ナイトミュージアムのネタバレとあらすじ!結末と声優も
2019/11/01
今夜21時00分からの「金曜ロードSHOW!」に、映画『ナイト ミュージアム』が放送される。
バツイチ警備員・ラリーの冒険を描く大ヒットシリーズ第1弾が公開されたのは、2007年3月17日。
真夜中になると展示物たちが動き出す自然史博物館で、ラリーはある“陰謀”に巻き込まれていく。
今回は、家族で見たい爆笑コメディ・『ナイト ミュージアム』のネタバレとあらすじをご紹介したい。
「ナイト ミュージアム」声優キャスト
「ナイト ミュージアム」あらすじとネタバレ
ニューヨークに住むラリーは、何をやっても長続きしない中年男。
ラリーには別れた妻・エリカとの間に息子・ニックがいるが、親権はエリカが持っており、ラリーはたまにしかニックと会えなかった。
また、エリカは株のトレーダー・ドンと再婚しており、ニックもドンにとてもなついていた。
ニックの将来の夢は、ドンに憧れて「トレーダー」になること。
一方、数ヶ月ごとに仕事とアパートを変える(追い出される)ラリーは現在無職。
息子にまで愛想を尽かされることを恐れたラリーは、大急ぎでハローワークへ向かった。
他の人たちのようにフツーの仕事に就いたら?
それは…何とか考えとく。
その後、ラリーがダメもとで紹介された仕事は、何人紹介してもすぐ辞めてしまう自然史博物館の『夜警(夜間の警備員)』だった。
やがて館内の案内をするレベッカ、館長のマクフィーに挨拶したラリーは、警備室で先輩となるセシル、レジナルド、ガスに会った。
赤字続きの博物館はベテラン夜警の3人をリストラし、新人となるラリーを雇うつもりだった。
ラリーはセシルに館内を案内され、フン族のアッティラ王や南北戦争の兵士、古代ローマ時代のジオラマ(立体模型)などを見学した。
また、イースター島のモアイ像やアフリカ大陸の動物たちのフロアもあり、セシルはそこにいたオマキザルのことを話しかけるように説明した。
名前はデクスター。
あの顔で手のかかる奴でね。
そうだろ?
最後の部屋は古代エジプトのアクメンラー王の神殿で、王が眠る柩と栄華を物語る純金の遺品・『アクメンラー王の石版』を紹介された。
翌日の午後5時。
退職する3人からライトと博物館の鍵、そしてぼろぼろの「マニュアル」を渡されたラリーは、『誰も外に出すな』と警告された。
こうして初仕事が始まったラリーだったが、退屈な夜警の仕事でつい居眠りをしてしまう。
その後、目を覚ましたラリーが見回りを始めると、目の前にあったティラノサウルス(レクシー)の骨格標本がまるごと消えていた。
ラリーがセシルたちのいたずらだと思って廊下を探すと、なんとそこには給水機で水を飲んでいるレクシーの姿があった。
驚いたラリーはすぐに逃げ出し、机の下に隠れて急いでセシルに電話をかけた。
するとセシルはパーティ中で、『マニュアルに書いてあるだろ?』と言ってあっさり電話を切った。
マニュアルには項目1・「骨を投げろ」と書かれており、ラリーはレクシーの骨の一部を拾って恐る恐る投げた。
すると、レクシーは骨を拾ってラリーの足元に置き、犬のようにしっぽを振って遊んでほしそうだった。
やがてモアイ像が「新入りのボケボケ、ガムガムくれ」と喋りだし、動物たちやジオラマの兵士たちも暴れだした。
館内の展示物はまるで命が宿ったかのように動き始め、ラリーはフン族に追いかけられたり、兵士たちの争いに巻き込まれた。
マニュアルの項目2は「人食いライオンに注意」。
ラリーは動物たちのフロアに鍵をかけようとしたが時すでに遅し。
オマキザルのデクスターにいつの間にか鍵を取られており、直後に鼻を噛まれてオシッコをかけられ、大切なマニュアルも破かれてしまう。
その後、パニック状態のラリーは小さなカウボーイ・ジェドたちに体を縛られ、小さな古代ローマ兵士・オクタヴィウスたちから投石機と弓で攻撃される。
すると、そこに馬に乗ったセオドア・ルーズベルト(第26代大統領)の蝋人形・テディが現れ、パニック状態のラリーを助けて事の真相を説明した。
アクメンラー王の石版。あれがすべての原因だ。
1952年のナイル探検で出土してここへ。
その夜、博物館のものがよみがえったのだ。
以来、毎晩そうなる。
テディはセシルと同じく「誰も外に出すな」と警告し、朝が来て太陽が昇ると『誰もが一瞬にして灰になる』とラリーに言った。
そんなテディはガラス越しにいるアメリカ先住民の娘・サカジャウィアをじっと見つめており、朝が近づくと展示物たちは自分の場所に戻ってポーズをとった…。
翌日、散々な目にあったラリーはすぐにでも仕事を辞めるつもりだったが、ニックに「職場を案内する」と約束してしまったため続けることになる。
ラリーはマニュアルをなくしたことをセシルに伝えると、セシルに「歴史の勉強をしろ」と言われ、昼間のうちに本を読んだりネットで調べて勉強した。
さらに、サカジャウィアについて論文を書いているレベッカに情報をもらい、対策を練って仕事に向かった。
その日はセシルたち3人が引退の日。
ラリーが3人との別れを惜しんでいると、レジナルドは隙きを見てラリーのロッカーを開け、「鍵の型」をこっそりと取った。
その後、ラリーはレクシーの骨をラジコンと繋げ、リモコンを固定してレクシーを走らせた。
そして原始人にはライターを渡し、文句を言うモアイ像にはガムをあげた。
ジオラマコーナーでは領土を拡張しようとしているオクタヴィウスとジェドを落ち着かせ、「行儀よくしてれば自由にしてやる」と約束した。
また、オマキザルのデクスターには盗まれることを想定し、準備していた「おもちゃの鍵」を盗ませた。
恋をしているテディは相変わらずサカジャウィアを見つめており、勇気を出して話しかけたがガラス越しなので声が聞こえなかった。
仕事が順調なラリーは、次にフン族とアッティラ王を「手品」で驚かせたが、すぐにネタバレして八つ裂きにされそうになる。
すると、そこに動物たちが現れて難を逃れるが、いつの間にかデクスターに鍵を盗まれて「窓の鍵」を開けられてしまう。
さらに、オクタヴィウスとジェドたちは再び争い始め、ライターを渡した原始人の頭は燃えていた。
ラリーは消火器で火を消してすぐにデクスターを追い詰めたが、ラリーとデクスターが『ビンタの張り合い』をしている隙に、原始人が窓から飛び出してしまう。
やがて外にいる原始人に気がついたラリーは急いで後を追ったが、朝日を浴びた原始人はラリーの目の前で一瞬にして灰になってしまった…。
翌日、マクフィー館長は散らかった博物館を見てラリーをクビにしようとする。
ラリーは謝罪してラストチャンスをもらったが、館長にどなられている父の姿を友達と立ち寄ったニックが見ていた。
その後、仕事ぶりを見せたいラリーはニックを誘い、夜にこっそり博物館に連れて行った。
さらに、ラリーはレベッカにも声をかけて「夜になると展示物が動きだす」と伝えたが、からかわれていると感じたレベッカは相手にしなかった。
やがていつもの時間になり、ラリーとニックはレクシーの前で動きだすのを待っていた。
しかし、なぜかこの日はいっこうに動く気配がなく、ニックに『大丈夫?』と言われてがっかりさせてしまう。
不思議に思ったラリーが館内を調べると、「アクメンラー王の石版」がなくなっていることに気がついた。
すると外には1台の車が停車しており、「泥棒」だと考えたラリーがニックを連れて裏口に向かうと、そこにはセシルたち3人の姿があった…。
「ナイト ミュージアム」結末
セシルたちはレジナルドが取った「鍵の型」で鍵を作り、館内に侵入して石版を盗むつもりだった。
ラリーは「石版の真ん中を回す」ようにニックに伝え(9つの正方形が回転する仕組み)、ニックが石版を回すと展示物たちが動き出した。
また、石板は展示物たちに命を与えるだけでなく、セシルたちを若返らせる力も持っていた。
ラリーはセシルたちを取り押さえようとしたが、若返った3人のパワーに太刀打ち出来なかった。
日が暮れると俺たちにも生気が満ちて、朝が来るまで若返るんだ。
だがクビになり、石版を盗むことにした。
君は金に困ってる。それで君に濡れ衣を着せる細工をした。
その後、石板を奪われたラリーとニックはアクメンラー王の神殿に閉じ込められ、助けを求めたテディにも見放された。
君の真価の見せどころだ。
君は今度こそやり遂げねばならん。
私は蝋でできてる。君は違うだろ?
その言葉を聞いたラリーは王が眠る柩を開け、英語も堪能な古代エジプトの王・(飾られていたケンブリッジで学んだ)アクメンラーの助けで脱出に成功する。
一方、この間にレクシ―や動物たちは外へ脱走しており、館内は動き出した展示物たちが大暴れしていた。
ラリーはフン族のアッティラ王と話をつけようとするが、言葉の通じないラリーは「テンション」だけでその場を切り抜けようとした。
すると、その様子を見ていたアクメンラーが通訳してくれたが、アッティラ王の答えは『八つ裂きにする』だった。
返事に困ったラリーはお涙ちょうだいの説得を始め、見事にアッティラ王の涙を誘って2人は和解した。
八つ裂きマニアだな。君は何でも八つ裂きにしたい。
それは誰かに引き裂かれたからだ。
誰かが昔…幼い君のハートを引き裂いた。
君は何かを失った。愛をね。
その後、ラリーは大暴れする展示物たちに話しかけたが、戦いに夢中で誰も聞く耳を持たなかった。
するとモアイ像が『静かにしろ!ボケボケの話を聞け!』と一喝し、ラリーは他の展示物たちに協力を要請した。
あの石版がないと、夜毎の奇跡は起こらない。
そうならないように、皆で力を合わせて取り戻すんだ!
その後、展示物たちの協力のおかげでガスとレジナルドは捕まえたが、セシルが石板を持って外へ逃げてしまう。
するとラリーはサカジャウィアを連れてきて「追跡」を頼むが、そこに馬車に乗ったセシルが猛スピードで突っ込んでくる。
しかしサカジャウィアは間一髪のところでテディに助けられ、テディは馬車に跳ね飛ばされて体が真っ二つになってしまった。
その後、オクタヴィウスとジェドはラジコン、ニックとアクメンラーはレクシー、そしてラリーはテディの馬に乗ってセシルを追いかけた。
一方、セシルが乗った馬車は現金輸送馬車。
「暗号」を言わないと止まることはなかったが、歴史を勉強したラリーは『ダコタ!』と叫んで馬車を止めた。
こうしてセシルを捕まえたラリーたちだったが、オクタヴィウスとジェドが乗ったラジコンはカーブを曲がりきれず、スピードを出したまま雪に突っ込んで大破してしまった。
その後、ラリーは取り戻した石板をアクメンラーに渡し、石版の力で脱走した展示物たちを呼び戻してもらった。
一方、ラリーから連絡を受けたレベッカは憧れの女性・サカジャウィアを紹介され、興奮した様子で『あなたの大ファンなの!』と言った。
ラリーが展示物たちの無事を確認していると、ラジコンに乗っていたオクタヴィウスとジェドもなんとか無事だった。
やがてラリーたちは朝を迎え、朝のニュースでは自然史博物館の「大騒動」が話題になっていた。
館長に呼ばれたラリーはクビを覚悟していたが、ニュースを見た大勢の人々が博物館を訪れ、その様子を見た館長は取り上げたライトと博物館の鍵をラリーに返した。
その後、ラリーはニックの授業参観にもきちんと参加し、ニックはとても嬉しそうだった。
そしてその夜、仲良くなった展示物たちとニックの賑やかなパーティーを、ラリーは嬉しそうに見つめていた…。