ハリーポッターと死の秘宝PART2ネタバレとあらすじ!結末と声優も
2018/11/30
今夜21時00分からの「金曜ロードSHOW!」に、映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』が放送される。
2011年7月15日に公開された「死の秘宝 PART2」は、映画「ハリー・ポッター」シリーズの完結編。
ホグワーツ魔法魔術学校を舞台に、最終決戦の幕が切って落とされる。
今回は、ハリーたちの最後の戦いを描く最終章後編・『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』のネタバレとあらすじ、声優キャストをご紹介したい。
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」声優キャスト
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」あらすじとネタバレ
死の秘宝の1つ、「ニワトコの杖」を手に入れたヴォルデモート。
ディメンターに囲まれたホグワーツ魔法魔術学校で、苦悩に満ちた表情を浮かべるスネイプ。
ドビーの死を悼み、お墓の前に佇むハリー。
それぞれが最終決戦に向けて覚悟を決める中、ハリーはグリップフック(ゴブリン)と取引をする。
「分霊箱」がベラトリックスの金庫にあることを突き止めていたハリーは、警備が厳重な“グリンゴッツ銀行”に侵入するつもりだった。
ハリーがグリップフックに協力を求めると、グリップフックは交換条件として「グリフィンドールの剣」を要求。
仕方なく条件を飲んだハリーたちは、グリップフックと共に銀行へ向かう。
ハーマイオニーがポリジュース薬(変身薬)でベラトリックスに変身するが、ぎこちない演技で偽者だとバレそうになる。
しかし、ハリーの魔法で侵入に成功し、ウクライナ・アイアンベリー(ドラゴン)によって守られている金庫にたどり着く。
ハリーたちは分霊箱の1つ「ハッフルパフのカップ」を手に入れるが、グリップフックに先に逃げられてしまい、追っ手からも追い詰められてしまう。
すると、無謀な作戦を思いついたハーマイオニーはドラゴンに飛び乗り、ハリーとロンも飛び乗って脱出に成功する。
そんな中、突然ハリーにヴォルデモートの思考が流れ込んでくる。
ハリーは2人に、ロウェナ・レイブンクローに関係のある分霊箱が「ホグワーツ」にあることを伝え、ハリーたちは秘密通路からの侵入を試みる。
ハリーたちは侵入者感知の罠にかかってしまうが、直後にダンブルドアにそっくりな老人に助けられる。
ハリーたちを助けたのはダンブルドアの弟、アバーフォース・ダンブルドア。
アバーフォースはいつもハリーを「両面鏡」で見守っており、ハリーたちが捕らえられた際にドビーを送らせのもアバーフォースだった。
壁には女性の壁画が飾られていたが、その女性は妹のアリアナ・ダンブルドアであると説明された。
ハリーはダンブルドアから兄弟のことは何も聞かされていなかったが、アバーフォースに「僕は先生を信じる」と訴えた。
すると、アバーフォースはアリアナに頼んでネビルを連れてこさせ、抜け道からホグワーツへ侵入する。
ハリーたちは久しぶりに再会した仲間たちから歓迎されるが、スネイプが校長となってからのホグワーツは完全に支配されていた。
スネイプがハリーを捕らえるために生徒たちから情報を引き出そうとしていると、そこにハリーが仲間を引き連れてやってくる。
ハリーがダンブルドアを殺害したスネイプを責めると、スネイプは杖を取り出してハリーを攻撃しようとする。
しかし、ハリーを守るためにマクゴナガル先生がスネイプに応戦し、スネイプは先生の激しい攻撃から逃げるようにその場を去った。
生徒たちは喜び、暗かったホグワーツは再び明かりを灯したが、ヴォルデモートの「ハリーを差し出せ」との声が聞こえてくる。
ヴォルデモートから与えられた時間の猶予は1時間。
生徒たちは決断を迫られ、中には「捕まえろ」と叫ぶ生徒もいた。
しかし、マクゴナガル先生が生徒たちを先導し、皆の力を結集してホグワーツを守ることになった。
ロンとハーマイオニーは「バジリスクの牙」で分霊箱を破壊するため、忍びの地図を持って“秘密の部屋”に向かった。
ハリーはレイブンクローの談話室に向かうが、途中でルーナに呼び止められる。
髪飾り(分霊箱)のことだけど、生きてる人は知らない。
だから、死んだ人に聞けばいいんだよ。
するとハリーは灰色のレディ(ヘレナ・レイブンクロー)を訪ね、髪飾りの隠し場所のヒントをもらった。
そんな中、ついにヴォルデモートは一斉攻撃を開始。
ホグワーツは魔法で守られていたが、ヴォルデモートたちの攻撃で守りの魔法が崩れ、敵が一斉に攻め込んでくる。
一方、ロンとハーマイオニーは「ハッフルパフのカップ」を破壊。
ハリーは“必要の部屋”で髪飾りを見つけるが、後をつけていたドラコたちに襲われそうになる。
するとロンとハーマイオニーが助けに来るが、ゴイルが部屋に火をつけてあたりは炎に包まれる。
ハリーたちは逃げ遅れていたドラコたちを助け、ほうきに乗って部屋から脱出。
直後に入り口の前に落ちた髪飾りをハリーが破壊し、髪飾りは悪霊の炎の中へ消えた。
残り1つとなった分霊箱は、蛇の「ナギニ」だった。
ヴォルデモートはナギニを避難させるが、ハリーがヴォルデモートの心を読んで居場所を特定する。
ヴォルデモートは自身がニワトコの杖の“真の主”でないことに気がついており、ダンブルドアを殺した「スネイプ」が杖の主だと思っていた。
ヴォルデモートは杖の“真の主”になるため、ナギニに命じてスネイプを殺すが、死の直前に駆けつけたハリーに「涙」を遺した。
憂いの篩へ。
私を見てくれ。
リリーと同じ目だ。
仲間たちが次々と命を落としていく中、ハリーはスネイプの瞳から流れた「涙」を校長室に持ち帰り、憂いの篩でスネイプの記憶を取り出した。
ハリーの母・リリーとスネイプは幼なじみだった。
スネイプはずっとリリーを愛していたが、ホグワーツで「スリザリン」と「グリフィンドール」に分かれてしまった。
ハリーの父・ジェームズと親しくなるリリーに嫉妬したスネイプは、次第に疎遠になりながらも、いつもリリーを見守り続けていた。
スネイプはヴォルデモートとダンブルドアの『二重スパイ』だったが、リリーと同じ目のハリーを守ることを心に誓っていた。
また、ヴォルデモートはドラコに「ダンブルドア殺害」を命じたが、失敗すればスネイプが引き継ぐことになっていた。
そのことを理解していたダンブルドアはスネイプに自身の殺害を命じ、実行したスネイプはヴォルデモートからの信頼を得た。
時が来たらハリーにあることを告げよ。
だが、ヴォルデモートが完全に弱るまで待て。
やつがゴドリックの谷でハリーを殺そうとした時、リリーがみずから盾となり呪いをはね返した。
破壊されたヴォルデモートの魂の一部は、そばにいた唯一の生ける魂に宿った。
ハリーじゃよ。
だからハリーはへビ語を話せ、ヴォルデモートの心が読める。
ヴォルデモートの一部がハリーの中で生きてるからじゃ。
スネイプの守護霊はリリーと同じ牝鹿。
ダンブルドアの「今でも彼女を?」との問いに、スネイプは『永遠に…』と答えた。
真実を知ったハリーは、1人でヴォルデモートが待つ森へと向かう…。
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」結末
ヴォルデモートとの決戦前、ハリーは「金のスニッチ」から“蘇りの石”を取り出した。
すると、ハリーの目の前にジェームズ、リリー、シリウス、ルーピン先生が現れた。
ハリーは懐かしい人たちの「魂」に見守られながら、ヴォルデモートとの決戦の場所へ向かった。
ハリーは死の呪文(アバダ・ケダブラ)でヴォルデモートに倒されるが、気がつくとダンブルドアと不思議な世界で再会する。
ヴォルデモートの一部が横たわるその場所は、「キングズ・クロス駅」に似ていた。
君とヴォルデモートには、運命以上の絆があった。
君は、やつが期せずして作った“分霊箱”だった。
ハリーは「帰るべき」かどうかの選択を迫られるが、ダンブルドアはハリーに言葉(魔法)を与えた。
わしの卓見では、言葉とは尽きることのない魔法の源じゃ。
傷つける力も、癒やす力も持っておる。
ホグワーツでは、助けは「ふさわしき者」に与えられる。
哀れむべきは死者より生きている者じゃ。
とりわけ、愛なくして生きる者たちじゃ。
ヴォルデモートの攻撃を受けたハリーは動かなかったが、ドラコの母・ナルシッサの「ドラコは生きてるの?」との問いかけに静かにうなずいた。
一方、ホグワーツでは「ハリーの死」がヴォルデモートから報告され、全員がその悲報に打ちのめされた。
父親に説得されたドラコがヴォルデモート側に戻る中、ネビルは「グリフィンドールの剣」を取り出し、1人でヴォルデモートに立ち向かった。
するとネビルの勇気がきっかけとなり、ついに最後の総力戦に突入。
ハグリッドに抱えられて「死んだふり」をしていたハリーも起き上がり、あたりは激しい攻防戦となる。
ネビルはヴォルデモートに吹き飛ばされ、ドラコは両親と共にその場から立ち去った。
ハリーはヴォルデモートを引き付け、ロンとハーマイオニーは最後の分霊箱である「ナギニ」を狙った。
ロンの母・モリーはベラトリックスを粉々に打ち砕き、ハリーとヴォルデモートは一騎打ちとなる。
ロンとハーマイオニーはナギニに襲われそうになるが、直前で「グリフィンドールの剣」を手にしたネビルがナギニを切り落とした。
すると、最後の分霊箱が破壊されたヴォルデモートは力を失い、『ニワトコの杖』がハリーの手に飛んできた。
ヴォルデモートは勘違いしていたが、ニワトコの杖の「真の主」はハリーだった。
杖はハリーのことを「主人」と認識しており、ドラコから“武装解除”したハリーに所有権が移動していた。
やがてヴォルデモートは灰のように粉々になり、ついにハリーたちは勝利した。
ハリーは「最強の杖」を手に入れたが、杖の力を欲しなかったハリーは、橋の上から崖下に投げ捨てた…。
・19年後
結婚したハリーとジニー、ロンとハーマイオニーの子どもたちが「キングズ・クロス駅」からホグワーツへ向かおうとしていた。
ドラコ夫妻の姿もあり、みんなすっかり大人になっている。
ハリーの次男が「スリザリンになったらどうしよう?」と不安そうにつぶやくと、ハリーは息子にこう言った。
アルバス・セブルス・ポッター。
2人の校長からもらった名だ。
1人はスリザリン。誰よりも勇気のある人だった。
その言葉を聞いたハリーの次男はにっこりと笑った。
ハリーたちに見送られながら、子どもたちを乗せた「ホグワーツ特急」が走り出した。