INTERGATE

世の中の?や!に迫る情報メディア

望月美由紀と杉山一衛がアンビリバボーに!わずか50日の新婚生活!

   

今夜放送された「奇跡体験!アンビリバボー」では”悲劇により突然幕を閉じた新婚生活”と題して、道化師(クラウン)として活躍している望月美由紀氏と、彼女が恋したお相手の杉山一衛氏が紹介された。

結婚式からわずか50日後に夫を看取ってしまったという、望月氏の壮絶な過去とは?

310250_155271647904805_380364415_n

出典:望月美由紀facebook

道化師(クラウン)、望月美由紀とは?

スポンサーリンク

プロフィール

377409_191534454278524_1853018929_n

出典:望月美由紀facebook

1977年 静岡県静岡市葵区に生まれる。

1994年 大道芸カレッジを受講して市民クラウンになる。

1998年 プロを目指し上京。プロエンターテイナーの白井博之氏に師事。

2002年 白井博之氏主宰のプロエンターテイナー養成講座を卒業。

2014年 「第4回日本感動大賞」で大賞を受賞。

・日本感動大賞とは?

日本感動大賞は、どなたでもご応募いただくことができるコンクールです。あなたご自身やご家族、ご友人の感動的なテレビドラマや映画で見るような体験を「ハガキ一枚」でお送りください。
出典:日本感動大賞

 

望月美由紀氏の壮絶な過去とは?

望月美由紀氏の以外な性格

幼い頃から周りを楽しませるのが大好きだった望月氏は、高校2年生の時に大道芸ワールドカップで市民クラウンとなった。

明るい性格に思える望月氏は、以外にもネガティブな性格で、人と話すのも苦手な完璧主義だそうだ。

望月氏がクラウンとして演じているのは不器用な女の子「タケコ」。望月氏は不器用な女の子「タケコ」が素の自分で、「望月美由紀」は鎧を着て頑張っているとインタビューで語っている。

556495_241011022664200_373389344_n

出典:望月美由紀facebook

うつ病を発症

22歳でプロを目指して上京した望月氏は、2年たった頃から慢性的な頭痛に悩まされるようになり、引きこもりがちになってしまう。

何もしたくない、生きていても周りの迷惑になるだけ」とまで思い始め、うつ病を発症してしまう。

受講していたプロエンターテイナー養成講座をなんとか卒業した望月氏は、療養のために実家がある静岡に帰ることになる。

カウンセリングを受けるうちに、原因は生い立ちにあると気付いた望月氏。望月氏の父は幼い頃からしつけに厳しかったそうだ。

父親や周りの期待に応えようと、知らず知らずのうちに「いい子」を演じてきたという自分への抑圧が原因だったと気付いた望月氏は、なんとか病気を克服する。

スポンサーリンク

バーベキューで運命の出会い

静岡に戻った望月氏に、後の夫となる杉山一衛氏との運命の出会いが訪れる。出会ったきっかけは、バーベキューパーティーだった。

出会った当初はまだうつ病だったため、最悪な印象だったそうだが、彼も人を楽しませることに喜びを感じていた人だった。

時間が経つにつれ互いに惹かれあった2人は、交際へと発展。一度は別れてしまうが、望月氏がうつ病を克服した様子をブログに掲載したことをきっかけに、杉山氏から連絡があり、交際は再びスタートする。

望月氏がうつ病を克服する大きな力となったのは、杉山氏からの一通の手紙で、その手紙にはこう書かれていた。

泣きたくなったら思い切り泣いてごらん!つらくなったら迷わず叫んでごらん!その全てを受け止めてあげるから…

 

杉山氏からのプロポーズ しかし…

出会ってから7年、杉山氏からのプロポーズを受けた望月氏だったが、幸せな結婚式のわずか10日後に杉山氏が体調を崩し病院に運ばれてしまう。

元々腎不全の持病があった杉山氏だったが、それまでは元気に日常生活を送っていたそうだ。杉山氏は入院し、2週間意識が戻らない状態が続いた。

意識が戻った時は、結婚したことすら覚えていない状態だった。

杉山氏は原因不明の炎症性疾患、成人スティル病という難病であることが発覚した。

望月氏は泣きたい気持ちを必死にこらえ、「笑うと免疫力が上がるっていうから、笑ってごらん」と語りかけるが杉山氏は笑えない。

自分がうつ病だった時を思い出し、「体がつらいのに笑うなんて無理だ」と、思い直したという。望月氏は肉体的、精神的に限界だったが、杉山氏に接する時だけは笑顔でいようと決めていた。

笑え、笑え、笑え、笑え、笑え!」毎日鏡の前で自分に語り、心から道化師になり、杉山氏を少しでも笑顔にしようと、毎日一生懸命な望月氏。

普段道化師としてやっていることを看病で実践した望月氏だったが、入院から40日後の2011年4月1日、杉山一衛氏は36歳という若さで亡くなった。わずか50日の新婚生活だった。

 

杉山氏のサプライズ

杉山氏は入院中に、望月氏に内緒で婚約指輪を手配していた。サイズを間違えていたようだが、人を喜ばせることが大好きだった杉山氏のサプライズは、最後に望月氏に笑顔をくれた。

その指輪はサイズを直し、望月氏の薬指に、2人の結婚指輪は望月氏の首に、ネックレスとして身につけられていた。

 

望月美由紀氏のその後

望月氏は自身の体験をはがき1枚にをおさめるコンクール「日本感動大賞」に「クラウンに魅せられて」というタイトルで応募し、第4回大会で大賞を受賞した。

望月氏の作品「クラウンに魅せられて」は、『泣き虫ピエロの結婚式』として書籍化された。

 

まとめ

望月氏は現在、辛く苦しい経験をした人達が、少しでも笑顔になってくれるよう笑いで免疫力を上げるセミナーをしたり、道化師としての活動を続けているそうだ。

望月氏はインタビューで、笑うことは副作用のない薬だと語っていた。

毎日忙しい生活を送っていると自分のことだけでいっぱいいっぱいになり、笑顔を作ることが難しくなってくる。

しかしそんな時こそ「笑顔」が必要なんだと思わせてくれた。

スポンサーリンク

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


PAGE TOP