スタンドバイミードラえもんのネタバレとあらすじ!声優キャストも!
2018/12/07
今夜21時00分からの「日曜洋画劇場」に、世界中を感動させたドラえもんのCG映画・『STAND BY MEドラえもん』がテレビ初放送される。
「藤子・F・不二雄生誕80周年記念作品」として製作されたシリーズ初の3DCG作が公開されたのは、2014年8月8日。
興行収入は83.8億円を超え、2014年度の興行収入では『アナと雪の女王』の254.8億円、『永遠の0』の87.6億円に続く第3位を記録している。
今回は、ドラえもんシリーズ初の3DCG作品・『STAND BY MEドラえもん』のあらすじとネタバレ、声優キャストをご紹介したい。
「STAND BY MEドラえもん」声優キャスト
「STAND BY MEドラえもん」あらすじとネタバレ
『STAND BY MEドラえもん』は完全オリジナルではなく、いくつかの原作を再構築したストーリーとなっている。
・未来の国からはるばると(第1巻)
・さよならドラえもん(第6巻)
・帰ってきたドラえもん(第7巻)
・雪山のロマンス(第20巻)
・のび太の結婚前夜(第25巻)
・しずかちゃんさようなら(第32巻)
・たまごの中のしずかちゃん(第37巻)など
何をやらせても冴えない少年・「のび太」。
そんなのび太のもとに、ジャイ子と結婚していた未来ののび太の4代あとの子孫(孫の孫)・セワシが22世紀の未来からタイムマシンでやってくる。
セワシがドラえもんと共にやってきた理由は、ご先祖様であるのび太の「悲惨な未来」を変えるため。
未来ののび太は自分で会社を起こしたが倒産し、莫大な借金を抱えて家族に迷惑をかけていた。
セワシはそんなのび太の未来を、今から変えるようにアドバイスしに来たのだ。
セワシは“世話役”のドラえもんを置いていこうとするが、ドラえもんは嫌がった。
しかし、セワシはドラえもんに「のび太を幸せにできないと未来に帰れない」というプログラムを埋め込み、ドラえもんを置いて未来に帰ってしまう。
のび太くんの幸せが成し遂げられたら、
すぐに帰ってこられるようにプログラムしておいたから。
もし君が「残りたい」と言っても、ムリやり帰されちゃうよ。
ないない!ぜったいにないない!
こうして、22世紀に帰ることができなくなったドラえもんとのび太の共同生活が始まった…。
小学4年生ののび太は、クラスメイトのしずかちゃんが好きだった。
ドラえもんもしずかちゃんとの結婚が一番いいと考えており、のび太の「恋」を応援してくれる。
やがてドラえもんの道具を使って『楽しい生活』を送るようになったのび太は、テストの点を引き上げたり、いつもいじめられているジャイアンやスネ夫にいたずらをしたりする。
しかし、のび太には道具を使ってもどうしても勝てない相手がいた。
その相手は頭が良くてスポーツ万能、そしてルックスも良い出木杉くん。
のび太は出木杉くんにだけは「絶対勝てない」といつも感じていた。
そんなのび太はドラえもんの反対を押し切り、道具でしずかちゃんの気持ちを手に入れようとしたが失敗する。
やがてのび太は自己嫌悪に陥り、しずかちゃんの側にいないほうがしずかちゃんのためになると感じて「虫スカン」(誰からも嫌われる薬)を飲んでしまう。
すると誰ものび太に近寄らなくなり、ドラえもんですらのび太に近寄らなくなってしまう。
のび太は「虫スカン」を一気飲みしたせいでその場に倒れるが、様子を見に来たしずかちゃんが飲み干した薬を吐き出させてくれた。
心配していたしずかちゃんはのび太を怒ったが、今回の出来事で『未来』はいい方向へ変わっていく。(しずかちゃんと結婚する未来)
君がきっかけをつかんだんだよ。
君の人を思いやる気持ちが、未来を変えようとしてるんだ。
その後、のび太が「タイムテレビ」で未来の自分の生活ぶりを確認すると、しずかちゃんが登山に行く様子が映し出された。
しずかちゃんはパッとしない未来ののび太を誘っていたが、坂道に弱いのび太はその誘いを断った。
のび太とドラえもんが「タイムテレビ」を早送りすると、そこには吹雪で友達とはぐれたしずかちゃんがいた。(未来ののび太は風邪で寝込んでいる)
その様子を見たのび太は「タイムふろしき」で未来ののび太と同じ姿になり、しずかちゃんを助けるためにドラえもんと共にタイムマシンで未来へ向かう。
やがてのび太が到着したのは大吹雪の雪山。
チームと離れてしまっていたしずかちゃんが、1人でロッジに向かうところだった。
のび太はしずかちゃんの助けになろうと頑張るが、逆にしずかちゃんに助けられてしまう。
・のび太は間違えて「世界地図」を持ってくる。(しずかちゃんはオートコンパスを持っていた)
・のび太は火を起こせない。(しずかちゃんがライターを貸してくれる)
その後、2人は近くの岩穴で休憩するが、しずかちゃんが高熱を出して倒れてしまう。(未来ののび太が風邪をうつした)
しずかちゃんは意識が朦朧とする中、「この間の返事、オッケーよ…。」とのび太に伝えたが、のび太には意味がわからなかった。
のび太は「どこでもドア」の所までしずかちゃんを運ぼうとするが、どこでもドアは吹雪で塞がれていた。
しずかちゃんを絶対に助けると心に誓ったのび太は、「未来のぼくに賭ける」と言って『とどけ!とどけ!とどけ!この記憶!』と叫んだ。
すると、その記憶が未来ののび太にとどき、2人は雪上バイクで助けにきた未来ののび太に救出された。
とつぜん思い出したんだ。というか、記憶が飛びこんできた感じ?
不思議な感覚だった。
自分に向かって言うのもヘンだけど、ぼくを信じてくれてありがとう。
のび太は未来ののび太にしずかちゃんを託し、しずかちゃんからの言葉を未来ののび太に伝えた。
すると、その言葉を聞いた未来ののび太はおおはしゃぎ。
しずかちゃんのあの言葉は、『プロポーズの返事』だったのだ。
「STAND BY MEドラえもん」結末
のび太とドラえもんは結婚式の様子が見たくなり、再びタイムマシンに乗って「結婚式」の前夜へ向かった。
すると未来ののび太はジャイアン、スネ夫、出木杉たちと夜を明かしていた。
一方、しずかちゃんが「本当にのび太と結婚してもいいのか?」を迷っていると、ドラえもんが『正直電波』を使った。
わたし不安なの。うまくやっていけるかしら?
やれるとも。のび太くんを信じなさい。
のび太くんを選んだ君の判断は正しかったと思うよ。
あの青年は、決して目立った取りえがあるわけじゃない。
しかし、人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことが出来る。
それが人間にとって、一番大事なことなんだからね。
彼なら間違いなくきみを幸せにしてくれると、ぼくは信じてるよ。
そして、そんな彼を選んだ君を誇りに思ってる。大丈夫、君の未来は絶対に明るい。
未来から戻ったのび太は、ドラえもんに「幸せだ~っ!」と叫んだ。
するとドラえもんの鼻が突然光りだし、セワシがセットした『成し遂げプログラム』が完了した。
ドラえもんは48時間以内に未来へ帰らなくてはならなくなり、プログラム上、2度とこの時代には帰ってこれなかった。
のび太がドラえもんから別れを告げられたのは、別れる前日。
のび太はドラえもんに「別れたくない」とダダをコネるが、ドラえもんも『成し遂げプログラム』には逆らえなかった。
その後、気を落としたのび太が空き地にいると、突然ジャイアンに喧嘩をしかけられる。
のび太はいつものようにすぐに倒されてしまうが、のび太はドラえもんが安心して未来に帰れるよう、ボロボロになりながら何度も何度も立ち向かっていった。
ぼくだけの力で勝たないと…
ドラえもんが…
安心して…帰れないんだ~!
やがてジャイアンは負けを認め、その様子を見ていたドラえもんは涙を流しながらのび太を抱きしめた。
翌日、のび太の部屋にドラえもんの姿はなく、机の引き出しも普通の引き出しに戻っていた。
そんなある日、ジャイアンが「ドラえもんに会った」と言ってきた。
しかしその日はエイプリルフール。嘘が許される日だった。
そんな嘘に怒りをあらわにしたのび太は、ドラえもんが残してくれていた『ドラえもんボックス』を使った。
ドラえもんボックスは、「その時ののび太に必要な道具が一度だけでてくる」というドラえもんの形の箱だった。
すると「ウソ800」(喋ったことが全て嘘になる薬)という飲み薬が現れ、これを使ってのび太はジャイアンに仕返しをした。
しかし、仕返しをしたのび太の心は晴れず、「ドラえもんは帰ってこないんだから。もう二度と会えないんだから…」と自分に言い聞かせた。
その後、のび太が落ち込みながら部屋に戻ると、なんと「ウソ800」の効果でドラえもんと再会できた。(ドラえもんが帰ってこないという事実が嘘になった)
のび太とドラえもんは涙を流して喜び、2人はこれからも一緒に暮らすことになった。
嬉しくない。全然嬉しくない。
ちっとも嬉しくない。ほんとに…嬉しくない。
これからも、ずっとドラえもんと…一緒に暮らさない。
暮らさないったら暮らさない。
ぜったいに一緒に暮らさない!