日本に憧れたひまわり展』の開催を宣言。
さらに次郎吉は“7人のサムライ”を紹介し、「ひまわり」を守るための完璧な保存と運搬、そしてセキュリティを約束した。
7人のサムライ
・宮台なつみ(歴史、鑑定担当学芸員)
・東幸二(修復、保存管理担当学芸員)
・圭子アンダーソン(企画担当学芸員)
・石嶺泰三(運搬、運送担当学芸員)
・岸久美子(展示、演出担当学芸員)
・チャーリー(ニューヨーク市警)
・毛利小五郎(探偵)
次郎吉が笑顔で記者の質問に答えていると、突然キッドカードが撃ち込まれ、報道陣に紛れ込んでいた「怪盗キッド」が姿を現した。
すると警備主任のチャーリーたちが怪盗キッドを追い詰めるが、キッドは閃光弾を放ち窓から逃亡する。
現場にいた次郎吉たちが呆気にとられていると、背後から工藤新一が現れる。(変装したキッド)
その後次郎吉は、「ひまわり」を鈴木園子、工藤新一に変装したキッド、7人のサムライたちと羽田空港へ輸送する。
機内でキッドが貨物室を調べていると、貨物室の外に仕掛けられた爆弾が突然爆発し、「ひまわり」が機外に吹き飛ばされてしまう。
さらに、爆発と同時に火災が発生して第4エンジンが停止。
操縦が効かなくなった機内はパニックに陥り、機体は緊急着陸を余儀なくされる。
飛行機は間一髪で空港との衝突を回避するが、コナンは機外に吹き飛ばされた「ひまわり」を抱え、羽田空港上空を飛んでいるキッドを目撃した。
コナンはキッドを取り逃してしまうが、ビルの上にいたキッドが「何も持たずに立っている」のを確認していた。
その後、コナンはキッドがビルの上に隠していた「ひまわり」を発見。
特に目立った損傷はなく、「ひまわり」は鈴木家の財力が作り上げた大金庫・『鉄狸改』に保管されることになった。
次郎吉と7人のサムライたちは、「キッド対策」として美術館の防犯システムについて会議をしていた。
会議では宮台なつみの提案により、通路に仕掛けた防犯カメラをカモフラージュするため、大量の「ひまわりの花」が敷き詰められた。
そんな中、毛利小五郎宛にキッドカードが送られてくる。
その報告を受けた次郎吉たちは、「ラ・ベルスーズの左(最初の模写)」が『5枚目のひまわり』だと断定した。
さらに、5枚目のひまわりは「損保ジャパン日本興亜美術館」に展示されていることが分かり、次郎吉たちは美術館へ向かった。
コナンは少年探偵団や阿笠博士たちとその美術館を訪れていたが、コナンと灰原は今回の事件がこれまでのキッドの手口と違うことから、何か「おかしい」と感じ始めていた。
そこで予告状の存在を知ったコナンは次郎吉たちと合流。
灰原は『5枚目のひまわり』をずっと見つめていたお婆さんから忠告を受けた。
あなたは70年前の私と同じ目をしている。
それはまるで、ひまわりの花言葉「私はあなただけを見つめる」。
でもね、見つめているだけではいつかきっと後悔する。私のようにね。
人は、失って初めて大切なものに気づく。
あのひまわりのように。
その後、コナンたちはキッドに狙われている『5枚目のひまわり』を避難させるため、美術館から運び出すことになった。
しかし、キッドはすでに警備員に変装しており、あっさりと「ひまわり」を奪われてしまう。
キッドは美術館館長の胸ポケットにカードを残しており、盗んだ「ひまわりを100億円でお譲りします」とのメッセージが残された。
場所は「東都プラザホテル」が指定されており、次郎吉はキッドに100億円を支払うことを決める。
コナンたちは取引現場をモニターで確認していたが、コナンは“違和感”を感じて部屋から飛び出した。
やがて部屋の「気圧が高くなっている」ことに気づいたコナンとチャーリーが現場に向かうが、取引時刻になると現場の窓に仕掛けられた爆弾が爆発する。
部屋に突入したコナンとチャーリーは『5枚目のひまわり』を取り返すが、窓の外にいたキッドは取り逃してしまう。
その後、世界各地からゴッホの「ひまわり」が続々と日本に集結し、レイクロック美術館で「日本に憧れたひまわり展」が開幕する。
映画「名探偵コナン 業火の向日葵」結末
レイクロック美術館のモニター操作をしていた後藤善悟は、レイクロック美術館へ「ひまわり」を見に来ていたウメノを見て、なぜか“大粒の涙”を流した。
レイクロック美術館は「ひまわり」を守る“難攻不落の要塞”と報道されたが、コナンが館内でキッドカードを発見する。
キッドの侵入に気づいた次郎吉は、キッドをレイクロック美術館に「閉じ込める」作戦に出る。
次郎吉は客とスタッフ全員を退館させることを後藤に命じるが、直後に火災が発生し、美術館全体が停電となる。
中森警部は“裏切り者”として修復担当の「東幸二」を疑った。
東幸二の祖父は、『芦屋の空襲』から「ひまわり」を救い出した東淸助だった。
東幸二と兄は、その絵を受け取った使用人の言葉を頼りに、ずっと『芦屋のひまわり』を探していた。
次郎吉が落札したひまわりは、空襲で焼失したとされていた『芦屋のひまわり』。
東幸二は誤って兄を殺害し、展覧会が終わってから出頭するつもりだった。
しかし、中森警部が疑った“裏切り者”は東幸二ではなかった。
館内に炎が広がると次郎吉たちも退館するが、コナンは2枚目と5枚目の「ひまわり」が館内に残っていることを気にしていた。
コナンが館内に戻ると、キッドが残された「ひまわり」を取り外そうとしていた。
コナンたちは追いかけてきた欄の力を借りて「ひまわり」を外に脱出させるが、3人は迫り来る炎に襲われる。
するとキッドは、なぜか後藤に連絡を取り、貯水タンクを破壊するように頼む。
濁流に飲み込まれた3人は無事だったが、欄が水を飲んで気絶してしまう。
“宝石”しか狙わないはずのキッドは、ある人物からの依頼で「ひまわり」を守るために一連の犯行に及んでいた。
そんな中、次郎吉や7人のサムライたちが搬出口で「ひまわり」の枚数を数えていると、全部で6枚しかないことに気づく。
すると新一から連絡が入り、今回の事件はキッドによる犯行ではなく「7人のサムライの中に犯人がいる」と報告。
犯人は、レイクロック美術館のトンネル内にヒマワリを植える作戦を立てた『宮台なつみ』だった。
宮台なつみは「5枚目のひまわり」と「芦屋のひまわり」を破壊するためにチームに参加していた。
一方、コナンたちは崩れ落ちる館内で脱出方法を考えていた。
脱出困難になったコナンは、欄をキッドに託し、キッドは欄を抱えてハンググライダーで脱出。
1人残されたコナンは、ベルトから出した『花火ボール』を使って「ひまわり」とともに脱出する。
キッドは気絶している蘭を川岸に降ろし、近くの木陰に隠れて様子を見守っていた。
コナンが「ひまわり」とともに川底から浮上すると、キッドはその場から立ち去ろうとするが、チャーリーがキッドの背後で銃を構える。
チャーリーはキッドから『芦屋のひまわりを見せてあげたい人がいた』ことを聞くと、チャーリーはキッドを見逃した。
『芦屋の空襲』で「ひまわり」を守った東淸助から絵を託されたのは、寺井黄之助だった。
寺井黄之助は後藤善悟に変装しており、炎の中から「ひまわり」と「ウメノ」を救い出していた。
キッドは寺井黄之助から、「ウメノに芦屋のひまわりを見せてあげたい」と頼まれていた。