名探偵コナン 時計じかけの摩天楼ネタバレとあらすじ!結末と声優も
2020/04/17
今夜21時00分からの「金曜ロードSHOW!」に、映画『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』が放送される。
「2週連続コナン祭り」の第1弾は、1997年4月19日に公開された劇場版シリーズの記念すべき第1作目だ。
今回は、謎の爆弾魔とコナンが頭脳戦を繰り広げる映画『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』のネタバレとあらすじ、声優キャストをご紹介したい。
映画「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」声優キャスト
映画「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」あらすじとネタバレ
・黒川邸
黒川病院の院長・黒川大造が自宅で何者かに殺害されてしまう。
毛利小五郎は、後妻・黒川三奈が犯人だと推理するが、ダジャレのような推理を激しく否定される。
その様子を見ていた江戸川コナン(工藤新一)は、時計型麻酔銃で毛利小五郎を眠らせ、いつものように「眠りの小五郎」として推理する。
犯人は黒川邸の家政婦・中沢真那美だった。
中沢は黒川大造が執刀した手術で夫を失っており、その恨みから犯行に及んでいた。
中沢の靴下に付着した血痕が証拠となり、コナンの推理によって事件は無事に解決した。
数日後、有名な建築家・森谷帝二から工藤新一宛にパーティーの招待状が届く。
新一は同伴者として、幼なじみの毛利蘭と小五郎と共に「コナン」としてパーティーに出席する。
・森谷邸 4月29日(火曜日)
シンメトリー(左右対称)の宮殿に到着したコナンたちは、英国紳士風の気品さを感じさせる森谷帝二と顔を合わせる。
森谷帝二は挑戦的な性格の持ち主で、パーティーの最中に「今の若い建築家の多くは美意識が欠けている」と言い放った。
そこで森谷は小五郎に「クイズ」を出すが、なかなか答えられない小五郎に代わってコナンが正解する。
ご褒美としてギャラリーに案内されたコナンと蘭は、事件があった黒川邸を森谷が設計していたことを知る。
また、蘭は新一の誕生日(5月4日)に一緒に映画を見に行く約束をしていることや、2人が好きな“赤色”のポロシャツをプレゼントすることを伝えた。
新一と欄が待ち合わせをしている映画館は「米花シティービル」の中にあり、米花シティービルも森谷が設計していた。
その後、コナンは火薬庫から大量の爆薬が盗み出され、黒川邸が放火されるというニュースを目撃する。
さらに、犯人から「爆破予告」の連絡を受けた新一は、犯人から緑地公園に呼び出される。
一方、公園では少年探偵団の歩美・光彦・元太の3人がラジコン飛行機で遊んでいた。
公園に到着したコナンは、そのラジコン飛行機に爆弾がついているのを発見するが、間一髪のところで爆発に巻き込まれずに済む。
直後にコナンに電話をかけてきた犯人は、その様子を向かいのビルから見ており、次は「1時に駅前の広場が爆発する」と話した。
コナンは急いで駅前の広場に向かうが、木の下に仕掛けたという爆弾は見つからなかった。
コナンが広場全体を観察していると、子猫が入れられたカバンを拾う女性を見かける。
そのカバンに爆弾が仕掛けられていることに気付いたコナンは、タクシーに乗り込んだ女性を急いで追いかけた。
タクシーに追いついたコナンがタイマーを確認すると、なぜか「残り16秒」でタイマーは一時停止した。
コナンがカバンを持って動き出すと再びタイマーが作動し、コナンは残り5秒のところでカバンを捨てた。
爆弾は空き地で爆発したが、コナンは爆風に飛ばされて病院に搬送される。
警察病院に運ばれたコナンは軽傷で済み、目暮警部と白鳥刑事に事件について報告。
コナンは犯人が変声機で声を変えていることから、自分が「知っている人物」が犯人だと推理を始める。
目暮警部は新一に恨みを持っている人物の犯行だと考え、工藤新一が世間の注目を集めた「西多摩市の岡本市長事件」を説明した。
事故直後は、助手席に岡本市長が乗っていた交通事故だと考えられていたが、工藤新一だけは疑問を抱いていた。
実際に車を運転していたのは市長で、助手席に乗っていた市長の息子が身代わりになろうとしていたのだ。
この事件によって岡本市長は失脚。市長が進めていた「西多摩市のニュータウン計画」も見直しとなっていた。
目暮警部がその場にいた少年探偵団に話を聞くと、歩美がラジコン飛行機を渡された際「甘い匂いがした」と話した。
そんな中、再び犯人から予告電話がかかってくる。
犯人は「東都環状線に5つの爆弾を仕掛けた」と話し、午後4時を過ぎてから『列車のスピードが時速60km未満』になると爆発するという。
また、爆弾は日没までに取り除かなければ爆発する仕掛けになっていた。
東都鉄道は列車のスピードを70kmに維持。コナンは電車に乗っていた少年探偵団に連絡し、「必ず爆弾を見つける」と約束する。
コナンが「日没になると爆発する仕掛け」を考えていると、阿笠博士が『スケボーと逆』だとつぶやいた。
コナンのスケボーの動力源はソーラーパワー。
日没になると爆発する仕掛けに気づいたコナンは、爆弾が「線路」に仕掛けられていると推理した。
爆弾は何秒間か光が当たらないと爆発する仕掛けになっており、電車が爆弾の上を通過する間(光が当たらない)だけタイマーが動く仕組みだった。
東都鉄道は電車を環状線から外し、目暮警部と大勢の警察官は線路で爆弾を撤去した。
そんな中、コナンは環状線の爆弾が仕掛けられていた「橋」を森谷帝二が30代の頃に設計していたことに気づく。
さらに、放火された黒川邸も森谷が設計していることから、コナンは森谷を疑い始める。
映画「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」結末
目暮警部が放火された邸宅を調べると、その全てを森谷が30代の頃に設計していた。
コナンたちが森谷を訪ねて話を聞くと、コナンは歩美が話していた「甘い匂い」に気がついた。
森谷は犯人について「心当たりがない」と答えたが、コナンは森谷のギャラリーで『西多摩市のニュータウン計画』を設計したのも森谷だと知る。
森谷が犯人だと確信したコナンは、森谷のギャラリーに全員を集め、事件について説明した。
小五郎は突然「白鳥刑事」が犯人だと言い始めるが、コナンはあっさりとスルー。
シンメトリーにこだわる森谷は、若い頃の作品に満足していなかった。
岡本市長が失脚したことで『西多摩市のニュータウン計画』も中止となり、今回の事件を計画していた。
さらに、コナンが自分の眼鏡を犯人の変装道具に見せかけると、焦った森谷は「書斎の金庫」に隠していることを自供してしまう。
森谷は「屋敷に仕掛けた爆弾を爆発させる」と脅すが、コナンが起爆装置の電池を抜き取っていた。
しかし、森谷は「米花シティービル」に爆弾を仕掛けており、そこには新一と映画(赤い糸の伝説)の約束をしていた欄がいた。
コナンは欄に連絡をして警告するが、直後にビルは爆発。
森谷から爆弾の“設計図”を奪ったコナンは、急いで欄の救出に向かう。
爆発に巻き込まれた欄は無事だったが、爆発のショックで欄が閉じ込められている部屋の扉が開かなかった。
森谷は「お前のために3分用意した」と話したが、コナンはその言葉の意味が分からなかった。
コナンは変声機で声を変え、がれきで塞がれた扉の前で蘭に爆弾を解体させる。
2人は慎重にコードを切断していくが、最後のコードを切断してもタイマーは止まらなかった。
森谷は青と赤のコードをわざと設計図に書いていなかった。
残された2本のどちらかを切ればタイマーは止まるが、間違えると切った瞬間に爆発してしまう。
時刻が午前0時を回ると、欄は「ハッピーバースデー、新一」とつぶやいた。
切れよ。好きな色、切れ。
心配すんな。お前が切り終わるまで、ずーっとここにいてやっからよ。
死ぬときは一緒だぜ。
森谷が「お前のために3分用意した」と言ったのは、新一に『誕生日を3分間味わえ』という意味だった。
新一は欄が“赤”のコードを切ることを心配したが、蘭が切ったのは青いコードだった。
爆弾を止めた欄とコナンはビルの外で再会。
コナンが青を切った理由を聞くと、欄は映画「赤い糸の伝説」の看板を見つめながら答えた。
だって、切りたくなかったんだもん。
赤い糸は、新一と…繋がってるかもしれないでしょ?