ヒロイン失格(映画)ネタバレとあらすじ!結末とキャストも
今夜21時00分からの「金曜ロードSHOW!」に、映画『ヒロイン失格』がテレビ初放送される。
幸田もも子さんの同名コミックを実写化した青春ラブコメディが公開されたのは、2015年9月19日。
真っすぐな女子高生の松崎はとりが、ヒロインを目指して幼なじみと学校イチのモテ男と“三角関係”になってしまう。
今回は、桐谷美玲さんの変顔や丸刈り姿も必見のラブコメディ・『ヒロイン失格』のネタバレとあらすじをご紹介したい。
映画「ヒロイン失格」キャスト
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映画『ヒロイン失格」あらすじとネタバレ
ちょっと腹黒い女子高生の松崎はとりは、自分は10年間思い続けた幼なじみ・寺坂利太と結ばれる予定の“ヒロイン”であると思い込んでいた。
利太は人見知りで協調性ゼロ。
1人が好きなくせに寂しがりやだが、クールな態度が母性本能をくすぐるイケメンだ。
利太の母親は小学生の頃に利太を残して家を出た(駆け落ち)が、いじめられている利太を助けたのははとりだった。
はとりは「ごくせん」のヤンクミ風に利太を助けて以来、ずっと利太のことが好きだった。
そんなある日、はとりと同じクラスの眼鏡っ子・安達が学食で不良たちに絡まれていたが、その様子を見ていた利太が「くだらねぇ」と言って安達を助けた。(実際は学食のオヤジが助けた)
私といるとイメージ悪くなりますよ。
アホくさっ。
人の目なんてどうでもよくね?
すると安達は利太に告白し、利太はオカッパ眼鏡の六角精児ちゃん・安達と付き合い始め、はとりはヒロイン失格となってしまう。
それからのはとりは2人のラブラブな様子を常に観察し、「拷問」されっぱなしのはとりは“愚かなる中島”ことオナカに相談する。
しかし、中島は「オーディションを受けてない(告白していない)あんたは、舞台にすら立っていない」と指摘。
するとはとりは逆ギレし、「奪い返すのみ」だと言って『邪道ヒロイン』を極めることを宣言する。
利太の提案で眼鏡を外した(脱六角精児)安達に近づいたはとりは、桝太一アナに実況されながら攻撃を仕掛けた。
はとりは2人の思い出が詰まったアルバムでいやらしくアピールし、利太に借りたジャージで動揺させようとするがことごとく失敗。
罠を仕掛けたはとりは“返り討ち”となり、王道ヒロインに完敗してしまう。
その後、はとりが友人たちと「安達の顔面偏差値の低さ」について話し合っていると、安達に見つかって動揺するが、ここでも王道ヒロインの貫禄を見せつけられる。
松崎さん、寺坂くんのこと好きでしょ?
だから私に気を使わないで今までどおりに…ねっ?
それでもし寺坂くんが松崎さんのとこ行っちゃっても、恨んだりしないから。
そんな中、同じクラスのとてつもないイケメン・弘光廣祐がはとりに接近し、「利太一筋10年」のはとりにさらっとコクり、弘光にファーストチッスを奪われる。
本気の恋は“理屈”じゃないの。
そっか。はとりちゃんは寺坂くんが好きっていうより、10年間思い続けている自分が好きなんだね。
そんなことない!
翌日、汚れちまったはとりは弘光に「口止め」をするが、弘光は『壁ドン連発』ではとりに猛アタック。
結局「口止め」としてWデートを提案されたはとりは、その様子を見ていた利太と安達と4人でボウリングデートする。
すると利太は弘光とはとりに嫉妬し、7月16日は嫉妬記念日となった。
しかし、安達は「無理して好きな人とか作らなくていいんじゃないかな?」とはとりに説教し、それを聞いていた弘光は『嫌な女だねぇ』と言い放った。
なら…別れてあげなよ。
ほら、結局口だけじゃん。
そういうの何て言うか知ってる?
偽善者…ムカつくよねぇ。
その後、利太はボウリング場を抜け出したはとりと合流し、はとりから「安達を好きな理由」を聞かれた。
すると、利太は安達がジャーナリストという『夢がある』ところが好きだと伝え、夢がないはとりは「勝ち目ないじゃん」と涙を流した。
はとりは利太のことを諦めて尼さん風の「丸刈り」になることも考えたが、安達から「夏休みの間、寺坂くんと一緒にいてくれない?」と相談される。
安達はメキシコに短期留学することになり、元気を取り戻したはとりは「利太奪還大作戦」を考えた。
すると、中島と学食のオヤジに「ギャップ作戦」を勧められ、会いたい気持ちを抑えて利太に連絡しないようになる。
簡単だよ。寺坂に一切会わなきゃいいの。
あんたからバンバン連絡が来ると思ったら一切こない。
“どうしたんだろう”と思い出す。
会えない時間が愛を育てる。
それからのはとりは利太への連絡を我慢したが、利太から連絡が来ることはなかった。
落ち込んだはとりがマンガ喫茶(5時間パック)でアオハライドを読んでいると、弘光に見つかってデートに誘われる。
すると、震えるほどのイケメンとのデート中に「中尾彬」も登場し、「いいんだよ」の後押しではとりは弘光とのデートを楽しんだ。
2人は街で弘光の元カノ・恵美に遭遇すると、2人は酔っぱらった“女子力ダダ漏れ女”を介抱するために恵美の自宅へ向かった。
弘光は恵美を優しく介抱したが、はとりは「今でも恵美が1番なんだよねー?」と語る恵美にブチ切れながら、「柳沢慎吾」風に去っていく。
自分の所有物ですみたいな顔して独占欲だけ出して、お前利太か!
弘光くんフッたこと絶対後悔するからねオバサン!
あばよ!
弘光は本気ではとりに恋をするが、はとりは利太に電話して「花火大会」に誘った。
8月30日、利太が“女の子扱い”してくれることではとりのテンションも上がっていたが、そこに弘光も登場。
弘光は利太に『本気』であることを伝え、「いい加減にすんのはあんただよ」と言った。
はとりちゃんのこと心配してるふりして、
結局は自分のことを無条件で好きでいてくれる彼女を手放したくないだけ。
それって残酷じゃない?
弘光が先に帰った後、はとりは「あたしにはずーっと利太だけだもん!」と気持ちを伝えた。
母親が駆け落ちした利太は『俺はずっとなんて信じない』と返事をすると、はとりは一旦帰るふりをして突然土下座した。
寂しかったよね?悲しかったよね?
本当に本当にごめんなさい!
利太のこと独りぼっちにさせちゃって。
はとりは会いたい気持ちを抑えていた「ギャップ大作戦」のことも告白し、夏休みに1人で楽しんでいたことを反省した。
利太は一生懸命に「もう離れない」と語るはとりを見て、はとりにキスをして安達との“別れ”を決意する。
しかし、留学から帰国した安達は“仮病”を装って利太を引き止め、利太ははとりに別れを告げた。
はとりは泣きながら弘光に着信を残すがすぐに切り、雨の中で1人で泣き崩れた。
すると、傘もささずに弘光が現れ、涙を流すはとりを優しく抱きしめた。
呼んだでしょ?俺のこと。
なんで俺こんなことしちゃってんだろ?
もういいよ。はとりちゃん。
余計なこと考えなくていい。傷つかなくていい。
ただ、俺だけを見てればいいから。
映画『ヒロイン失格」結末
弘光と付き合い始めたはとりは、修学旅行とバースデーが重なっていた弘光のために「サプライズ大作戦」を考えた。
そんな中、旅行先の売店で利太の母親を見つけたはとりは、利太の母親が「新たな家庭」を築いていることを知る。
利太と母親を再会させたくないはとりは、とっさに『外に中尾彬がいるっ!』と嘘をつき、利太の手を引っ張って店から連れ出した。
すると、靴ヒモを結んでいる「六角精児」を発見。生徒たちは大騒ぎとなり、六角さんは走って逃げた。
その後、弘光の誕生日祝いに出かけたはとりは、偶然ホテルのエレベーターで利太と乗り合わせ、2人は小学生の頃に見た“夕焼け”を思い出した。
はとりは足早に去って弘光と合流し、利太は安達の様子を見に行ったが、2人はまだ『お互いに好きな気持ちが残っている』ことに気がついた。
そして利太は安達と、はとりは弘光と別れた。
俺のせいで、嫌な思いばっかりさせてごめん。
違う!寺坂くんに出会わなかったら、私はずっと人の目ばっかり気にして、
いい子ぶった偽善者で…恋が何なのかも分からなかった。
俺みたいに何もない男に安達は…
俺のこと必要だって、俺といることで変われたって言ってくれた。
だけど…消えないんだ。俺の中から。
はとりが好きです。
別れてください。最低なことしてごめん。
本当最低だね。許さない。
けど、行って。松崎さんとこ。
はとりちゃん。正直に自分の心に従って。
今…頭に浮かぶのは誰?
いつだって、私を地獄に落とすのは利太で、
そこから引きあげてくれるのは弘光くんなのに…弘光くんが好き。
なのに…消えないの。あたしの心から。
利太が好きです。ごめんなさい…。
分かった。と言うか…分かってた。
しょうがないよ。恋愛って理屈じゃないから。
その後、はとりは「ムダに高い所」にいた利太と会い、利太は母親と再会していい会話ができたことを報告。
見事ヒロインに返り咲いたはとりは、利太と抱きしめ合ってキスをした。
いいのか?
俺空っぽで散々お前のこと傷つけたし、臆病者だけど…
そんな利太が私のヒーローなんだよ。世界でたった1人の!
へなちょこなヒーローだな。
ヒロイン失格にはちょうどいいよ。
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