『風に立つライオン』のロケ地3選!宇久島、鍋冠山公園、伊王島
2015/04/07
大ヒット上映中の映画、『風に立つライオン』。アフリカのケニアで撮影され、その撮影の過酷さでも話題となった。今回は美しい自然や夜景が綺麗なことでも有名な国内のロケ地「宇久島、鍋冠山公園、伊王島」の3つにスポットを当ててご紹介したい。
目次
長崎県・五島列島最北端 宇久島(うくじま)
出典:amebatoys
宇久島の特徴
・五島列島の最北端に位置する島で住所は「長崎県佐世保市宇久町」人口3,216人(H17)
・大浜海水浴場をはじめ美しい海岸があり、海水浴やキャンプに訪れる人も多い
・城ヶ岳は「五島富士」とも呼ばれており、西海国立公園に指定されている
・牛の放牧が盛んで、島から送り出す年間約1,200頭の子牛は、高級黒毛和牛として育てられる
・平原ゴルフ場はコース内にも牛が放牧されていて「日本のセントアンドリュース」と呼ばれている
・2009年には「島の宝100景」にも選ばれた
・島の宝100景とは?
国土交通省都市・地域整備局では、海とかかわる島々ならではの自然や歴史・文化、暮らしなどを映し出した景観を、島に暮らす人々に「島の宝」として再認識していただくとともに、日本の「宝」として多くの方々に知っていただき、島を訪れていただきたいという願いを込め「島の宝100景」を全国に公募し、このほど100景を選定いたしました。
出典:mlit.go.jp
撮影場所
長崎県・五島列島の最北端にある『宇久島』(うくじま)。この島は映画内で「胡蝶島」として、真木よう子が演じた”秋島貴子”一家が住んでいる架空の島として登場。平港、城ヶ岳展望台等で撮影された。
・平港
・城ヶ岳展望台からの景色
出典:sasebo99.com
宇久島の魅力
出典:佐世保市
アクセス
長崎・佐世保および福岡・博多から宇久・平港発着フェリーが運行されている。
フェリーの予約・問い合わせ
福岡県、博多港発着・・・・野母商船株式会社
長崎県、佐世保港発着・・・九州商船株式会社
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長崎の夜景スポット 鍋冠山公園(なべかんむりやまこうえん)
鍋冠山公園の特徴
・長崎港を一望できる眺めは長崎で1,2を競う美しさで、日本三大夜景、世界新三大夜景にも数えられている”稲佐山の夜景”にも引けをとらない。住所は「長崎県長崎市出雲2丁目144-1」
・観光客にはあまり知られていない穴場スポットで、ゆっくりと夜景鑑賞を楽しめる
・山の形が鍋をふせたように緑が茂っていることから、地元の人たちは『なべかぶりやま』と呼んでいる
・公園なので気軽に訪れることができ、駐車場も数台用意されている(駐車場は22:00~8:00は閉鎖)
撮影シーン
この公園では、真木よう子が演じた「貴子」が大沢たかおが演じた「航一郎」にアフリカには一緒に行くことは出来ないことを伝えた、とても切ないシーンが撮影された。
鍋冠山公園からの長崎港の夕暮れ
出典:niwa v
アクセス
グラバー園や大浦天主堂など観光名所の近くにある。
JR長崎駅から車で約20分
石橋電停から徒歩2分グラバースカイロードを利用し、グラバー園第2ゲートから徒歩約10分
リゾート地としての開発が進む 伊王島(いおうじま)
出典:honda
伊王島の特徴
・かつては炭鉱の島として栄えた。島全体が、釣りのスポットとしても有名。住所は「長崎県長崎市伊王島町」
・2011年3月に伊王島大橋(橋長876m)が開通。長崎市内中心部から車で約30分のアクセスが可能となった
・日本で初めての鉄造六角形の洋式灯台、伊王島灯台がある(ドーム型の天井は1度は改築されたが、130年以上たった今も現役)
・海に向かってそびえ立つ、伊王島のシンボル的存在「沖之島天主堂」は国の登録有形文化財に指定されている
・伊王島の絶景ポイント「夕陽ヶ丘展望台」では、美しい夕日が沈む様子を見ることができる
・天然温泉にスパ、釣りにマリンスポーツ、数多くの観光スポット、テニスやカラオケ等の娯楽施設まである伊王島はまさにリゾート地だ
撮影シーン
撮影は主に、沖之島天主堂近くの空き家で行われた。夜中の2時まで雨ふらしをしながら、妻・和恵を亡くした達雄が航一郎を責めて泣き崩れるシーンが撮影された。
・沖之島天主堂
出典:ioujima.web
・伊王島大橋
出典:hoshinabedon
・伊王島灯台
・夕陽ヶ丘展望台
出典:ioujima.jp
リゾート、伊王島
出典:ながさき旅ネット
アクセス
出典:楽天トラベル
・陸路
長崎県庁より車で「伊王島大橋」を渡り約30分。
・海路
長崎市大波止ターミナルから長崎汽船・伊王島経由高島高速船「コバルトクイーン号」にて伊王島港ターミナルまで19分
フェリーの予約・問い合わせ
野母商船株式会社
まとめ
今回は観光名所としても有名な3つにスポットをあててご紹介したが、どの場所も1度は行ってみたいと感じていただけたのではないだろうか?
歌から始まり小説、そして映画となった『風に立つライオン』。
豪華なキャスト陣が演じたロケ地を訪れ旅をしてみれば、なんとも贅沢な旅となるだろう。今回ご紹介した土地は歴史があり、大自然に囲まれ、また近代的な進化を遂げている。
この作品のファンに限らず長崎を訪れる際には、家族やカップルで是非とも足を運んでいただきたい。
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