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競歩の鈴木雄介が情熱大陸に!経歴や成績、世界陸上の結果は?

   

今夜23時30分からの「情熱大陸」に、“世界一速く歩く男”と称され、今年3月には男子20km競歩の世界新記録を樹立した、鈴木雄介氏が出演する。

世界記録保持者となるのは、2001年女子マラソンの高橋尚子氏以来14年ぶり、男子ではマラソンの重松森雄氏以来50年ぶりとなる快挙だ。

今回は、「世界記録は意味が無い。世界大会で金メダルを獲って初めて世界一」だと語っていた鈴木雄介氏の経歴や、本日北京で行われた世界陸上での結果をご紹介したい。

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鈴木雄介のプロフィールと経歴

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プロフィール

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名前:鈴木雄介(すずきゆうすけ)
生年月日:1988年1月2日(27歳)
出身地:石川県能美郡辰口町
出身校:石川県立小松高等学校、順天堂大学
身長:170cm
体重:57kg
所属:富士通

 

 

経歴

石川県能美郡辰口町出身の鈴木氏。幼少期の習い事は水泳とピアノだったそうだ。

鈴木氏は小学生の時に2歳年上の兄の影響を受けて陸上クラブに入り、長距離選手として活躍。「競歩王国」として知られる石川県で生まれ育った鈴木氏は、辰口町立辰口中学校時代から本格的に競歩を始め、3年生の時には中学最高記録を樹立

鈴木氏は競歩の町に生まれ育ち、競歩にまっすぐ取り組んできた“競歩の申し子”と呼ばれている。

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そんな鈴木氏は石川県立小松高等学校に進むと、国際大会に日本代表として出場するようになり、2005年の世界ユース陸上競技選手権大会1万mでは銅メダルを獲得。

全国高等学校総合体育大会では優勝している。

2006年に順天堂大学に進んだ鈴木氏は、同年の世界ジュニア選手権1万mで銅メダルを獲得。

大学を卒業した2010年には富士通に入社し、同年のアジア競技大会では5位入賞を果たしている。

競歩 鈴木9

2011年の世界選手権20kmでは8位に入賞し、2012年のロンドン五輪日本代表となる。

しかし、実績を積み上げて臨んだロンドン五輪の結果は36位。

思いもよらなかった成績の原因は、レース中に腹筋がけいれんを起こしたことだという。一時は先頭に立っていたが、けいれんを起こしてからは後退を余儀なくされてしまった。

 

しかし2013年2月の日本選手権20kmでは、1時間19分2秒を記録して優勝する。2年ぶりとなる2度目の優勝を飾った、1時間19分2秒という記録は、13年ぶりとなる日本記録更新となった。

2014年の日本選手権では、1時間18分17秒とさらに記録を更新。

競歩 鈴木6

そして今年の3月、鈴木氏の故郷である能美市で開催された全日本競歩能美大会で、1時間16分36秒で優勝し、世界新記録を樹立した。

競歩 鈴木2

日本男子としてはマラソンの重松森雄氏以来、50年ぶりの快挙を達成した。

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鈴木雄介のこだわりと競歩のルール

歩く早さを競う陸上競技種目である競歩のルールは厳しい。

・常にどちらかの足が地面に接していること
・前脚は接地の瞬間から地面と垂直になるまで膝を曲げてはいけない

とルールで定められており、競技中に3人の審判から歩形違反で警告を受けると失格となり、失格になった選手はレース中に知らされ、途中退場することになる。

ルールの厳しい競歩での鈴木氏のモットーは『美しく勝つ』ことだ。

こだわりは、「反則のないきれいな歩形で歩くこと」で、鈴木氏は競歩を始めた中学生の頃から一度も失格がない。

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「たとえ優勝しても、他の選手や見ている人から汚い歩き方と言われたり、1回でも警告(歩型違反を示す審判のカード)をつけられたら意味がない。完璧な優勝、完全勝利がしたいんです」
出典:sportiva.shueisha.co.jp/

 

 

世界陸上の結果は?

陸上・世界選手権第2日目、本日北京で男子20km競歩決勝が行われ、世界記録保持者である鈴木氏には金メダルが期待されていた。

しかし、結果はまさかの途中棄権。11km付近でスピードを緩め、両腕で「×印」をつくってコースアウトしたそうだ。

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どうやら途中棄権となった原因は恥骨の炎症で、自ら判断したようだ。

患部に痛みが出たのは5月。7月のトラックの大会では5000、1万メートルで日本新を連発したが、これまで一度も失格したことがない美しい歩型にも異変が生じた。「歩型のズレはある。(7月の大会では)理想と違った。審判がどう受け取るか不安はある。失格になったら受け入れるしかない」と覚悟を決めていた。
出典:headlines.yahoo.co.jp/

 

 

まとめ

鈴木氏は途中棄権となり、競技場に戻る際には涙を流していたようだ。

今大会はリオデジャネイロ五輪にもつながっていたために非常に残念ではあるが、鈴木氏は世界記録保持者だ。

怪我を早く治してもらい、今後の活躍に期待したい。

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