永遠の0のネタバレと結末!キャスト陣もご紹介!
2022/08/25
今夜19時56分からの「金曜ロードSHOW!」に第38回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞ほか8部門を受賞した大ヒット作、『永遠の0』が早くも地上波初放送される。
百田尚樹の同名ベストセラー小説を岡田准一主演、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズを手がけてきた山崎貴監督のメガホンで映画化され、2013年12月21日に公開されたこの作品は、観客動員数は710万人を突破、興行収入は87億円を超え、記録と記憶に残る大ヒット映画となった。
今回は、日本中が涙した壮大な愛の物語『永遠の0』のネタバレと結末、豪華なキャスト陣をご紹介したい。
「永遠の0」キャスト
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「永遠の0」ネタバレとあらすじ
大学生の佐伯健太郎は司法試験に落ち、失意の日々を過ごしていた。
健太郎と出版社に勤める姉の慶子は、祖母である松乃の葬式で、祖父である賢一郎に自分は2人の本当の祖父ではないと伝えられる。
健太郎は慶子に頼まれ、血の繋がった本当の祖父である宮部久蔵のことを調べ始める。特攻で戦死した海軍航空兵だった。
人生の形跡がほとんど残っていない宮部久蔵は、大正7年の東京生まれで昭和9年に海軍入隊。
祖母である松乃と宮部久蔵は昭和16年に結婚。翌年に母である清子が誕生したが、結婚生活はわずか4年。
その間のほとんどを戦地で過ごし、昭和20年に戦死。享年26歳という情報だけだった。
宮部久蔵のことを調べ始めた2人だったが、「海軍一の臆病者」「命を惜しむ男だった」など、悪い話ばかりを聞いてしまう。
健太郎は、宮部久蔵に対する批判的な意見の多さに驚き、落胆の色を隠せなかった。
そんな中、宮部の部下だった井崎から宮部についての真実を聞かされる。
天才的な飛行技術を持ち、戦況を見極める目も持っていた凄腕のパイロットの宮部久蔵。彼は1人でも多く仲間を生きて戦場から返すため戦い続けたという。
その想いの裏には、妻である松乃との「絶対に生きて帰る」という約束があったのだ。
1941年(昭和16年)、宮部久蔵の能力が試される戦いが始まる。太平洋戦争の始まり、真珠湾攻撃だった。
宮部は筑波の航空隊に教官として赴任。そこで飛行科予備学生に特攻で死なせるための訓練、教育をしていた宮部は、国の命令であるとはいえ、罪悪感や後悔を抱いていた。
そんなある日、宮部のことを「臆病者」だと感じていた景浦は、宮部の戦機めがけて攻撃を行う。
しかし宮部は上手く攻撃を避け、景浦は宮部を打ち落とすまでは死ねないと心に誓うが、後に自分の考えが間違いだったと感じ始める。
ある日景浦は、部屋の片隅にうつろな目をして膝を抱えて座っている宮部を見つける。
宮部は自分の教え子達が特攻で日々死んでいく様を見て、「生き残る人間だったはずの、彼らの犠牲の上に自分が生き延びている」と涙を流す。
「特攻隊員の苦しみは、出撃した人間にしかわからない」
宮部は特攻を志願した。
「永遠の0」結末
特攻隊として出撃する朝、宮部は部下である大石の旧式の零戦と、自分の最新式の零戦を無理やり交換する。
宮部は敵船に向かって、うっすらと笑みを浮かべながら突撃。宮部は特攻により亡くなるが、部下である大石はエンジントラブルにより無事だった。
実は、天才的なパイロットだった宮部は、大石に託した最新式の零戦のエンジントラブルを見抜いており、部下である大石を助けるために無理やり交換したのだった。
部下である大石は、健太郎と慶子たちの祖父である大石賢一郎だった。
多くの戦争体験者の取材を重ね、祖父に話を聞きに行った健太郎たちは、賢一郎から「松乃を宮部の代わりに守る」と決め、彼女のもとを訪れて松乃の世話をするようになり、それがきっかけで自分と松乃が結婚したことを聞いた。
健太郎の前に、零戦に乗った宮部久蔵が笑いかける。