アクアマンのネタバレとあらすじ!結末と声優も
今夜21時00分からの「土曜プレミアム」に、海が舞台のアクション映画・『アクアマン』が地上波初放送される。
海洋生物と意思疎通ができるスーパーヒーロー・『アクアマン』が公開されたのは、2019年2月8日。
「ワイルド・スピード SKY MISSION」のジェームズ・ワン監督がメガホンをとり、初登場した「ジャスティス・リーグ」でアクアマンを演じたジェイソン・モモアが続投している。
今回は、アメコミで生まれた海のスーパーヒーロー・『アクアマン』のネタバレとあらすじをご紹介したい。
「アクアマン」声優キャスト
「アクアマン」あらすじとネタバレ
1985年、メイン州・アムネスティ湾。
ある嵐の夜、灯台守のトムは岩場に打ち上げられた謎の女性を発見し、家に連れ帰って怪我の介抱をした。
やがて目を覚ました女性はアトランナと名乗り、政略結婚から逃げてきたアトランナは『アトランティスの女王だ』と言った。
そして住む世界が違う2人は互いに惹かれあい、一緒に暮らし始めた2人の間に息子・アーサーが誕生した…。
3人で幸せな生活を送っていたある日、トムたちはアトランナを連れ戻しに来た兵士たちに自宅を襲撃され、アトランナは2人を避難させて敵を撃退した。
しかし、トムとアーサーを守るためアトランティスに戻ることを決意したアトランナは、トムに『必ず戻る』と言って海へ飛び込んだ。
次は軍隊が来るわ。
私は必ず戻る。平和が訪れたら。
いつかここに…日の出の刻に。
また一緒になれる。
数年後…遠足で水族館へ出かけたアーサーが魚たちと「会話」していると、不思議に思ったクラスメイトからバカにされる。
すると、近くを泳いでいたサメが突き破りそうな勢いでガラスを叩き、驚いた周囲の客もすぐに水槽から離れた。
やがて振り返ったアーサーがサメに手をかざすと、何かを感じ取ったサメは急におとなしくなった。
その後…大人になったアーサーは海賊に襲撃された船から人々を救出し、「アクアマン」と呼ばれるスーパーヒーローになっていた。
この日も「ケイン親子」が率いる海賊団と対峙したアーサーは、華麗に海賊たちを倒しながら乗組員を救出した。
するとその直後、アーサーは父ジェシー・ケインが放ったバズーカで吹き飛ばされ、ジェシーは追い詰められていた息子デイビッド・ケインを救出した。
しかし、すぐに起き上がったアーサーはジェシーの肩にパイプを突き刺し、2人にすぐに降伏するよう伝えた。
するとジェシーは2発目のバズーカをアーサーに放ち、アーサーがよけた弾がパイプに命中して大量の水が流れ込んだ。
やがてジェシーは魚雷に足を挟まれて動けなくなり、デイビッドはアーサーに助けを求めたが2人を残してその場を去った。
取り残されたデイビッドは1人でもジェシーを助けようとしたが、助からないと悟ったジェシーはデイビッドを脱出させて『手榴弾』のピンを抜いた…。
そんな中、アトランティスの王でアーサーの異父兄弟・オーム王は海を破壊する地上人との戦争準備を進めていた。
大帝国を形成するつもりのオーム王は隣国・ゼベルのネレウス王と同盟を結んだが、ネレウス王にはその野望を見抜かれていた。
総攻撃には4国の同意がいる。
砂海(デザーターズ)は消滅、海溝(トレンチ)はただの獣の群れ。
甲殻(ブライン)とは敵対、魚人(フィッシァーメン)は腰抜け。
そなたの真の狙いは、4国の誓約を得て称号を手に入れることだろ。
海の覇王(オーシャン・マスター)のな。
すると、そこに地上軍の潜水艦が現れて魚雷を発射し、吹き飛ばされたオーム王たちはすぐに反撃を開始した。
オーム王はネレウス王を救出して潜水艦に接近し、三叉矛で潜水艦を切り裂いて「戦いは始まっている」とネレウス王に言った…。
そんな中、BARにいたアーサーは父のトムと酒を酌み交わし、酔いつぶれたトムを車に乗せた。
すると、そこにネレウス王の娘・メラが現れ、王の継承者であるアーサーに『戦争を止めて2つの世界を救ってほしい』と頼んだ。
しかし、半分が人間のアーサーは「王の器ではない」と断り、必死に説得するメラを残して家に帰った。
弟が王位を譲るとでも?処刑された女王の不肖の子に?
でもバルコはあなたを信じてる。王の三叉矛(トライデント)の場所を突き止めたの。
その矛を持てば皆がひれ伏す。継承権はあなたにある。
そんな権利は母と共に死んだ。
一方、オーム王と『取引』していたデイビッドは金貨を渡されたが、父を見殺しにされたデイビッドは「欲しいのはアクアマンだ!」と叫んだ。
地上の潜水艦は粗末だな。だが役には立った。
あんたの一族に邪魔された。
我々の一族ではない。取引は終了だ。
その後、帰宅途中のアーサーとトムは突然の「大津波」に襲われ、車ごと飲み込まれてトムが意識を失ってしまう。
すると、そこにメラが現れて2人を救出し、メラの特殊な能力のおかげでトムは蘇生した。
やがて街を破壊した津波が『オーム王の攻撃』であることを理解したアーサーは、メラと共にアトランティスへ向かうことを決心した。
そしてアーサーはバルコ(オーム王の参謀でアーサーの師匠)から泳ぎを教えてもらった崖に向かい、その“教え”を思い出しながら海に飛び込んだ。
アトランティス人は水中で呼吸できる上にその体は低水温と高水圧に耐え、
その目は暗部も見通せるのです。
母さんにはいつ会える? すぐですよ、王子…。
その後、メラの船で出入国警備を通過したアーサーはアトランティスに到着し、「空気ポケット」(王家の者だけ呼吸できる)でバルコと再会した。
バルコはオーム王が「海の覇王」になることを恐れており、継承権があるアーサーに『トライデントを手に入れて民に証明するのです』と言った。
そしてバルコはアトランティスの“神話”を語り、信じていないアーサーに「神話は事実です」と言った。
ポセイドンの矛から作られたアトランティスの初代王・アトランの矛。
伝説では、この矛には海を支配する力があると…。
アトランティスが海に沈む前、アトラン王が地上に君臨していた頃…王国は1つだった。
アトランティスの繫栄と技術進歩の時代、まだ地球は“平ら”だった。
その頃無限のエネルギーを発見。だがその力に取りつかれてしまい…あまりにも求めすぎた。
大帝国は海に飲み込まれ沈んだ。だが文明を滅ぼした力が未来への道を開いた。
我々は水中でも呼吸できるようになり進化したのです。一方で退化して野蛮化した者たちも。
アトラン王は自らの意思で姿を消した。
以来、王と矛を見た者はいない。
そしてバルコはトライデントのありかが詰まった「筒」をアーサーに託したが、直後にオーム王の部下に襲撃されてアーサーだけが捕まってしまう。
その後、オーム王の前に連行されたアーサーは戦争の中止を提言し、「戦争を止められるなら王座を争う」と言った。
するとオーム王はアーサーに『決闘』を申し込み、アーサーが勝てば「攻撃をやめる」と約束した。
やがてオーム王は母の形見(ブレスレット)を婚約者のメラに渡し、2人は民衆が待つ「炎のリング」で戦うことになった。
アーサーは母・アトランナの矛を持って決闘に挑んだが、水中で生まれ「最強の戦士」に育てられたオーム王は強く、地上では無敵のアーサーも劣勢に追い込まれた。
そしてアーサーはアトランナの矛を真っ二つに折られ、勝ち誇ったオーム王は民衆に向かって歓喜の雄叫びを上げた。
膝をついたアーサーはそのまま止めを刺されそうになるが、そこに船に乗ったメラが現れてアーサーは助かった。
まさかの婚約者の裏切りに激怒したオーム王はすぐに追跡し、2人が乗った船は攻撃を受けてマグマに沈んだ。
しかし、これはメラの「死んだふり」作戦で、2人は船から脱出してアーサーの能力で巨大魚の“口の中”に隠れていた。
やがて地上に出たアーサーたちはバルコに託された「筒」を頼りに、かつてアトランティスが栄えていたサハラ砂漠に向かった。
一方、オーム王はメラに渡したブレスレットで2人の現在地を特定しており、地上にいるデイビッドに海底の武器、アーマー、精鋭部隊を預けて2人を追跡させた。
その頃、サハラ砂漠を歩いていたアーサーたちは落ちた穴の先で「砂海王国」を発見し、かつてトライデントが作られた神殿に入った。
すると、そこには埃まみれの装置があり、メラが筒をはめ込むとアトラン王のホログラムが現れた。
この力を求めるなら真価を示せ。世界の果てを越え隠された海へ行け。
標はボトルの中を見よ。
真の王の手からのみ、道は示される。
やがて2人の足元からワインボトルと地図が現れ、2人は地図が指し示すイタリア・シチリア島へ向かった。
そんな中、オーム王は魚人王国のリクー王に戦争を反対され、強行手段としてリクー王をその場で殺害した。
さらに、王女を脅して国王に任命し、有無を言わせず「軍隊の出撃準備」をさせた…。
一方、アーサーたちは丘の上の城で「古代の英雄の石像」を発見し、アトラン王のヒント(真の王の手からのみ道は示される)を思い出したアーサーは『ロムルス』(ローマの初代王)の手にボトルを置いた。
そして望遠鏡のように覗くとボトルの底と針路が重なり、海の先に次なる目的地・「海溝王国」が示された。
すると次の瞬間、2人は突然の爆発で吹き飛ばされ、2人の目の前にデイビッドと精鋭部隊が現れた。
デイビッドはオーム王から受け取った武器やアーマーを改造しており、自身を「ブラックマンタ」と名乗ってアーサーに襲い掛かった。
そしてブラックマンタの攻撃を受けたアーサーは街中へ吹き飛び、部隊に追われるメラも街中へ逃走した。
やがて一軒の食堂に追いつめられたメラは店中のワインを操り、槍のようにとがらせて敵を殲滅した。
一方のアーサーはビーム攻撃でダメージを受けたが、激しい戦いの末にブラックマンタを海に落とした。
しかし、かなりのダメージを受けたアーサーはその場に倒れ、追跡に気がついたメラはすぐにブレスレットを破壊した…。
その後、アーサーが目を覚ますと船に乗っており、デイビッドが復讐の鬼・ブラックマンタになった経緯をメラに説明した。
また、アーサーはデイビッドの父を助けなかったことを悔やんでおり、次に向かう未知の海溝王国にも恐怖を抱いていた。
やがてアーサーは「引き返そう」とメラに言ったが、メラは自信を失ったアーサーを奮い立たせた。
弱さを見せるなと教わってきた。だから怒りと拳で問題を解決し、得意になってた。
だが今回何もできず思い知らされた。俺はリーダーでも王でもない。
半分の血だから自分に価値がないと?だからこそ価値がある。
あなたは陸と海の架け橋なの。あなた次第よ。
そんな中、オーム王はバルコが「アーサーに忠誠を誓っている」ことに気づいており、何年もかけてアーサーを“鍛え上げた”ことも知っていた。
そしてオーム王が裏切り者のバルコを牢に入れるよう命じると、バルコは『あなたより何倍も王にふさわしい』と言い放った…。
「アクアマン」結末
海溝王国に近づいたアーサーたちは、海溝の獣・トレンチの群れに突然襲われる。
数が多すぎるためアーサーたちが船室に避難すると、そこで発見した発煙筒をトレンチに向けた。
深海に棲むトレンチは光に弱くとても嫌がったが、埒が明かないアーサーたちは海に飛び込んだ。
やがてアーサーたちは激流に飲み込まれて離れ離れになるが、アーサーは意識を失ったメラを発見してジャングルのような『地球のコア』(隠された海)にたどり着いた。
すると、2人の目の前にマスクをした謎の人物が現れ、マスクを外した女性は死んだはずのアーサーの母・アトランナだった。
生け贄にされたはずのアトランナは20年間も生き延び、トレンチたちから逃げて地球のコアに流れ着いていた。
アトランナは「私を許して」とアーサーに謝罪し、トムの様子を聞いたアトランナは涙を流した。
なぜ戻らなかった? 入口はあるけど出られないの。
出るにはトライデントがいる。
だけど、あのカラゼンが守ってる。伝説の怪獣がここにいる。
アトランナは何度もカラゼンに挑んだが返り討ちにされており、アトラン王は『真の王』だけがトライデントを手にできるようにカラゼンに守護させていた。
やがてアーサーはトライデントを手に入れるため、カラゼンが待つ滝の奥深くに入った。
すると、そこには白骨化したアトラン王がトライデントを握っており、アーサーの前に巨大なカラゼンが姿を現した。
カラゼンは「混血で半海底人」のアーサーを認めなかったが、心の声を聞いてカラゼンと通じ合ったアーサーに驚いた。
すると、カラゼンは“アトラン王以来”の通じ合えたアーサーに興味を示し、「お前は一体誰だ?」と言った。
誰でもない。ここへ来る定めだった。
故郷と愛する人々を救うために。
トライデントは唯一の希望だ。
俺を拒むならば…奪い取るまでだ。
そしてアーサーはアトラン王の手からトライデントを引き抜き、アーサーはカラゼンも認める『真の王』となった。
そんな中、同盟軍を率いるオーム王は、残る「甲殻王国」と激突した。
やがて甲殻王を追い詰めたオーム王は自ら『海の覇王(オーシャン・マスター)』を名乗ったが、そこにカラゼンとトレンチたちを従えたアーサーが現れる。
アーサーは輝くトライデントを高々と掲げて雄叫びをあげ、その姿を見たバルコは「王の降臨だ」と言った。
やがて同盟軍とアーサーたちは激しい戦いを繰り広げ、オーム王はアーサーに一騎打ちを挑んだ。
メラは作戦として『死なないこと』とアーサーに伝え、アーサーにキスをして父・ネレウス王の説得に向かった。
その後、アーサーは激闘の末に「バルコの技」でオーム王を倒し、オーム王の矛を真っ二つにした。
膝をついたオーム王は「殺せ!慈悲はいらん!」と叫んだが、そこにアトランナが現れてオーム王を抱きしめた。
皆が驚く中、アトランナはアーサーが助けてくれたことを伝え、オーム王はバルコたちに連行された。
そして民に認められたアーサーは「アトランティスの王」となり、アトランティスの民とカラゼンたちは新王・アーサー王の誕生を心から喜んだ。
その後…いつものようにトムが桟橋を歩いていると、ずっと待っていたアトランナと再会した。
そしてすぐに駆け寄った2人は固く抱きしめ合い、トムは『やっと帰ってきた…』と言ってアトランナにキスをした。
一方、アーサーとの戦いで海に転落したデイビッド(ブラックマンタ)は、アトランティスの存在を信じる科学者スティーブン・シン博士に救出されていた。
やがて目覚めたデイビッドは、深海の守護神・アクアマンへの更なる復讐を誓った…。
アトランティスの技術?どこでこれを?
教えよう。だが先に言え。
奴はどこにいる?