吉武広樹のプロフィールと経歴！「Sola」を経営する天才シェフ！

フランスのパリで全く予約が取れないと噂のレストランを経営している日本人シェフ、吉武広樹氏。吉武氏は2013年～2014年には日本航空（JAL）とのコラボレーションで、ファーストクラスとビジネスクラスの機内食も担当したシェフだ。今回はフランスのパリを拠点に活動し、ミシュラン１つ星のレストラン「Sola」を経営している天才シェフ、吉武広樹氏に迫る。

出典：yukinokano.exblog

天才シェフ「吉武広樹」氏とは？

プロフィール

経歴

佐賀県に生まれた吉武氏は、工業高校に入学するが料理人への夢を捨てきれず、福岡の中村調理製菓専門学校へと進む。卒業後に上京した吉武氏は、大人気だったテレビ番組「料理の鉄人」を見て憧れていた”フレンチの鉄人”こと坂井宏行氏に弟子入りをする。

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坂井シェフの元で６年間修行した吉武氏は26歳の時に世界の料理を学ぶため、１年間放浪の旅に出る。バックパッカーとしてアジア、シリア、ヨルダン、レバノンなどの中東諸国やヨーロッパ、アフリカ、アメリカ等世界40カ国を訪れた。バックパックの中身は調理器具でいっぱいだったそうだ。

2009年にはフランスに渡り、パリにある３つ星レストランの中でも予約を取るのが最も難しいと言われている「アストランス」にて修業を積んだ。当時フランス語を話せなかった吉武氏は、語学学校にも通いながら腕を磨いていった。

2010年にはシンガポールに「Hiroki88@Infusion」をオープンしたがすぐに閉店。やはりパリでの勝負にこだわった吉武氏は、2010年11月に「Sola」をオープンさせ、シェフとして活躍。

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2012年にミシュランより1つ星を獲得したSolaは、開始わずか２年でミシュランの星を獲得したということから、レストランの激戦区であるパリで今最も注目を集めている。

「RED U-35 2014」グランプリ獲得！

国内外から約350人が参加し、面接を含めて半年かけて審査が行われた「RED U-35 2014」において吉武氏は見事グランプリである「レッドエッグ」を受賞した。

・「RED U-35 」とは？

日本最大級の料理人コンペティションRED U-35 (RYORININ’s EMERGING DREAM)。夢と野望を抱く、新しい世代の、新しい価値観の料理人（クリエイター）を見いだし、世の中に後押ししていくため、これまでの料理コンテストとはまったく異なる視点で、日本の食業界の総力を挙げて開催する料理人コンペティションです。
出典：redu35.jp

「Sola」に安部首相も来店？

パリで注目を集めている「Sola」にはたくさんの有名人も訪れるようだ。最近話題を呼んだのは安部首相が来店予定だったのだが、残念ながら直前になってキャンセルになってしまったそうだ。これには吉武氏もネット上で残念がるコメントを投稿し、話題となった。

しかし一国の総理大臣が来店予定だっただけでも凄い。さすがは今パリで最も注目を集めているレストランである。サッカー元日本代表の中田英寿氏が来店したこともあるようだ。

出典：吉武広樹facebook

「Sola」を訪れた人たちの感想

パリの有名レストランSolaに行ってきたー！かわいすぎる料理✨ pic.twitter.com/g6p2wodLrI

— Sator_ism (@sator_ism) 2015, 4月 14

パリの星付きレストランSola☆本当に素晴らしかったです☆ごちそうさまでした！俺もがんばろっ！！ pic.twitter.com/OfWYIyfk7I — 田井 順也 (@junyacrunky) 2015, 3月 3

まとめ

専門学校を卒業してからの吉武氏の行動力は凄い。専門学生時代から世界を見据えての行動だったのだろう。

また吉武氏は世界を旅している時に、料理を作ることで宿泊代を免除してもらった経験があるそうだ。この経験が料理人としてのさらなる自信に繋がったと語っている。

自分の可能性を信じて、海外で自分の腕を試している吉武氏は本当に輝いている。日本での出店も期待せずにはいられない。

下の動画では吉武氏の熱い思いが伝わってくる。1:50秒あたりから。