ランペイジ巨獣大乱闘(映画)ネタバレとあらすじ!結末と声優も
今夜21時00分からの「土曜プレミアム」に、映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』が地上波初放送される。
巨大化した動物たちが大都市で暴れ回るパニックアクションが公開されたのは、2018年5月18日。
遺伝子実験の失敗で巨大化が止まらない3頭の怪獣たちは、大陸を破壊しながらやがて一か所に集結する。
今回は、1986年に発売されたアーケードゲーム「RAMPAGE」が原作の映画・『ランペイジ 巨獣大乱闘』のネタバレとあらすじをご紹介したい。
「ランペイジ巨獣大乱闘」声優キャスト
「ランペイジ巨獣大乱闘」あらすじとネタバレ
1993年、CRISPR(クリスパー)という新技術がゲノム編集による不治の病の治療に道を開いた。
2016年、その悪用を防ぐため、米政府はゲノム編集を「大量破壊兵器」と認定した。
シカゴの大企業・エナジン社は、宇宙ステーション「アテナ1」でゲノム編集の実験(ランペイジ計画)を行っていた。
ところが実験していたラットが巨大化して暴走し、1人生き残ったアトキンズ博士は脱出ポッドに乗って飛び出した。
しかし、アトキンズ博士の乗った脱出ポッドは機体の破損で爆発し、博士が持ち出した3つの『遺伝子サンプル』が地球に落下した…。
元特殊部隊員で霊長類学者のデイビスは、サンディエゴの動物保護区で働いていた。
モテるくせに人を避け、いつも動物と一緒にいるデイビスは、密猟者から助け出したアルビノ(先天性色素欠乏症)の白いゴリラ・ジョージと『親友』のような関係だった。
他のゴリラよりも優秀なジョージは「手話」でデイビスに考えや気持ちを伝え、人をからかうユーモアのセンスもあった。
そんな中、3つの『遺伝子サンプル』がサンディエゴ動物保護区、ワイオミング州のキャスパー、エバーグレイズ国立公園にそれぞれ落下し、サンプルを発見したそジョージ、オオカミ、ワニがその容器から噴出した「ガス」を浴びてしまった。
翌日、デイビスが出勤するとクマの死骸があり、胸に傷を負ったジョージが何かに怯えていた。
ジョージは手話で「悲しい、すまない」とデイビスに伝えて立ち上がったが、その巨大化した姿を見てデイビスは驚いた。
やがて仲間から連絡を受けたデイビスは竹林エリアに向かい、そこに落ちていたサンプルの容器を回収した。
一方、エナジン社を経営するワイデン姉弟は、サンプル回収のためワイオミング州の森に民間軍事会社のバークたちを派遣した。
バークたちは到着してすぐに破損した容器を確保すると、近くでオオカミが群れの仲間を惨殺したことを確認した。
すぐにオオカミが感染したことを理解したクレアは、ランペイジ計画を隠蔽するため、バークたちにオオカミを殺してでも「確保」するよう命じた。
その後、クマを殺したジョージは隔離されたが、ジョージの急激な巨大化と凶暴化は止まることがなかった。
殺処分を避けたいデイビスが頭を抱えていると、そこにエナジン社の元遺伝子研究者だったケイトが現れ、自身が開発したシステムを説明した。
クリスパーが変えるのは一度に1つのDNA。
私が開発したのは、全てのDNAを急激に変化させるシステムよ。
彼を治療できるのは私だけ。
するとその直後、突然暴れ出したジョージが檻を破壊し、保護区の外に飛び出して警察に包囲される。
デイビスは狙われているジョージを一旦は落ち着かせたが、ジョージはヘリからの銃撃を受けてその場に倒れこんだ。
一方、感染したオオカミ狩りに向かったバークたちは、地上とヘリからの攻撃を仕掛けたがまるで歯が立たなかった。
巨大化したオオカミはヘリに飛びついて墜落させ、バークたちは次々に襲われてあっけなく全滅した。
その後、騒ぎを起こしたデイビス、ケイト、ジョージは拘束され、ラッセル捜査官率いる「OGA(別種政府機関)」の政府輸送機に乗せられてしまう。
するとラッセルはデイビスとケイトの経歴を話し始め、デイビスはケイトが隠していた過去を知って驚いた。
エナジン社に入ったのは2010年。
同社を解雇されたのは2年ほど前。
さらに、会社のハードディスクを盗み懲役13か月となり服役した。
そんな中、ワイデン姉弟は感染したジョージたちの“DNA”を軍事利用するため、遺伝子操作された動物が反応する『低周波の電波』をエナジン社の屋上から発信した。
巨獣たちはこれを止めに来る。
輸送機の中のゴリラは? 暴れ出して墜落。
オオカミは軍が殺すから私たちはDNAを回収し… 兵器として売る!
やがて低周波を察知したジョージは輸送機の中で暴れ出し、兵士たちが銃で応戦すると積み荷の「爆弾」に引火してしまう。
やがて輸送機は大きな穴が開いて急降下し、デイビスはケイトにパラシュートを渡して先に脱出させた。
さらに、デイビスは気絶していたラッセルにもパラシュートを装着させ、ラッセルを背負って輸送機から脱出した。
その後、デイビスたちは墜落した輸送機を確認したが、そこにジョージの姿はなく、デイビスたちは救援に来たアメリカ軍と合流した。
一方、エナジン社にはFBIの捜査が入ったが、ワイデン姉弟は自分たちは被害者で、犯歴のあるケイトに責任をなすりつけようとした。
そんなケイトは病気の弟を救うために研究班に入ったが、やがてエナジン社に利用されていたことに気がついた。
弟が病気になり、絶望視されたけどクリスパーでなら救えた。
その頃クレアに雇われ、研究班の主任になった。
私が弟を救うため行ってきた研究を、DNA兵器に利用された。
それを破棄しようとして警備員に見つかったの。
私が刑務所に入りひと月後に弟は死んだ。お別れも言えなかった…。
その後、空軍基地に着いたデイビスたちは、ジョージとオオカミがシカゴの発信源に向かっていることを知る。
デイビスたちは米軍のブレイク大佐に市民の避難を訴えたが、デイビスとケイトはFBIの尋問を受けるため連行されてしまう。
すると2人は病棟の輸送用ヘリに目をつけるが、デイビスが兵士2人を倒したところでラッセルに見つかってしまう。
しかし2人は『解毒剤が必要だ』とラッセルに訴え、2人を信じることにしたラッセルはヘリの鍵と携帯をデイビスに渡した。
命を救われたからそのお返しだ。
法律を無視してるワイデン姉弟を懲らしめるためにも。
その後、軍の攻撃でもジョージたちを止められないブレイク大佐は、州兵に連絡して市民の避難と全兵力での攻撃を決定した。
ジョージたちが到着するとシカゴは大混乱となるが、さらに巨大なワニが川から現れ、3頭の巨獣は街中で破壊活動を繰り広げた。
やがて追い詰められたブレイク大佐は「空爆」を決定し、ラッセルはエナジン社のラボにいたデイビスたちに連絡した。
デイビスとケイトは冷凍保存されていた解毒剤(R-19)を発見したが、そこにワイデン姉弟が現れてデイビスが撃たれてしまう。
ワイデン姉弟はケイトを人質にして屋上へ向かったが、ジョージが到着すると弟のブレットは一目散に逃走した。
そして屋上にはケイト、クレア、駆けつけたデイビスが取り残されてしまうが、デイビスはわざと「ジョーージ!」と叫んで近くに引きつけた。
すると、ケイトは隠し持っていた『解毒剤』をクレアのバックに放り込み、ジョージにクレアと一緒に解毒剤も食べさせることに成功した。
「ランペイジ巨獣大乱闘」結末
一方、逃走したブレットは1階でラッセルに見つかるが、ラッセルはブレットの「PC」と引き換えに見逃すことにした。
するとラッセルは喜んで外に飛び出したが、ビルを出た瞬間に落下物に潰されてしまった。
やがて3頭の巨獣は屋上でアンテナを破壊したが、暴れまわった影響でエナジン社のビルが崩壊する。
屋上にいたデイビスとケイトは間一髪でヘリに乗り、ビルが倒れる直前にどうにか浮上した。
その後、2人は正気を取り戻したジョージと再開し、ケイトは空爆を中止させるためラッセルを探しに行った。
その場に残ったデイビスとジョージは2頭と対峙し、ジョージは先制攻撃を仕掛けてワニを吹き飛ばした。
直後にモモンガのように飛ぶオオカミとジョージが取っ組み合うと、デイビスは倒れたワニの前に立ってオオカミを銃で挑発した。
起き上がったワニはそのままデイビスを食べようとしたが、そこに勢いよく飛んできたオオカミが喉元を噛みちぎられてしまう。
そしてオオカミを倒したワニとデイビスたちは対峙するが、ジョージは何度も噛みつかれ、デイビスはワニが振り回した尻尾に潰されそうになる。
するとジョージは自分の身を投げ出して必死にデイビスを守ったが、吹き飛ばされた勢いで右胸を串刺しにされてしまった。
デイビスは乗ってきたヘリを起動させてガトリング砲とミサイルで攻撃したが、それでもワニを止めることはできなかった。
やがてヘリから飛び出したデイビスはすぐに追い詰められるが、そこにジョージがワニの「目」を狙って飛びかかってきた。
ジョージは自分の胸に刺さった鉄の棒でワニを仕留めたが、大きなダメージを負ったジョージはデイビスに看取られながら息を引き取った…。
一方、ケイトとラッセルから連絡を受けたブレイク大佐はその映像を確認し、シカゴの空爆を中止した。
その後、ケイトとラッセルも現場に到着し、3人は街を救ったジョージの死を嘆いた。
しかし、ユーモアのセンスがおかしいジョージは“死んだふり”をしており、芝居がバレたジョージはデイビスをからかい始めた…。