X-MENファースト・ジェネレーションネタバレとあらすじ!結末と声優も
今夜21時00分からの「日曜洋画劇場」に、映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』が放送される。
2011年6月11日に公開されたファースト・ジェネレーションは、マーベルコミック原作の「X-MEN」新シリーズの第1弾。
相反する道を選んだ、プロフェッサーXと宿敵マグニートーの若き日にスポットが当てられている。
今回は、正義のミュータントチーム「X-MEN」誕生秘話を描いた物語『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のネタバレとあらすじ、声優キャストをご紹介したい。
目次
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」声優キャスト
チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)
エリック・レーンシャー(マグニートー)
セバスチャン・ショウ(クラウス・シュミット)
モイラ・マクタガート
エマ・フロスト
レイブン・ダークホルム(ミスティーク)
ハンク・マッコイ(ビースト)
エンジェル・サルバドール(エンジェル)
アレックス・サマーズ(ハボック)
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「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」あらすじとネタバレ
・1944年 ポーランド
ナチス・ドイツ占領下の強制収容所。
ユダヤ人の少年、エリック・レーンシャーは両親と引き離されてしまうが、家族を奪われた怒りから特殊な能力に目覚める。
エリックが鉄門を捻じ曲げるのを目撃していたシュミット博士は、さらに能力を引き出すため、母親をわざとエリックの目の前で殺害。
金属を自由に操ることができるエリックの能力は、怒りと苦しみで解き放たれた。
・ニューヨーク州 ウエストチェスター
裕福な家庭に育つ少年チャールズ・エグゼビアは、屋敷に忍び込んだ変身能力を持つ少女レイヴン・ダークホルムと遭遇。
少女はチャールズの母親に変身していたが、チャールズは特殊能力で正体を暴き、自分と同じく「普通」ではない彼女を家族として迎え入れた。
・1962年
エリックはスイスのジュネーブで、母親の命を奪ったシュミットの消息を追い続けていた。
一方のチャールズはイギリスでレイブンと暮らし、オックスフォード大学で突然変異やミュータントに関する研究をしていた。
その頃、ラスベガスではCIAエージェントのモイラ・マクダガートたちが米軍のヘンドリー大佐を追跡し、セバスチャン・ショウを中心とする異質な集団を目撃する。
そこで体がダイヤモンドになるミュータントや、瞬間移動を行うミュータントを目撃したモイラは、突然変異の専門家であるチャールズを訪ねる。
一方、「ショウ」と名を変えたシュミットを追ってアルゼンチンに渡ったエリックは、元ナチスの人間たちを次々と襲撃。
モイラに仕事を頼まれたチャールズは、モイラの“記憶”を読んで危険なミュータントたちの存在を知り、CIAへの協力を約束した。
そんな中、ヘンドリー大佐は手榴弾を持ってショウを脅すが、あらゆるエネルギーを吸収し、放出する能力を持つショウにあっさりと消されてしまう。
CIA本部に向かったチャールズたちは、ショウたちの力の危険性を説明して“心を読む”が、長官たちは「マジックの一種」だと言って信じようとしなかった。
長官たちはチャールズの協力を断ろうとするが、レイヴンの変身能力に興味を示したCIA幹部が支援者として名乗りを挙げた。
その後、チャールズたちはCIAと共にショウのクルーザーを追跡するが、先に居場所を突き止めていたエリックがクルーザーを襲撃。
エリックはショウに襲いかかるが、エマの能力で海に放り出されてしまう。
チャールズはショウの心を読もうとするが、テレパシー能力も持つエマに妨害された。
チャールズたちが船内に避難しようとしていると、錨を操ってクルーザーを破壊しているエリックの存在に気が付いた。
エリックは潜水艦で脱出したショウたちを追跡しようとするが、海に飛び込んできたチャールズに説得される。
溺れるぞ。
なぜ追うのか分かるが、君も死ぬぞ。
頼むエリック。落ち着いてくれ。
その後、運命の出会いを果たした2人は、CIAの秘密研究所「デヴィジョンX」に迎えられた。
そこにはミュータントである事を隠していた科学者ハンク・マッコイが所属しており、ハンクはテレパシー増幅装置「セレブロ」(スペイン語で「脳」)を発明していた。
チャールズはショウたちを食い止めるため、セレブロを使って世界各地に潜んでいるミュータントを探しだし、個別に仲間になるように説得を始めた。
チャールズとエリックは、ストリッパーのエンジェル・サルバドーレ、
タクシードライバーのアーマンド・ムニョス(ダーウィン)、
刑務所にいたアレックス・サマーズ(ハヴォック)、
水族館でナンパしていたショーン・キャシディ(バンシー)の勧誘に成功。
2人はローガン(ウルヴァリン)も誘うが、ローガンは「おととい来い」とあっさりと断った。
新メンバーたちは自己紹介をしてコードネームを決めるが、お互いの能力に興奮して大騒ぎ。
レイヴンがチャールズのコードネームを『プロフェッサーX』、エリックのコードネームを『マグニートー』と名付けるが、新メンバーはモイラたちを怒らせてしまう。
その後、ショウがモスクワで「ソ連の国防相と会う」との情報を手に入れたCIAは、チャールズたちを連れてソ連将校の別荘へ向かった。
チャールズが兵士の心を読んで「ショウは来ない」ことを突き止めるが、エリックは1人でエマを追って館内に侵入する。
エリックを心配したチャールズも後を追い、2人はエマを捕らえることに成功。
チャールズはエマの心を読み、ショウがソ連とアメリカを戦争に巻き込み、「第三次世界大戦」を引き起こそうとしていることを知る。
一方、ミュータントが支配する世界を築くことが目的のショウは、仲間を引き連れてディヴィジョンXを襲撃。
さらに、ショウが新メンバーを勧誘するとエンジェルが寝返り、仲間を守ろうとしたダーウィンがショウに殺されてしまう。
ショウを倒すため、チャールズはメンバーたちの特訓を開始。
能力をコントロールして使いこなすため、チャールズの屋敷での共同生活がスタートした。
やがてメンバーたちは自信の能力を開放し、徐々に制御できるようになっていった。
エリックも自分の能力を上手く引き出せなかったが、チャールズのおかげでコントロールできるようになる。
君の一番楽しい思い出に触れた。美しい記憶だったよ。
君の心は豊かだ。
苦しみや怒りの他に、善意も感じた。
すべてにアクセスできれば、君は無敵になる。
僕も勝てない。
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」結末
ソ連とアメリカの緊張感が高まる中、ハンクは外見を変える細胞を攻撃する薬を作った。
獣の脚をもつハンクは「今のままでは社会に受け入れられない」と、変身能力のあるレイヴンに薬を渡したが、レイヴンは『今のまま』を望んだ。
ハンクは自身に注射するが、予想に反して変異細胞が増幅し、青い毛の野獣・ビーストへと変身した。
翌日、メンバーはハンクが作った防護スーツを身にまとい、ステルス・ジェット機で戦争を引き起こそうとしているショウのもとへ向かう。
すると、チャールズは機内からのテレパスで「ソ連艦に味方を攻撃」させ、戦争への突入が一時的に回避された。
ショウは潜水艇で隠れていたが、ショウを見つけるためにショーンの能力で海底を探索。
潜水艇を発見したチャールズたちは、次にエリックの能力で潜水艇を引き上げた。
しかし、直後にヤーノシュから「竜巻」の攻撃を受けると、潜水艇とともにチャールズたちのジェット機も墜落。
ショウは潜水艇のパワーを吸収し、自らが爆弾になるつもりだった。
エリックはショウを倒すために1人で潜水艇の中へ向かうが、ショウはチャールズのテレパスが通じない場所に隠れていた。
ショウを発見したエリックは金属を操り、周囲の壁を少しずつ壊していった。
壁の破壊とともに少しずつチャールズのテレパスが通じるようになっていったが、エリックはショウに追いつめられてしまう。
しかし、一瞬の隙をついてエリックがショウのヘルメットを取ると、チャールズがテレパスでショウの動きを封じた。
ショウを捕らえようとしていたチャールズは、エリックに「よりよい人間になれ」と叫ぶが、エリックはショウのヘルメットを被ってチャールズの声を遮断。
母親を殺された長年の恨みから、エリックはショウを“コイン”で殺してしまう。
一方、ミュータントを恐れたソ連とアメリカは、艦隊からの攻撃を支持する。
チャールズたちに向かってミサイルが発射されるが、エリックが能力でミサイルを止め、反対に艦隊に打ち返してしまう。
チャールズがエリックに飛びついてミサイルの軌道を変えると、さらにエリックを止めようとモイラがエリックに向けて銃を発砲する。
しかし、エリックが弾いた流れ弾がチャールズに当たり、チャールズはその場に倒れ込んでしまう。
エリックがすぐに銃弾を摘出すると、艦隊にミサイルは当たらなかった。
エリックはチャールズを抱えながら理想を語るが、すでに2人の意見は違っていた。
俺たちは兄弟だ。
みんなで助け合い、進んで行くんだ。
理想は同じだろ?
友よ。残念だが、僕と君の理想は違う。
社会は我々を憎む。我々の社会を作る。
人間は攻撃してきた。
次は我々の番だ。
その言葉を聞いたレイヴンはエリックに付いていくことを選択し、レイヴンはビーストに「ミュータントは誇りよ」と伝えてエリックたちと姿を消した。
チャールズはこの時の銃弾が原因となり、その後は車椅子での生活を余儀なくされた。
エリックたちと別れたチャールズは、残った仲間たちとミュータントのアカデミーを創設。
一方のエリックは、エマをCIAから脱出させて仲間として迎え入れた。
エリックよね?
いや俺は…マグニートー。