夫婦フーフー日記のあらすじは？実話ブログから生まれた感動映画！

5月30日（土）公開の映画『夫婦フーフー日記』。この映画は夫婦の実話ブログを基にした書籍「がんフーフー日記」に大胆な設定を加え、佐々木蔵之介と永作博美主演で映画化した、泣けるコメディ映画となっている。

川崎フーフを突如襲ったガンとの闘病ブログから生まれた映画、『夫婦フーフー日記』のあらすじとは？

出典：twitter.com/nandakanda325

基となった「がんフーフー日記」とは？

映画の基となった書籍「がんフーフー日記」は、ダンナこと清水浩司氏が、長年友人だったヨメと出会って17年目にして結婚、1か月後に妊娠発覚。その5か月後にはヨメの直腸に悪性腫瘍が発覚するという、怒涛の育児と闘病生活を送った夫婦の493日の記録だ。

出典：dwdw

”川崎フーフ”の名で記録したアメーバブログは闘病ブログとして人気を博し、2011年に書籍化され、さらには2012年３月にドキュメンタリードラマ『ヨメとダンナの493日～おもろい夫婦の「がんフーフー日記」～』としてNHK BSプレミアムでも放送された。

夫婦が駆け抜けた闘病生活の日々を綴った493日の記録は、日本中で話題を呼んだ。

・清水浩司氏の朗読

『夫婦フーフー日記』のあらすじは？

ダンナのコウタ（佐々木蔵之介）とヨメのユーコ（永作博美）は長年の友人づきあいを経て出会ってから17年目に結婚。

入籍直後に妊娠が発覚し、幸せの絶頂のさなか、ヨメの直腸に悪性腫瘍があることがわかる。

ダンナはそんな夫婦の状況をブログで報告する。やがてそのブログは、病と闘う夫婦の日々を綴るものになっていく。そして、夫婦待望の赤ん坊“ペー”が誕生。

出典：ぴあ映画生活

家族の未来が希望に包まれた矢先、ヨメの病状が悪化し始める。ヨメは最期に大好きなハンバーガーを食べ、その数日後に息を引き取った。

やり場のない怒りと悲しみに打ちひしがれていたダンナのもとへ、闘病生活のブログを書籍化しないかという話が持ち上がり、現実から逃げるように原稿に向き合うダンナ。

そんな彼の前には彼の心が見せる幻なのか、死んだはずのヨメがハンバーガーを食べながら現れる。

出典：maidigi

ふたりで、夫婦として過ごしてきた日々を振り返っていくうちに、互いに伝えられなかった思いに目を向けていく。

やがて、ブログには書かれなかった真実が明らかになる。

特別動画

まとめ

「他界したヨメが現れダンナと一緒に２人の過去を振り返る」という設定が大胆に加わり、夫婦でフーフー言いながら駆け抜けた、闘病生活を描いた夫婦フーフー日記。

実話を基にしたリアルなストーリーが、夫婦が共に生きる時間の大切さや、愛おしさを改めて考えさせられ、また感じさせてくれるだろう。

ダンナ役の佐々木蔵之介とヨメ役の永作博美は10年ぶりに夫婦役を演じるとのことで、2人の掛け合いにも注目したい。

夫婦で映画館に足を運び、夫婦の始まりの姿に思いを巡らせてみてはいかがだろうか。